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あちぃ〜 [田舎暮らし]

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もう9月になろうってのに、毎日35度越えって一体どうなってんの?今日は37度だし、これじゃあ死人が出るのもうなづける。おまけに明日は昼過ぎから道普請(田舎特有の共同作業で、集落の決められた道路の草刈りをしたり、側溝をさらったり)だし。これでも都会に比べればずっとマシなのはわかっているし、愚痴ってもしょうがないけど。

ところでカビが生えて捨てておいた里芋がしっかり成長して、先日は地主のばあちゃんに「育てるのがうまいねぇ」なんて褒められた。ただ生ゴミ捨て場にしている穴にカビの生えた芋を捨てただけなんだけど、じゃがいもにしてもそうだし、芋類は生命力があるんだろう。
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Yozakura

川越さま
 読み飛ばしていた一昨日のブログですが、掲載された写真をよくよく見れば、それは紛れも無く、縦長の里芋の葉です。昔、せっせと尾瀬ヶ原やその周辺を巡っていた頃は、里芋の仲間である「水芭蕉」を散々眺めてきました。
 長い葉は、里芋の特徴ですね。猛暑はまだまだ、続きそうです。お元気で。

by Yozakura (2020-08-30 18:06) 

川越

>Yozakuraさま
水芭蕉は里芋の仲間なんですか、知らなかった。小瀬の水芭蕉は昔は巨大なものが多かったように思いますが、今はどうなんでしょう。地元でも少し離れた山の中には水芭蕉が群生しているところがありますが、道から見えないところが多いので、観光には役に立っていないように思います。カタクリもそうですが、ありふれたものになってしまうとありがたみが薄れてしまいます。
by 川越 (2020-09-02 09:28) 

Yozakura

川越さま
 返信を拝見しました。

> 有りふれたものになって仕舞うと、有り難味が
> 薄れてしまいます。

 その昔、40年以上も前の話です。
 東北地方のやや奥まった、余り知られていない湖まで短い旅に出かけ、火山の噴火により河川が堰止めされ形成された小さな湖沼群を、夕食までの一時、自転車で順次、次々と走破。
 その後、宿泊客と宿のご亭主一家と一緒に、夕食の食卓を囲んだ際に、ご亭主の子供時代の苦労話を伺いました。

 「いやぁ、近頃は水芭蕉がとても評判になっていますが、私らの子供時代は、専ら牛や馬の餌でしたよ。この辺りなら、家の裏手や、使われていない沼地や湿地、川筋沿いの空き地なんて、水芭蕉だらけでしてね。
 で、学校から帰りますとね、大きくなった水芭蕉の葉っぱを鎌で刈り取り、家畜の餌に纏める作業が待っていました。大層な力仕事で、遊びは出来ない、体は疲れるばかり、といった按配で、水芭蕉なんてもう、視界に入って来るだけでも、ゲンナリでしたね-----」

 旅行客の観光目線と、地元農民の生活実感とでは、斯くも懸け離れて異なっているのか!----と暫し、唖然とさせられたものです。

 昔の思い出話し、失礼しました。

by Yozakura (2020-09-03 03:46) 

川越

>Yozakuraさま
Yozakuraさんも若かりし頃はサイクリストだったんですね。しかし水芭蕉が牛や馬の餌になるとは知りませんでした。 なんにしても人の生活排水が出るところは栄養が多いのか、水芭蕉もびっくりするくらい大きくなりますね。こちらの水芭蕉は小さいもので、これが自然の標準なのかなとも思います。しかし毎日異常な暑さですね。もう9月だというのに、これじゃあ今年のきのこは期待できないだろうなぁ。
by 川越 (2020-09-03 09:13) 

Yozakura

川越さま

 漸く秋めいて来た朝、過去の投稿を眺めていると、記憶の蔵の底に終い込んでいたエピソードを思い出しました。先日・9月3日の投稿にて登場して頂いた「宿の御亭主」の談話の続きです。

