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カンナの刃でも毛が切れた [研ぎと目立て]

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最近は包丁や切り出しでは、髪の毛を持って断ち切ることができるようになったけど、カンナの刃ではこれまで全く切れなかった。今日は久しぶりに寸八のカンナを研いだついでに試してみたら、思いがけなくあっさり切ることができた。

使った砥石は京都、向ノ地町の赤ピンと呼ばれる当たりの硬いのもので、研いだ鉄の粉が微細なためにしばらくすると錆びて茶色く変色する。

見ての通り、まだ鎬から刃先までの部分も丸刃で、全然面が出ていないし、研ぎムラばかり目立つけど、かろうじて刃先だけは研げているみたい。でもノミやカンナは相変わらず持ち手が決まらずに研ぎが安定しないし、もちろん砥石に立つこともない。早くしっかり研げるようにならないと、刃物を使うことも躊躇しがちなので頑張らねば。
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FFfreak

 下記のアップに関することですが、
 玉鋼による刃物を欲しいと思って、細工物つくり用のコガタナを買ってしまいました。こよりを作るなどできるように、後ろ部分がネジのようになってます。
 ハイ失敗です。

 ピッケルもウッドの摩耗したものを買ってしまったなど、飾り物です。
 ま、今時重いウッドピッケルはないでしょう。冬山も行きませんし。

 仕事ではバイヤーだったのに、趣味の世界には失敗ばかりです。
by FFfreak (2018-03-16 14:37) 

川越

>Freakさま
玉鋼って惹かれますよね。カンナやノミ、鋸でもありますが、これまでに手にした玉鋼と思われる刃物は、ヤスリや砥石への当たりが柔らかでした。

ところがこの刃物の玉鋼はかなり硬く感じます。どうやら現代の玉鋼は、波紋を出すために成分が昔と違っていると何かで読んだ気もします。玉鋼なんてほとんど刀鍛冶以外には出回らないわけですから、実用面からは少し離れた材質になっているのかもしれません。

ピッケル、実はウッドのものが欲しくて、時々ヤフオクを覗きます。でも実用性はないし、山に行くには斧を持っていくから持てないしと、結局入札しない終わります。

冬になれば裏山はすぐに冬山なんですけど、そこを歩く時にはもっと長い木の枝を持った方が色々と有効ですし。でもなんとなく欲しいんですよねぇ。

仕事を離れると失敗というのはわかる気がします。仕事に当てはめたら、これはやらないよなぁと思うことが意外とあります。(^^;
by 川越 (2018-03-16 15:03) 

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