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花粉症なのか? [田舎暮らし]

先週末に東京に行ってきたけど、まだほとんど冬で花粉も飛ばないところからいきなり花粉満載のところに出たせいか、ひどい花粉症になってしまった。もうかれこれ10年くらい花粉症には悩まされているけど、今年はひどい頭痛に咳、関節痛に手足の筋肉がやたらと攣る。おまけに熱が38.5分くらいまで上がったり下がったりを繰り返して、寒気と大汗の繰り返しで参る。しかし毎年頭痛と咳には悩まされているけど、今年は仕事を休まなければならないほど酷い。これからこの状況がしばらく続くかと思うと目の前真っ暗です。

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雪の溶けた山の斜面ではカタクリやイチゲなどが咲き始めたようです。
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イタチの巣穴 2 [田舎暮らし]

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金曜の夜から東京に出ていて昨日の夕方戻ってきたら、雪がびっくりするほど減っていた。東京では桜が満開だけど、こちらはまだモノクロームの世界。それでも気温がだいぶ上がってきたし、うちのカメ君ももう2週間もすれば冬眠から目覚めるかもしれない。

ところで玄関前に積もった雪の壁に作られたイタチの巣穴。すっかり隠れ家が溶けてしまい、どこかに行ってしまったようだ。その巣穴のあったであろうあたりを見てみると、何やら骨が2本残っていた(写真の左右に1本づつ写っているけど、わかるかなぁ)。冬の間に持ち込んだものだろうけど、よくもまああの小さな穴から持ち込んだもんだ。この巣穴は、入り口から1mほど中に入った、山椒の囲いにできた空間に作ったみたい。
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イタチの住処 [田舎暮らし]

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我が家の玄関前は屋根のないところに雪がまだ1mくらい積もっているけど、そこにイタチが住み着いているらしい。小さなトンネルができたのは随分前だけど、今はいないと思って雪を崩してみたら、どうやらまだ使っているみたいで、慌てて雪を少し戻しておいた。

「雪の中で寒くはないのだろうか」、「何を食べているんだろう?」と不思議になるけど、新しい足跡が穴の中に続くので、間違いなくここで生活しているみたい。子供が春になったら出てくるんだろうか?相棒は一度走り抜ける影を見ているけど、自分はまだ見たことがない。埼玉の川越ではよくバス釣りに行くと目にしたけど、ここでも見てみたいなぁ。

しかしイタチが屋根裏に住み着いて苦慮している人もいるらしい。おしっこや獣臭が混ざったかなりキツイ匂いがするらしく、同時にダニなども出てくるという。我が家には「コロコロ君」という不思議な音がするけど、これも実はイタチなのか?

でもうちには周りに蛇がたくさんいるせいか、ネズミも走り回らないし、ツバメさえうちには巣を作らない。イタチの餌になる小動物もいないはずだけど。それに今のところ匂いは感じないし足音も感じない。

第一イタチは煙が嫌いらしく、その点では我が家は薪ストーブがあるので結構嫌われても不思議はないのだ。夏の屋根裏は暑くてとても住み着いていられないだろうし。でも玄関前の穴も特にキツイ匂いなどはしないんだけど、足跡はイタチで間違い無いと思うけど違うのかなぁ?
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たまにはフィルムを通してみようか [カメラ]

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先週末に相棒の妹がふきのとうを採りに来た時に、「写真撮って」と差し出したカメラがなんとペンタックスSPだった。高校一年の時、カメラに興味持ち出して初めて自分で買ったカメラがこのカメラだった。

露出計が壊れていた上にISOもわからないというので、ダイヤル表示のままに絞りとシャッタースピードを合わせたけど、久しぶりの人間露出計はどうだったか?でも何もかもがカメラ任せで、全く不満のない写真が撮れる今のカメラと何と違うことか。これはいかにも写真を撮っている気にさせてくれると、新鮮な気分になった。

