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鋸の柄を付けようと思ったら・・・ [道具]

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昨日は1尺6寸の窓鋸に柄を付けようと、3年ほど寝かしてある桐の木を出してきた。すっかり乾燥して太さも手ごろで丁度いいので、柄の長さと太さを考えてカットした。人によっては両手で柄を持って引けるように長くすることもあるようだけど、長い時間引くには両手の指を交差させて引く方が楽だし長すぎると邪魔になる。それよりも一般的には楕円の柄をつけるけど、普通に円状の方がいい気がする。できれば端に行くほど若干太くした方が楽に引けるかもしれない。

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ところがカットした桐の木は太さは十分なのに、中の空洞が大きくて太さの割に肉厚がない。これじゃあ鋸身を差し込んでも割れてしまうし、押さえが効かずに動いてしまう。穴が細いのはまだ乾いていないので使えないので、今回は作業中止。予定を変更してイチョウの木で作ることも考えてみよう。
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micro

当地はかって琴の製造地でしたので桐が全国から集まっていたようです。しかし今はほとんど製造されれていません。
木工職人から桐は木でなく草と聞きました。写真の断面を見ても水管が多くて納得出来るようです。今は滅多に見れないものを見ました。

by micro (2017-06-23 16:02) 

川越

> microさま
良い桐の木は少なくなったと言いますね。桐箪笥も下駄もほとんど見なくなりましたから、それも仕方のないことかもしれません。
それに桐は木ではなくて草だという言葉も聞いたことがあります。確かに中に空洞があったり、やたらと成長が早かったり、雑草のように感じることがあります。
右の桐は3年前に切ったもので、左は今年切ったものです。同じ幹から出た枝ですが、密度がだいぶ違います。切った季節が春と秋なのでその違いなのか、面白いものです。今年切ったものは柔らかすぎず、鋸の柄に使えそうです。
by 川越 (2017-06-23 16:57) 

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