イタリアのドロミチ山塊には印象的な山岳が連なる。2005年、セッラ峠に向かう途中の峠道で車に揺られながら目にした何気ない山小屋は、放牧のためのものだろう。今では使われていないのか、屋根の石は大方飛ばされたのか、雪で流されたのか、半分は残ってはいない。
5月末のイタリアの田舎で、小さな川を見つけた。すぐにルアーを投げてみると、ナマズのような魚や、フナのような魚が次々と顔を出す。夕刻の一時をそんなふうに楽しんでいると、いきなり川辺の木々から綿毛が雪のようにゆっくりと降り始めた。やがてその綿毛は雨のように降り注ぎ、川面を覆い尽くした。
2010-06-27 15:29
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今晩は!
ドロミチ♪ なんともステキなお山の名前。
イタリアと云うと暖かい地方のイメージがありますけど、冬は厳しいのですね。このお写真の場所は標高が高いのでしょうか。
by キキ (2010-06-27 23:11)
イタリアはライセンスいりませんか?
オーストリアとスイスはたしか要りませんが、ヨーロッパは結構ライセンスが必要です。
ワタシもそれが面倒でなかなか手を出せません。
チェコの魚影は濃いそうなんですけど。
by 上海狂人 (2010-06-28 21:49)
こんばんは!
実はイタリアに10回以上行ってるんですが
観光はただの一度もなく
こんな素敵な風景に出会ったこともありません
あ〜、アルプス一万尺
行ってみたい、見てみたいです
by M (2010-06-28 23:23)
>キキさま
イタリアも北のほうはアルプスになるので、冬は厳しい寒さになりますね。この写真は標高も1000m以上の場所なので、5月とはいえ雪が残っているところもありました。でもきれいなところですよ。
by 川越 (2010-06-29 09:44)
>上海狂人さま
イタリアもライセンスが必要ですが、場所によって違いがあるようです。「こっち川は禁止だから、あっち側で釣りをしたほうがいい」と言われた事もあります。最初の頃はわからず「警察が来るぞ」と見ている人にいわれても意味が分からず、あわてて逃げた事もありました(^^;
by 川越 (2010-06-29 09:51)
>Mさま
イタリアに仕事とはいえ10回以上も行かれているなんて、うらやましいなぁ。きっと他の人に同じ事を言われているんでしょうね。イタリアの山岳地帯は道が狭くて、ガードレールのないところもあってけっこう恐い事もありますが、景色はきれいですね。イタリアの街中も好きですが、山もいいです。 以前標高3000mのベルニナ峠にあるホテルに数日滞在しましたが、高山病の軽いのになり苦労しました。人によっては順応すると低地に降りて高山病と同じ症状が出るようです。知人もそれで降りてから病院に行きました。
by 川越 (2010-06-29 12:43)