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とりあえず完成・モンキー・ヤマサンのインプレ [サイクリング]

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3つ前に出したMTBがどうやら一応のポジションも出せたし、パーツ交換もできるところはやり直した。ということでこれで一応の完成。できればタイヤを軽いものに交換したいけど、こちらは今のところ予算不足でしばらくはこのまま使うしかない。

中古パーツの寄せ集めで最新の機能はないけど、概ね満足できる使い心地。消耗パーツの交換がちょっと心配な部分もあるけど、これでまた相当の間は頑張ってくれるだろう。


まだ70キロ程度しか走っていないけど、概ねの性格はわかってきたので軽くインプレ。

フレームは時代に逆行してクロモリだけど、全体的に体に優しい感じ。ハンドルが軽いので上りのダンシングは得意。反面、オンロードのダウンヒルでは少し前輪荷重気味にポジションしたくなる。

なのでハンドル幅を少し狭くして(元は670mmあったものを540mmに)、ステムを70mmからロード用の100mmを逆付けにしてセッティング。最もフロントギアが2枚でトップでも軽すぎて足にかからないため、下りは足を回すことがないのでロードのように高速にはならない。

シッティングで踏み込むと腰が揺れる感じがある。ハンガーが揺れるというよりも、トップチューブからアールのかかったシートチューブにかけてのラインが少し弱いようだ。トップチューブからヘッドにかけての剛性もロードとは違うようで、多少ねじれが残っている。

上りは基本ダンシングと考えているのかもしれない。その効果は出ているように思う。フレームがそんな感じなので、ダートや山のシングルトラックで遊ぶには体に優しいかもしれない。飛んだり跳ねたりしてもコントロール性も保ちやすいかもしれないけど、このあたりのテクがないので自分には判断がつかない。

ホイールはシマノの型落ちXTR。レーシング用パーツなので耐久性が心配だけど、基本オンロードでの使用なので多分問題はないはず。タイヤがオンロードの一般的な用途のものなので、850gもある。

できればこれを450gくらいのものに交換したい。そうすれば前後で800gの軽量化。ホイール外周部なので重量以上に効果が期待できるはず。その分消耗が早いのは仕方がないけど、ここは体力的にも衰えている部分なので、なんとかしたいもの。

ブレーキは初めてのディスクブレーキ。効果は最近のオンロードバイクで体験済みだけど、やはりコントロール性はキャリパーをはるかに凌駕する。キャリパーではブレーキレバーへの入力を5段階くらいで調整していたとすれば、それが一気に10段階にできるような感覚。ダウンヒルやコーナーでも調整が気楽にできる。

最もディスクなら闇雲に安心というわけにはいかないので、スピード&重心コントロールはタイヤ次第かも。オフロードではフロントフォークとの組み合わせで、キャリパーではできないコントロールが可能になるかもしれない。

でも「日本の山遊び用MTB]と謳っている、「モンキー・ヤマサン」。性格はフレームに現れるけど、なかなか個性的な面白いバイクだと思う。
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