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重直のカンナ その2 [道具]

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先日ヤフオクで重直のカンナを手に入れたことを書いたけど、そのカンナを時間がある時に少しづつ修正している。研いでいるとは言い難いのは、このカンナの形があまりに崩れていて刃先を研ぐまでに至らないから。

多分前に使っていた人が電動工具の類で刃先をつけようとしたのか、刃の両側(肩の部分)が斜めに落ちていて刃先が一直線にならない。おまけに刃先自体も裏から斜めに削れていて(両刃ふう?)カンナ刃自体の裏が出ない(平面にならない)。研いだ感じでは電動工具で焼きが入っている感じはしないのがまだ救いだけど・・・。

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この写真の白く光っているところが平面の出ているところだけど、刃先はほとんど当たっていないし、カンナの両側(左右の辺)はまだ全然当たらない。ここの平面が出ないと、台に正確に歯が取り付けられない。

これでどうやってカンナを台に仕込んだのか不思議だけど、一緒に付いてきたカンナ台を見ると納得。とにかく今あるカンナに合わせて、着けばいいという感じに彫ってある。当然変な力が加わり、ヒビが入っている。刃物自体は悪くなさそうなんだけど、これじゃあ木は削れなかっただろうなぁ。使えるようになるまではまだ相当時間がかかりそうだ。
タグ:研ぎ
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