 少年時代の苦い思い出とは決して切り離せない

 「あの厄介な水芭蕉が今や、一大観光資源へと変貌し、観光客を誘致する切り札に出世したものだ!」

 と云う人生の皮肉な輪廻に、感傷を甚く刺戟されたのでしょうか、感懐を籠めた思い出話が続きます。

 ----あれは、今頃の時季だったでしょうか、五月の連休の賑わいも疾うに過ぎ去った頃の話しです。20歳代もやや半ばと思しき若い男性と、「その妹」と称する二人連れが、気候もすっかり佳くなった当地に旅行に来られましてね。この宿に暫く投宿して頂いたのです。
 いやぁ、私もこう云う商売ですから、お二人が兄妹ではなく、夫婦であるくらいは始めから分かっておりました。ただ、いろいろと諸般の事情もあるのだろう----と思い、知らぬ振りをしていただけです。
 いやぁ、それにしてもお二人は仲睦まじかったですね。隠そうとすればする程、まるで新婚旅行のような薔薇色の雰囲気が、ほんのりと漂ってくるのです。

 ----さて、それから何年も経った頃、花の名称を題名とする歌謡曲が全国で大ヒットしましてね。メロディーは甘く、とても唄い易い曲でした。で、或る日、新聞か週刊誌の記事を読んでいたところ、その作品の作曲者と妻が写真付きで紹介されているのに遭遇しました。
 勢い記事を手に取り、読み込んでみれば、あの時の「兄妹を名乗っていた夫婦」でしたよ。いえ、別に驚きでも何でもありませんでしたよ。
 ただ暫くは、この界隈で「ちょっとした話題」には、為ったものです----。

 昔の「やや奥まった観光地」には川越さん、中々に味わい深い逸話が眠っていたものです。お元気で。
by Yozakura (2020-09-12 12:48) 

川越

>Yozakuraさま
奥まった観光地の宿主ともなれば、いろいろな話があるんでしょうね。宿でなくとも、昔の話は興味深いものばかりで、時とともに消えてしまう前に少しでも聞いておきたいと思うことも多いです。もっともすでに伝承する人もなく、すっかり話す人も居なくなってしまった土地の古い伝承もすでに数え切れないほどでしょう。

私の若かりし頃の思い出を探してみると・・・はて、何も思い浮かびません。困ったもんだ。
by 川越 (2020-09-12 13:11) 

Yozakura

川越さま
 返信を拝見。それと公然と名乗るには、ちょっと憚る事情があった若夫婦が選んだ場所が、「主要な観光地よりやや外れた、メインストリートより少し引っ込んだ奥座敷のような場所」であり、其処は偶々、五月連休前後の喧騒を避ける目的から私が選んだ観光地でもあったのです。
 ただの偶然の一致に過ぎない----と云えば、それはそうなのですが、著名な作曲家の若かりし頃の嗜好と、私が選んだ土地とが一致していた事実は、観光客も少ない山村地帯にあっては、ちょっとした驚きで、軽くコーフンしたものでした。

 著名な作曲家の若き日の「お忍び婚前旅行」を肴にして、食卓の話題も大いに弾んだ所為でしょうか、偶々同宿した年上の旅行者ともすっかり意気投合したのが、旅先の夜の副産物でした。
 翌朝は、その年長の旅行者のクルマに図々しくも同乗させて貰い、更に知名度では劣る、マイナーな観光地を次々と巡ったものです。いや、こう書き綴っていて、恐ろしい事実に気付きました。
 その善意の塊のような年長の男性旅行者の好意に甘えて仕舞い、名前すら伺わない侭に、国鉄のローカル線の某駅前で別れたのです。芳名は素より、住所さえも聞かなかったのですから、礼状も出してはいない筈です。
 確かに、余りプライバシーに触れてほしくない雰囲気が、その年長の旅行者から醸し出されていたのは事実でしたが、これは一寸、遣りすぎだったのかも知れません。