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すぐに手持ちのM3とコンタックを持ち出してみたけど、コンタックスは電気カメラ。壊れてはいないはずだけど動かなかった。でもM3は思っていたよりもずっと静かで、心地良い「コトン」という音と響きを指先に残してシャッターが落ちた。
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懐かしいファニーバイク [サイクリング]

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先日古い友人からメールが届き、上の写真が添付されていた。曰く「こんなのがヤフオクに出ていたから、落札しちゃったよ〜ん」というもの。続いて幾つかの写真が送られてきたけど、実はこのバイク、遙か30数年ほど前に仲間とレースに出るために作ったもの。このバイクが自分が乗ったものかは判断できないけど、懐かしく当時を思い出した。

今はルール改正で前後の車輪径が違うものは使えないけど、当時は問題なし。チームで走る場合、前輪が小さい方が前の人に近づけるので空気抵抗が少なくなり有利だった。

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この雑誌の表紙を飾っているのは同じカラーに塗られた私のもので、当時は専用パーツもなく市販のパーツを改造して使っている。部品の改造も楽しんでやっていた気がする。ディスクホイールはまだほとんど使われていなくて、革新的だった。

そういえばタイヤはイタリアの当時の最高峰、クレメン社にスペシャルタイヤを20本オーダーしたことを思い出した。100キロもてばいいので、ゴムは黒くなくて生ゴム色。耐久性は距離で130キロ程度で、世界選手権の100キロのレースに使われるものだった。今はこんなスペシャルタイヤは作れないだろうなぁ。

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レースの方は神鍋高原で行われ、4人一組で決められた距離を走るタイムレース。結果はどうだったか覚えていないけど、あと少しのところで入賞は逃した気がする。しかし車一台に自転車4台を積んで、兵庫までよく出かけたものだ。

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ともあれ、30年の時を経て当時の記憶が呼び覚まされた。メールの最後には「久しぶりに当時のメンバーと集まってワイワイやろう!」とあるので、次の日曜日には東京に行ってきます。
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ふきのとうを採りに [田舎暮らし]

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昨日、今日と相棒の妹が遊びに来た。春のふきのとうと、秋のなめこが目的で、毎年のお楽しみのようだ。今回は天候にも恵まれ、ふきのとうには少し早いと思っていたけど、思いの外しっかりと採ることができたので一安心。

そこで今日は限界集落からの奇跡の復活を遂げた、竹所集落にちょっとした観光に行ってきた。お目当てはこの集落に20年以上前に移住したドイツ人のデザイナー、カール・ベンクスさんの家を見ること。

古民家を改装して茅葺き屋根とドイツ風デザインの融合する家だけど、辺りの景色にうまく馴染んでいるように見える。

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おまけに竹所集落からほど近い、星峠まで足を伸ばした。まだ棚田は雪に埋もれて見えないけど、4月になればこの雪もかなり消えてしまいそう。
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カンナの刃でも毛が切れた [研ぎと目立て]

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最近は包丁や切り出しでは、髪の毛を持って断ち切ることができるようになったけど、カンナの刃ではこれまで全く切れなかった。今日は久しぶりに寸八のカンナを研いだついでに試してみたら、思いがけなくあっさり切ることができた。

使った砥石は京都、向ノ地町の赤ピンと呼ばれる当たりの硬いのもので、研いだ鉄の粉が微細なためにしばらくすると錆びて茶色く変色する。

見ての通り、まだ鎬から刃先までの部分も丸刃で、全然面が出ていないし、研ぎムラばかり目立つけど、かろうじて刃先だけは研げているみたい。でもノミやカンナは相変わらず持ち手が決まらずに研ぎが安定しないし、もちろん砥石に立つこともない。早くしっかり研げるようにならないと、刃物を使うことも躊躇しがちなので頑張らねば。
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使わない刃物 [道具]

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最近また少し刃物の話題が出ているので、使わない刃物の紹介を。このナイフというか切り出しというか、小刀(こがたな)といえばいいのか、刃渡は8センチ程度の小さなもの。

