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舞茸は終わりらしい [キノコ]

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毎年田舎暮らしでは秋になると天然舞茸を食べるのが楽しみで、友人たちにも喜ばれていた。ところが西でも北でもキノコが豊作と言われているのに、自分の住む地域では全く出てこない。例年の1割程度といえば概ねあっているだろう。

今年まともな舞茸が取れたのは一度だけで、オオムラサキさんが連れてきた正統派フランス料理の名店、三田のコート・ドールのオーナーシェフ、斉須さんがわざわざこちらまで来ていただいたときだけだった。

このときは運よく立派な舞茸が2株採れて喜んで持ち帰ってくれたが、それがどんな料理になったのやら?私はフランス料理に限らず、料理のことなどさっぱりなので、料理人が「斉須」の名前を聞いただけで直立不動になるような相手なのに、道端で拾ったブナの実を生で食べてもらったり、あまり人気のないカノシタというキノコを持ち帰ってもらったりした。

でも今月中はまだ取れる可能性があると今朝は山を歩いたが、やっぱり全く舞茸の気配はない。取られた感じもないので出ていないのだろう。その代わり少し早いなめこが見つかった。と言っても、一度味噌汁を作ればおしまいになる程度。今年はナメコもあまり出ないだろうから貴重ではあるけど、こんな年は今年限りにしてほしいものだ。
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コメント 4

おおむらさき

本当に有り難うございました。
お世話になった舞茸、カノシタ、ブナの実に山椒や
おやっこと里山食堂の在来種野菜や和蓮根、放し飼いの鶏卵等は
大いに職人魂を刺激したようです。
これを機に交流が産まれて、
松代の生産者の方々が一層精を出すようになれば
私も嬉しいです。

舞茸は、自然相手ですから仕方が無いですね。
山葡萄の不作やサルナシの豊作など自然は奥深いです。
今年はこちらもアミガサタケが好天続きで壊滅的でしたし、
その後も8月の台風迄雨が殆ど降らず、小河川は干上がり、
雑木林の茸影も殆どありませんでした。
台風の雨で夏茸と秋茸が少しは出たものの、24号の強風による倒木や枝や葉っぱが暴れて地面も見えない位で、地面が見えるところも含めて
奇麗に根刮ぎ掃除されてしまったようです。
by おおむらさき (2018-10-21 13:42) 

川越

>おおむらさきさま
そういえば山に登って山椒の実も採りましたね、足が笑って仕事にならないなんてことはないでしょうね。(^^;

しかし今年は本当にキノコは散々です。でも日本全土で今年のキノコは豊作なんですよね、不思議なものです。

先ほど別のところを見ましたが、やっぱり出ていません。かわりにクリタケと山伏茸を採ってきました。もうキノコも終盤ですね。そういえばツキヨタケももう終わりのようで、すっかり溶けています。
by 川越 (2018-10-21 15:39) 

おおむらさき

舞茸は猪と鴨の付け合わせに使ったそうです。
豪快なお皿だったでしょうね。
天然舞茸の強烈な香りが良くたって、
運ばれてくるお皿は注目の的になったでしょうね。
30席近いので使いだすとあっという間でしょう。
貰ったはさ掛け天日干棚田米で舞茸ご飯や天婦羅も賄いで堪能されたようです。御飯舞茸という位に舞茸に御飯粒がまぶしてある位舞茸を入れたらとはいいましたが、どうなったことやら。

by おおむらさき (2018-10-25 14:13) 

川越

>おおむらさきさま
イノシシとカモの付け合わせとはすごいですね。天然舞茸は味はもちろん、香りも歯ごたえもしっかりしているので、野生の素材同士でも合いそうです。そういえばもうじきジビエの季節ですね。今年はどうなるかなぁ。それにしても舞茸ご飯じゃなくて、ご飯舞茸ですか。舞茸ご飯は美味しいですよね。コウタケご飯もいいし、キノコのご飯は美味しいです。今年は本当に残念です。振り返るとこの2年、オオムラサキさんが来ていただいているのに、いい時期に当たっていませんね。来年は頑張ります。
by 川越 (2018-10-25 15:44) 

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