 いやぁ、若き日の東北・奥座敷の旅、とんだ一幕でした。川越氏の聞き上手に甘え、ついつい筆が走り過ぎたかも知れません。お元気で。 
by Yozakura (2020-09-13 01:16) 

川越

>Yozakuraさま
奥座敷とはなんとなく惹かれる響きですよね。有名観光地、例えば箱根にもそんな風に呼ばれる宿があり、今はどうか知りませんがかつては有名人がお忍びで訪れたとか。もっとも一般人がそうと知るような宿に行くことが、お忍びになるのか疑問もあるところですし、そうした人知れず有名人が訪れるようなところは、既にどこにもないんじゃないかと言う気もします。

全く話は違いますが、以前港区の海岸沿いのそれこそ一般人が歩かないようなところにあったマンションの一角で仕事をしていた時、ときおり超有名芸能人が出て行ったり、帰ってきたのに遭遇したことがあり、こんなところに住んでいるんだぁと感心したことがあります。都会では意外なところで芸能人に出会すことがありました。

もちろん昔の大橋巨泉のように、伊豆に行けば概ね間違いなく11フィッシングの撮影現場や仕事が終わって一杯やっているのに出会すとか、新宿の外れの飲み屋でタモリが飲んでいるなんてのもありましたが、今時はやはりこんなことはないでしょうね。
by 川越 (2020-09-13 17:55) 

Yozakura

川越さま

 色々とコメントを寄せて頂き、有難う御座います。ただ少し時間を措いてみますと、川越さんが「気分も爽やかな誤解」を楽しんでいる最中に、夢から醒ますお節介焼きには、躊躇いが生じたのです。

> 若かりし頃は、サイクリストだったのですか-----
> 奥座敷とは、何となく惹かれる響きが----

 著名な観光地から隔たった、裏手にひっそりと佇んでいる様な地域だったので、それだけに観光客ズレも未だしておらず、サービスも充実していたのでしょう。
 若かりし頃の作曲家も、そうした素朴な雰囲気を好んで「お忍びの婚前旅行先」に選び、其処で「青春のモラトリアム」を楽しんでは、作曲に打ち込んでいた----と云うのが、専らの評判です。

 観光客はまず、殆ど訪れない越後の中山間部に広がる農村地帯----ブログを拝見する限りでは、御住まいもお気に入りの模様で、何よりです。
 お元気で。
by Yozakura (2020-09-16 13:01) 

川越

>Yozakura さま
度々ありがとうございます。
今は昔のような素朴な雰囲気というのも難しいでしょうし、ましてや人知れぬ宿ゆえのサービスなどというのも、夢物語でしょうね。今の夢物語といえば、せいぜいが混浴温泉で若い女性と一緒になった程度じゃないでしょうか。

ところで私の住まいはすでにYozakura さんはご存知だと思いますが、周りの年寄りたちにもよく不思議がられます。つまり知人も身寄りもないこの雪深く辺鄙なところに、なぜに移住したのか?その理由も「なんとなく、良さそうだったから」では、どうにも納得がいかないようです。

でも私にしてみれば、知らぬ人ばかりで気兼ねなく、自由に暮らせるのはなんとも夢のような場所。それにイワナも釣れるし、舞茸も取れるし、山菜も取れる。冬は雪深いとはいえ、あたり一面雪だらけになり、見えるのはウサギや狐、狸など動物の足跡ばかり。音もない雪の夜にはふくろうが飛び、カモシカが鳴く。すごくないですか?おとぎの国ですよね。

まっ、こうしたことをメリットとするなら、当然表裏一体でデメリットもあるわけですが、それはまあどうとでもなること。それが耐えられない人もいるわけですが、そういう人はやはりいつしかいなくなっていきますね。でも私はここが大好き。相棒に追い出されるまでは、ここで気持ち豊かに暮らしていこうと思っています。
by 川越 (2020-09-16 16:13) 

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