夏のお気に入り

今年の夏も暑かったけど、夏といえばビール！そのビールを美味しく飲むために、グラスを冷凍庫に入れて冷やしたり、多少の工夫はしていた。でも今年すっかり気に入ったのが、もう15年以上も前にサントリーのモルツでもらったこの陶器のグラス。ちょうど缶ビール１本が入るくらいの大きさ。

何がいいかって、まずはありきたりだけど陶器製なので泡が細かくモチッとできる。ビールの泡って意外と味にも影響するけど、すぐに消えてしまう泡よりもきめ細かなクリームのような泡がよりベター。

陶器製なので口当たりが良くないと思われたけど、抜かりはない。しっかり唇が当たるところは釉薬が塗られていて、ざらつく感じもない。厚さも十分に薄くできている。

このグラス、陶器製なのでビールを注ぐとわずかに外に漏れてくる。それもガラスのグラスに水滴がつく感じじゃなくて、持ってもあまり嫌な感じがないし、滑ることもない。

何よりこのうっすらと外に滲み出てくる水分が蒸発して、気化熱でグラス全体を冷やしてくれる・・・気がする。その効果がどれくらいあるのかわからないけど、けっこう馬鹿にできない感じはある。

さらにこれがいちばんのメリットだと思うのは、このグラスにビールを注ぐと味がまろやかになる。苦味走ったビールが好きなど好みもあるだろうけど、嫌な苦味というか雑味が消えて口当たりの良い美味しい苦味になる。ついついビールの量が増えてしまう可能性があるけど、今のところ、大のお気に入りになっている。

コメント 4

コロナ渦で近所の酒屋さんがガレージセール?していて、そこで少ジョッキをただで貰ったので、今年の夏はそれをずっと使っていました。
効果としては、多少外飲み気分が味わえる。中身は第3のビールだけれど本物のビールの様な気がする。

ただしすぐ慣れてしまうので効果は一時的^^;

そういえばどっかに陶器のビアグラスあったな～。今夜はそっちにするかな
by やっ (2020-09-08 11:08) 

>やっさん
ビールにジョッキもいいですね。肉厚のジョッキはやはり美味しくなりますね。でも陶器のグラスもお勧めです。まっ、好みもあるのでいろいろ試してみるのもいいかもしれませんね。日本のビールは薄いグラスも良さそうです。
by 川越 (2020-09-08 17:21) 

ご無沙汰しています。コメントは・・。
陶器製のジョッキ類、解ります。あの泡、鼻の下にフワッ。
25年ほど前に手に入れた備前焼のジョッキがそれっ。窯元で2,500円程で購入。銀座辺りに運ばれて売られると、20,000円～30,000円くらいになるとか。買い物に、観光バス仕立てて乗り付けるも解る。
今は、中空のステンマグかチタンマグ(新潟アウトドア系)。帰宅後、缶ビールを冷凍庫へバシバシバッシッ、洗濯物仕掛けたりシャワーを浴びたりで30～40分。冷凍庫エリアには蓄冷材もギッシリなので、フローズン直前のビールが仕上がる。
旨い！
by やまっぴ (2020-09-08 22:52) 

>やまっぴ さま
いつまでも暑いですね。こちらはやっと早朝だけは涼しくなりましたが、夜はまだまだ厚さが残ってます。

陶器製のジョッキ、いいですよね。いまはステンやチタンマグも流行っていますが、破れないのはメリットだし、よく冷えるのもいいですけど、陶器製はほんとにいいです。それにしてもやまっぴ さんの文章はリアルに情景が浮かびます。文章、うまいですね。
by 川越 (2020-09-09 06:56)