寝袋を新調 [アウトドア]
約40年ぶりにシュラフを新調した。初めてシュラフを買ったのは30前後だったので、もう40年近く同じシュラフを使っていたことになる。そのシュラフはモンベルの化繊綿を使った♯3で、特別冬山用のものというわけじゃなかったけど、12月の八ヶ岳の小屋泊まりや奥日光の雪中キャンプ、春や秋の高原、もちろん毎年の山岳渓流の釣りキャンプでもこのシュラフだった。
よくもまあ劣化もせず、こんなに長いこと使えたものだと思うけど、まだまだ全然問題ないので、これからの相棒とのキャンプでもダメになるまで使うつもり。でも昨今の超軽量な山道具の流行から見れば、3シーズン用で1,100gオーバーのシュラフなどすっかり時代遅れ。
それに私の場合は移動は基本電車なので、背負う重量は軽いほうがいいのは確かで、このわずか240g(ダウン量130g)の軽いシュラフを1年近く悩みに悩み、時と共に値上がりが激しいのもあって一大決心で購入した。
シュラフとは言っても、正確には「キルト」と呼ばれるジャンルに属するもの。シュラフと違ってフードはないし、出入りに必要なファスナーもない。おまけにここが1番の違いだけど、腰から上の背中部分にはダウン自体がない。上半身はいわゆる掛け布団のような作りだ。
とはいっても腰から下はシュラフ同様の作りだし、体の線に添ったデザインがされていて、首元が狭くぴったりするし、同じダウン量のシュラフと比べれば、掛け布団の部分のダウンが多くなる理屈で、意外と暖かいらしい。
データはアテにはならないけど、限界温度/7℃、快適適温/13℃ということになっている。背中が空いているけど、背中にはマットがあるのでたぶん問題ないと思っている。6月の1.000mオーバーの渓流釣りでは雪渓が普通にあるので、夜中にはたぶん5度前後まで下がるけど普通に寝られたし、真冬にマットだけで(シュラフなし)雪の上で寝たこともある。たぶんこのシュラフも問題はない・・・だろう。
自分の場合はこれまで、暑ければシュラフには入らずに上に掛けていたし、テントやマットなしで外で寝るときにも、寒ければピニールシートにくるまって寝ても問題はないので、3シーズンなら軽いことは何より嬉しい。
と、こんな具合に道具ばかりが増えていくけど、肝心の山登りはいまだに計画さえ立っていない。今月か来月には一度は行きたいけど、どうも最初の一歩がなかなか出せない。思い切ってどこかに行けばいいんだけど、もうじきキノコシーズンが始まる。行けるかなぁ?
僕もモンベルの今は亡き#4です
それもダウンじゃないやつ笑
寒い時はダウンを着込んで調整しています
by minton (2024-09-07 14:13)
>minton さま
今週末も暑いですね。体調はいかがですか、楽になっているといいのですが。
minton さん、モンベル仲間ですね。それもダウンじゃないほうで。(^^)/私は#3ですけど、今はもう真冬にはどこにも行けないので、3シーズンで考えたら全然問題ないです。むしろ少し暑いことも多くて、もう少し暖かい時期用の軽いものを探していました。
この少し前にも超軽量スリーピングマット(山と道の製品)を手に入れたことを紹介しましたが、5ミリしか厚みがないのに意外と十分に使えたので、このシュラフもけっこう使えるんじゃないかと思っています。
by 川越 (2024-09-07 14:26)
そんなシュラフがあるんですね。それにしても40年持たせたのは凄いなぁ。
いや、それより気温1桁でマットだけで寝れるタフネスが羨ましい・・・
きのこ博学で魚も釣れてテントなしでFielderの服部さんの領域ですね。
by とら (2024-09-12 11:35)
>とらさん
シュラフはあまり使用回数がないのがここまで使えていた理由だと思います。年間使用回数はせいぜい片手ですから。それでも劣化もせずに使えていたのは、たぶん定期的に使っていたからかなと思います。案外仕舞い込んでしまうとダメになりますよね。
外で寝るのは、自分としては地面からの冷気が遮断されれば、あとはビニールシートを上にかける程度で案外大丈夫です。これは昔、秋田マタギが書いた本を読んで得た知識ですが、意外とどうにかなるようです。マタギは雪の中でもそれで一晩過ごしてしまうようですから、レベルが違いますが。前提はしっかり食べていることと、休めていることのようです。
by 川越 (2024-09-12 15:08)