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これはシオデなのか? [山菜と木の実]

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昨年うちのそばで見つけたこの植物、今年も出始めたときから見ているけど、20センチくらいまでは赤っぽくてとにかく太いアスパラのようだった。

「親指のように太いシオデがある」とは聞いていたけど、どうも確信が持てなくて今まで採らなかったけど、特徴的な2本のヒゲが出てきたし、見た目はどうやらシオデのよう。今日はだいぶ伸びてしまったけど採ってくることにした。

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脇から出ている芽が既に鉛筆くらいありそうで、この1本で夕食に食べるには十分な感じ。でも本当にシオデかなぁ?この写真でわかる方がいたら教えてください。
タグ:シオデ
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コメント 7

おおむらさき

これこそが、「山アスパラ」「ショデコ節」のシオデです。ただ、このように脇芽が沢山出るタイプとそうでもないタイプがあるようです。30cm位の時に脇芽が出るところに薄い茶系統の葉っぱのようなのがあって特徴的ですね。折る時にここより上で折れば、そこから伸びたり花を咲かせますが、他の人に分かり易くなります。

この位大きいと、もう一度は2週間くらいで数十cm以内から生えてきます。それを採った事はありません。

杉林の下等に生えている鉛筆の芯位の太さのは、タチシオデです。

シオデは蔓草なので、太いもの程遅く出てきます。写真に写っている「ヒゲ」を長く伸ばして、周囲の木の枝等に絡み付いて、高いポールを支える様な感じになるような大物は、すっかり藤や葛や野茨などが蔓延って薮に入れなくなってから、その薮を覗いて廻るとトンデモナく太いシオデの茎と特徴的な脇芽の部分が見えてびっくりします。3mとか4mは真っすぐに伸びていたりします。

秋に落葉してから黒い実を目当てにすると意外に沢山大きい株が見付かります。
by おおむらさき (2018-05-30 15:23) 

川越

>おおむらさきさま
丁寧にありがとうございました。やっぱりシオデなんですね。この1本はミョウガがたくさん出る斜面に1本で出てくるんですが、1mくらいそのまま伸びていました。去年も見たんですけど、気にしていなかったので伸びた後にどうなったのかは確認しませんでした。今回は下の方の芽を2本くらい残してきました、道から普通に見えるところなので、わかる人なら採られていたでしょうね。もう1本、太めのものが出る場所があるので(そちらは藪です)、晴れたら見てきます。
by 川越 (2018-05-30 17:39) 

おおむらさき

このシオデもオオナルコユリと同じく水流の近くの湿気が有るところを好みます。シオデが生えるのは地面がしっかりしていて太陽が当たる時間帯があるところです。

より暗く、地面が泥濘るんで滑るようになってくると、オオナルコユリの好む環境になります。

シオデは、乾燥していなければ生えますが、
オオナルコユリは、「水が見えている」「泥濘んでいる」というのが好みです。「水が見えている」とは、地面が濡れているとか道路に水が流れているとかいう意味です。
by おおむらさき (2018-05-30 21:10) 

川越

>おおむらさきさま
このシオデはその例からは外れるかもしれません。日当たりはいいですけど、水気はない感じです。でももしかしたら見えないところで水脈があるのかもしれません。
by 川越 (2018-05-30 21:54) 

おおむらさき

シオデは、例えばスキー場のゲレンデにも生えていますが、ゲレンデって、基本的には谷ですよね。でも、土砂崩れ対策で一旦表土を掘り返して排水処理をしてしまったゲレンデには、ススキとかしか生えていませんね。

シオデは、地面が乾燥しているような場所には生えていないと思います。草や木が茂っていて、地面がしっとりしていれば生えると思います。

山腹を巻いている自動車道路の周辺は、乾燥している場所を選んでいますから、シオデも山菜も少ないです。鬱蒼としてくると、谷筋の日陰にはシオデが生えています。

私が良く行く妙高高原では、荒れた別荘地の敷地2軒分に地下水脈があるらしく、傾斜が有る上から下迄シオデやオオナルコユリが生えていますが、その隣はずっと乾燥していて蕨が道端に生える程度です。奥に行って澤があったり、沼地が近くにあるとシオデが生えていて、地面が泥濘るんで暗くなってくると、オオナルコユリの出番です。

シオデは、数メートル以上伸びることも多いので、鬱蒼としていても生えていますが、オオナルコユリは、精々1.5mか2m程度なので(特大はもっと伸びますが滅多に見つかりません)人が隠れる位の薮には無いと考えた方が良いと思います。間引きをしていて、日差しが点々と入っている杉林の中には、オオナルコユリも生えていますが、あまり太いのは見た事がありません。

太くても、30-50cmくらいになっても柔らかいので、
周囲に灌木の枝や棘などがあると傷つくのか苦手のようです。空間が確保されていて、環境が何十年も変わらないところ、栄養が豊富で、植生が豊かなところ、などなど色々な条件があります。

意外に、人家や田んぼの周囲の安定した植生のちょっとした狭い範囲に太いのが沢山あったりします。

妙高は、元々が湿地帯で人が住んでいなくて、最近観光化して人家や施設が増えましたので、人家や施設とは関係なくむしろ、湿地やその周辺の林床に生えていますが、場所によっては、古くから人が住んでいる周辺の道路と田んぼの間のちょっとした茂みなんかに生えています。
by おおむらさき (2018-05-31 07:38) 

おおむらさき

上記の「太くても・・・」以降は、オオナルコユリの事です。念の為。
by おおむらさき (2018-05-31 07:41) 

川越

>おおむらさきさま
毎度ありがとうございます。シオデはあまり積極的には探さないので、環境にも目がいきません。ナルコユリはなんとなく環境もわかるんですけどね。ここは変な土地なので、その気になって見ていれば、もっとあるのかもしれません。
by 川越 (2018-05-31 09:29) 

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