この手の道具としては、昨年田舎からもらってきた母の形見の切り出しが2つあるので、あえてこの小さなナイフを使う理由もないし、繊細な刃先というなら切り出しの足元にも及ばない。もちろん髪の毛を断ち切る程度の刃はつく。

実はこの刃物、自分ではやはり「小刀」といいたい。その理由は詳しい人ならわかるけど、波紋が出ているのが見えるかもしれない。材質は玉鋼で、小さくともれっきとした刀鍛冶が鍛えた刃(やいば)であり刀だ。

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「玉鋼だから切れる」なんてことはなくて、切れ味だけなら現代のステンレス系ナイフの方がずっといいと思う。それに研ぎには神経を使う。まっ、ほとんど刃物としては使わないので、刃先を痛めることもなく滅多に研がないんだけど。

刃物コレクションは実用的なものだけ残して手放したのに、こんな非実用的な刃物をなぜ持つのかといえば、恥ずかしながら山に入るときなどの気持ちのよりどころ、お守りのつもりでもあるし、この世には「おっかないもん」がいると思っている自分の、精神的なよりどころというわけ。

ただの刃物でもいいといえばいいんだけど、オートメーションで作られるよりは一つ一つ精魂込めて作られた刃物、できれば日本刀が魂のよりどころとしてはふさわしいけど、さすがに小刀(しょうとう)といえども日本刀はねぇ。見えたら捕まっちゃうし。(^^;
なのでしばらくは秋田の鍛冶屋がマタギのために鍛えたナタを持ち歩いていた。

いっときは折れた日本刀の切っ先でナイフを作ろうと思ったこともあるけど、切断した日本刀には神通力は期待できない気もして諦め、この小刀に落ち着いた。もっとも近くの山にはだいぶ慣れてきたので、最近はこのお守り刀はもっぱら引き出しにしまわれている。
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半年ぶりにMTB [田舎暮らし]

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今日は快晴で気温も二桁に上昇。明日も暖かくなるようで、もう雪が積もる心配もないだろう。ということで早速MTBを下ろして、今朝はバイトにも走って行くことができた。それにしても太陽はありがたい。何ヶ月ぶりかで玄関も台所も居間さえも網戸にしても外の空気が寒くない。室内にいるよりも外にいる方が暖かくて気持ちがいいけど、こんな日は椅子でも日向に持ち出し、のんびり本でも読みたい気分になる。
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イノシシ用皮剥包丁 [道具]

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今日は休みだったので、いつも何かとお世話になっているシェフにお礼をしようと、このイノシシ用皮剥包丁(鋼入りの鍛造)に手を入れていた。実は片刄の小さなナイフは少し前にあげたけど、やっぱり片刄だと骨から肉を落とし難いらしい。

小さいもので刃わたりは9センチしかないけど皮を剥ぐには十分で、弧を描く両刃の刃先が使いやすい。まずは皮剥用に刃先を荒砥石で仕上げ、顎の部分(手元の角)の刃を丸くして、指を当てる背や柄に入る部分の角を落とした。

おまけに柄を短くして、代わりに重りをグリップエンドにつけてカウンターバランスとした。見てくれは悪いけど、思いの外良いバランスになった。

ついでに桐の木で鞘を作ってみた。気に入ってくれるといいけど、この刃物でどんどん鹿やイノシシをさばいてもらい、そのおこぼれがもらえたらとの魂胆は見え透いている?(^^;
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最後の雪かな? [田舎暮らし]

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昨夜から今朝にかけて雪が降り、屋根には5センチくらい積もった。でもすでに地面が暖かくなってきているのか、雪が止む頃には道の雪も溶け始めた。山の斜面の雪も日当たりのいいところでは雪崩れてしまい、地面が顔を出している。そこからふきのとうも芽を出し始めた。これが最後の雪だろうか、いよいよ春が近いと実感できる。
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初めてのパン作り [田舎暮らし]

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田舎暮らしをしたら、庭にピザ釜を作って、パンを焼きたいという願望があった。もちろんそれがどんなことなのか、さっぱり知識がなかったわけで、未だにその夢は叶っていない。

