昨日の記事でアップした切り刃の欠け修正。たまたま注文していた荒砥が今朝届いたので、テストも兼ねて研いでみた。#320番という荒いもので、大きな刃先の欠けにはとても研削力が強くて助かった。
おまけに荒砥といえば普通はよく削れるものの、砥石の方もすぐに変形してしまうものが多く、研ぎの途中で何度も何度も平面の修正をしながら研ぐことになる。
でも今回の砥石は荒砥としては相当に変形が少ない。おかげで研ぎの時間も20分もかからないくらいで終えることができた。それなりに長時間かかることを覚悟していたので、これは嬉しい誤算だった。
川越様:
綺麗に直ってますね。
先ずは、川越さんの達者な腕による研ぎなのでしょが、そもそも、関の孫六ほどの刻銘入りでもないと、欠け刃の研ぎも利かないのでしょう。
40年以上も昔に買った、安物のステンレス包丁の刃に、二つも三つも大きな欠け損を抱えた侭、騙し騙しながら使い続けている私には、別世界の出来事です。お元気で。
by Yozakura (2020-09-11 10:55)
>Yozakuraさま
私はアメリカのナイフが好きだったので、適当な砥ぎは長いといえば長いのですが、包丁や大工道具のような繊細な刃物は田舎に来てから必要に迫られて始めたので、ほとんど素人のようなものです。でも刃物はどこまで切れるようになるんだろうと、好奇心を刺激されます。まだまだロクな砥ぎができませんが、終わりのない世界だと思っているので、いろいろな刃物を砥がせていただきながら追々成長していければと思っています。気が向いたら包丁持って遊びに来てください,
砥がせていただきます。(^^)/
by 川越 (2020-09-11 11:18)