プラハの印象

そういえば、プラハに行くと言ったは良いけど、プラハがどんな街だったかは書いていないような気がして来ました。行ったのは２度目ですが、今回はほんとに立ち寄り程度の日程なので、詳しいことは言えません。でも旧市街はエリア的にも歩いて十分に回れるし、旧ユダヤ人街など見所も十分です。

ヴルタヴァ川を挟んで対岸にはプラハ城が見え、朝晩は光がよければ美しい景色が見られますし、城までの通りもあちこち寄り道できる魅力的な街です。買い物が好きな人にも良いかもしれません。

同じ時期に２度行きましたが、前回はウールの帽子に手袋、マフラーに股引。それでも寒くてときどきバーなどでホットワインを飲んで暖まっていました。それが今回は寒かったものの、マフラーも帽子も手袋も必要なし。たった１日では比較はできませんが、過ごしやすいプラハでした。

ただ残念だったのがレストランでの食事がいまひとつだったこと。市場での食事はシンプルで食材の美味しさもあって良かったのですが、レストランでは塩味が強くて肉のうまみも、野菜のうまみもわからず。たまたまだとは思いますが、それが唯一の心残りでした。

タグ：テレエルマリート キャノン19/3.5

コメント 8

日本人の僕にはやはりこのような光景は憧れます。とても素敵な写真を見せて頂きありがとうございます。またこのようにお話まで聞けてありがたいです。

多くの写真家の先生方や写真好きの方々がこのような所に行かれるのは多かれ少なかれ同じような理由があると思います。憧れや物珍しさなど。
友人知人に様々な国から来たヨーロピアンがおりますが、物事の視点や考えた、そして美的観点などもいつも興味があります。

場所的にプラハはとても寒そうですが湿度とかはどうなんでしょうかね？僕は北米の冬しかしれいませんが、湿度が低いので同じ気温でも寒さも日本よりは厳しく感じません。家屋の中も同じです。（夏場も同じように快適です）
勿論マイナス10度以下になればキリキリとはきますけど。それからマイナス20度以下の極寒の地は外出に警報がでますしそりゃ寒いです。クルマで走っていて窓ガラスに氷の結晶が伸びていくのが見えますし（笑）　でも湿度のある寒さとは違うんですよね。

行ってみたいな～ヨーロッパ。　暮らしてじっくり見たり感じてみたいです。
by H.O (2013-11-20 03:55) 

塩気が強いのは仕方ないです。彼等はそれでもテーブルソルトをかけます。塩の味がしないと美味しいと感じないそうです。
by 上海狂人 (2013-11-20 08:46) 

>上海狂人さま、おはようございます。
そうなんですか！塩味が強いなぁとは思いましたが、あれが本来の味付けなんですね。市場でのスープは業界類のものも、キノコのものもどちらかといえば薄味でしたので、たまたま塩味の濃いところに当たってしまったのかと思いました。あれにさらに塩をかけるというのはすごいです。日本の感覚だと塩漬けになるような感じですね。前回はそれほどとは感じなかったので、今回は本来のプラハの味を体験できたということでしょうね。これはこれで貴重な体験でした。ありがとうございます。
by 川越 (2013-11-20 10:16) 

>H.Oさま、こちらにもありがとうございます。
写真を撮る目ってすごいなぁと感じています。私がよくおじゃまするブログの方達も、日常の中からとても素敵な写真を毎日撮っている方がいらっしゃるので、憧れてしまいます。

そういう方達は自分なりに好きな機材はあると思うのですが、私のように変な拘りはないし、手元にある機材を使いこなしている感じがします。上手な人は機材を選ばないと感じます。

でも私はボディにもレンズにも拘ってしまいますし、それがなければ写真しないと思います。やっぱり趣味だし良い写真を撮りたいけど、気に入った機材で撮るのが楽しいし、それでうまく写せたら最高です。

H.Oさんがいつも言っている自己満足ですけど、それが最初にあるのが趣味なんだろうなと思います。好みを外して大勢に受ける写真を撮れる人はプロでしょうけど、自分好みの写真を写して生活できる人は写真家でしょうね。

話しがだいぶ飛んでしまいましたが、プラハのこの時期は湿度が少なく感じました。すぐに唇が乾いて割れそうになるので、クリームが必要です。湿度は暑さ寒さに大きく影響するらしいですね。

気温が低くても湿度がないとそれほど感じないと聞いたことがある気がします。暑さも同様らしいですね。でも−20度はすごいですね。

−16度でサイクリングしたことがありますが、顔がチクチクと針に刺されているようでしたし、ボトルの水はすぐに凍ってしまいました。鼻息が無精髭に小さな氷柱を作り、笑っちゃいました。

来年は新潟の豪雪地帯にいるかもしれませんが、気温はあまり零度を下回らないと聞きました。それもおもしろいなぁって感じています。

なんにしても、ヨーロッパは日本とはあまりに違うので、どこに行っても目新しい感覚があります。H.Oさんも機会を作ってぜひヨーロッパに行ってみてください。イタリアなんて良いですよ。(^^)/
by 川越 (2013-11-20 10:41) 

３枚目の街灯写真、良いですね～。構図には入ってないですが、つい先ほど女と別れたばかりのジャンギャバンの後ろ姿が左奥に？
by con1951 (2013-11-20 12:01) 

>con1951さま
ジャンギャバンですか、古いですね。(^^)
望郷や地下室のメロディくらいしか知りませんが、渋い役者でしたね。別れた女はマレーネ・デートリッヒですね！ありがとうございます。
by 川越 (2013-11-20 12:48) 

川越さんの90mm、プラハの風景にピッタリですね。
今回の一連のお写真の中で90mmは一際光って見えます。
コレがコンディションの悪いレンズだと言われなければ、
僕は凄いレンズだな〜って思ってるだろうな〜＾＾
少し寒そうなヨーロッパの空気が伝わりますね。
by see6969 (2013-11-20 13:45) 

>see6969さま、いつもありがとうございます。

今回の旅行で、テレエルマリート90ミリはとても使いやすかったように思っています。ちょっとしたロングディスタンスでのスナップや風景には使いやすいし、このカビカビ、傷だらけのレンズがうまい具合に晩秋の柔らかな光に合っていたようです。

本来はすっごくシャープなレンズなんですけど、私のは順光の場合だけその言葉が当てはまるだけの、ボロレンズです。絞りも開放ではちょっとピンがないので、最低F4.0くらいが必要ですが、それでもけっこう外なら問題はないです。

ライツファンなら絶対に手を出さないぼろレンズも、使いようによっては良い感じになりますね。古いレンズや傷物レンズしか持っていないので、どうしても使いどころが限定され気味ですけど、それも含めてレンズは面白いです。この癖レンズ、気に入ってくれる方がいて嬉しいです。
by 川越 (2013-11-20 15:55)