季節が変わる [田舎暮らし]
田舎暮らしの1年は随分と早く感じるのは、歳をとったからばかりではないと思う。
春・夏・秋・冬。
睦月から師走の12か月、4つの季節がここではざっと12くらいには分かれているように感じるし、もう少しシビアに言えば24くらいになる気がする。もっともここの冬は長いから、もう少し少ないか。
昔の人は1年の移り変わりを立春から大寒までの「二十四節季」と言ったらしいけど、自然と共に暮らしていれば、それくらいで季節が変わっていくのを鈍い自分でも肌で感じる。
さて、もう水無月。晴れ間は出るけど、随分と湿度が増えてきた。今年の梅雨はどうなるのやら。雪が少なかったので、雨が降ってくれないと野菜も山も困るけど、かといって雨ばかりでも困ったことになる。
なんにしても、人の思うようにはならない。
野菜を作ったり、草花の相手をしたりしていると、この花が咲いたのでそろそろこっちが咲きそうだとか、そろそろどの種をまくとか、収穫は何時頃なんてことを日常で考えるようになり、季節はカレンダーといっしょではないことがわかります。
都会に住んでいると、季節はカレンダーやショーウィンドウで知ることになりますので、地方の暮らしの恩恵であろうと思います。
逆に言えば都会の喧騒を伴った西欧由来の祭りとは縁が無くなります。
by minton (2019-06-03 19:17)
>mintonさま
まったくその通りですね。もはや都会に出ると人の多さだけで目が回ってしまうので、田舎暮らしからはもう抜け出せそうもないです。でもそのおかげで人らしく生活できている気がします。これは都会人には難しいですよね。人それぞれですが。
by 川越 (2019-06-03 21:31)