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姪達のはなし [その他]

仕事が一段落すると、頭に余裕ができるのかいろいろなことが思い出されて来る。私は怖い話しが好きというわけじゃないけど(どちらかといえば大嫌い)、なんとなく今日はいろいろな話しを思い出すので、私の姪達の話しをさらっと。
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これは相棒がマニュアルカメラで写した私の写真。ファインダーを覗いてもピンがわからないらしく、ちょっとお化けチック(^^; UVトプコール53ミリF2.0

前にも書いたことがあるかもしれませんが、私の兄の家族はお互いの「ちょっと感じる」家系が増幅されて引き継がれたのか、2人の姪、1人の甥がそれぞれちょっと変わっています。一番上の姪は子供の頃からちょっと感情が高ぶるところがあったのだけど、そうすると近くにある耐熱ガラスの器を割ったり、丼を割ったり、湯飲みに穴を開けたり、スプーンを曲げたりしていました。

その姪がまだ4歳か5歳の頃、よく部屋の隅を見ていることがありました。自分からはなにが見えているのかはいわなかったのですが、聞いてみると「いつも同じおじいさんがいて、ニコニコしている」といいいます。どんなおじいさんかひとつひとつ聞いてみると、どうやら容姿からは私のおじいさんに当たる人らしいことがわかりました。

おじいさんは私の子供時代にすでになくなっていたので、これは父の兄弟に心当たりを聞いてわかったことでしたが、おもしろいことに現在の彼女には自分のリアルな記憶としては残っていないようです。聞いても「そうだったらしいね」と答えるのもおもしろいなぁと感じます。

二番目の姪も後から思うとこの私のおじいさんを見ていたのかもしれませんが、中学から高校生の頃に「いつも同じおじいさんがいて不思議なんだよ」と教えてくれたことがあります。彼女いわく、電車に乗っていても、道を歩いていても、バスに乗っても、そのおじいさんに会うと言っていました。特になにかされるわけでもなく、ただ見ていたりすれ違ったり。彼女の目には家の中にはいなかったといいますが、外に出るといつも見守るように近くにいたようです。最初は「おかしいなぁ」と思ったようですが、そのうちに馴れてしまい、彼女も高校を卒業する頃にはおじいさんの姿を見ることはなくなったようでした。

3番目の甥は何かが見えるわけじゃなく、体に触れると悪いところがわかるらしい。触ると自分の体に痛みがあり、痛みの出たところが相手の悪い部分らしい。それは頭痛だったり、肩こりの軽いものから、内蔵など器官の悪い部分だったり。ところが彼も二十歳を超える頃からだんだんとわからなくなったという。

こうしたちょっと変わった経験は年齢が小さいときのほうが強いのだろうか。トンネルの中で「上にお姉さんがいる」と天井を見ている子供や、壁の中に何かを見ているのは子供が多い気がする。
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上海狂人

なにか催促しているようで申し訳ありませんが、こういう話は大好物なんです。
本人は一切そういう体験はないんですが。
ただかみさんは大嫌いなんです。
多くはないですが、そういう経験もありますし。
by 上海狂人 (2011-06-09 01:42) 

川越

上海狂人さま、こんにちは。いつもありがとうございます。

こういう話しってうさんくさいし、大人が話していると馬鹿みたいだし、奥様が嫌うのもわかる気がします。私もこの手の話をするときはちょっと迷います。奥様の経験談も聞いてみたいものです。
by 川越 (2011-06-09 12:41) 

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