SSブログ

少し進歩 [研ぎと目立て]

L9999084-checker.jpg

切り出しの切り刃。上が刃先、左が切っ先。水気が拭き取れていなくて切り刃がムラムラ

昨日も砥石の記事だったけど、今日は刃物の記事で。というのも、刃先の研ぎが1歩だけ進歩したように思うから。どうも刃先というのは薄くすれば(鋭角にする)繊細な切れになるとも言い切れないようで、鈍角でも刃線さえ直線で乱れがなければ繊細な刃先になるらしい。

数日前誕生日にもらったイカ割き包丁を研いで、髪の毛を1本切ったらいい感じだったので、今度は包丁で切るのではなく、髪の毛を刃先に当てて滑らせて切ってみた。今まではできなかったことだけどそれができた。

別の刃物でもできるのか、今日は切り出しを研いで試してみたら、やっぱり切ることができた。どうやら刃先の研ぎはまた1歩進歩したようで嬉しい。

熟練の度合いには「1万時間」という基準があるらしい。月日に直すと1年3ヶ月と11日。これは24時間休みなしの計算なので、実際に費やすことができるのは1日多くても5〜12時間くらいとすれば、2年半から6年くらいだろうか。そのくらいの努力をすれば一つの作業はまともにできるということらしい。

自分のことを振り返るとソコソコのレベルに達したものは自転車になるけど、確かに最低限のレベルに達するには本格的にトレーニングと呼べるものをやり始めて4〜5年はかかっているし、ある程度満足できる程度に走れるようになるにはさらに2年ほど必要だった気がするので、あながち的外れな時間でもないのかもしれない。

ところで刃物の研ぎの方は何時間くらいだろう。精々300時間くらい?ということから想像すると、後20年くらい経たないと満足な研ぎはできない感じ。先は長いぜ。
タグ:研ぎ
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。