でも今日はシェフにパン生地をもらったので、ストーブで焼いてみることにした。多分発酵が十分にできていないとは思うけど、とりあえずは適当に。でも外見はこんな感じにできたし、どうやら中まで焼けている感じ。次回はちゃんとパン作りをやってみたいなぁ。

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ちょっと切ってみたけど、中もちゃんとできている。底がちょっと焦げたけど一応はふっくらしていて、外はパリパリ、中はしっとりで自分で作ったこともあってとても美味しい。これは嬉しいかも。
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砥石(中砥) [研ぎと目立て]

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手持ちの天然中砥


「最近の趣味は?」と聞かれたら、多分「刃物研ぎ」というかもしれない。以前は刃物の平面を出せずにいたけど、その点では少しだけ進歩したようだ。切り出しやカンナやノミは平面が出せればとりあえずは切れるようにはなる。でも基本的に平面がない包丁は今でも難しい。

研ぎの世界も多分「これでいい」という終点はなくて、どこまでいっても「より良い研ぎ」の世界があるのだろう。

不思議なのは、「仕上げ砥」を使う前の「中砥」仕上げでも、以前は全然できなかった、髪の毛を指で1本持って切る程度の刃は付けられること。新聞紙を切れば確かに切れ味は「仕上げ砥」とは微妙に違うけど、鋭利さだけが切れに繋がるわけじゃないみたい。

第一、中砥で研いだ刃先は目で見ても微かな荒れが何箇所か見られる。もしかしたら、その荒れがきっかけとなって髪の毛が切れているのかもしれない。もちろん新聞紙を切ったときに引っかかるほど大きな荒れではないけど。

以前と同じ砥石を使っているのに、鋭利な刃先になるのは実感できるけど、今の状態は多分「仕上げ砥」が使いこなせていないってことなんだろうし、研ぎの手が安定していないってことかもしれない。

いくつかある「仕上げ砥」も、今のところは表面的な仕上がりの違い以外はわからないし、いつか仕上げ砥が使いこなせたら、全く違う感触で切ることができるのかもしれない。
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ウサギを頂いた(^^)/ [ジビエ]

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バイト先のシェフはハンターでもあるので、昨日はウサギを少しいただいた。もうハンティングシーズンは終わっているけど、駆除としてならまだ獲物をもらえる可能性が残っているわけ。もううちでは炭がなくなってしまったので、ストーブの中から少し拝借してアルミの小鍋の上でハツ、レバー、腎臓を焼いてみた。

実は先月鹿を頂いたけど、その肉は後処理が悪かったようでとても食べることができなかった(先にあげたタルタルステーキとは別ルートの肉)。でもこのウサギは淡白なはずだけどしっかり野生の旨味があって最高。野生の獣は変なものを食べていないので、旨味が違う気がする。

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後ろ足はストーブのオーブンで。ソースはワインを使って相棒が作ってくれた。ウサギといえば以前は淡白で鶏肉に似ていると思っていたけど、自然のウサギの味は淡白ではあるけど、内臓と同じでもっと濃厚な旨味がたっぷり、やっぱりジビエはうまいなぁ。

ウサギの足は幸運のお守りという話があったような気がするので、足先は外して干してみることにした。(^^;
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春の味覚 [山菜と木の実]

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昨日今日と好天に恵まれ、気温も上昇。屋根の雪も家の前の雪の壁もあっという間に20センチも低くなり、いよいよこちらでも春の気配が漂い始めた。そんな矢先、雪に埋もれたこちらでは食べられないだろうと、オオムラサキさんがからし菜の新芽を送ってくれた。

移住前は毎年春になるとからし菜の芥子和えやおひたしなどを食べるのが恒例となっていたので、早速スパゲッティにしていただくつもり。もちろん近所のジジババやシェフなどにもおすそ分け。一足早い春の味覚を楽しんでもらうことができた。感謝。
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