SSブログ

戸狩野沢温泉から関田峠越え [サイクリング]

DSC_9176s-checker.jpg

写真を拡大してもらえると、中央に登って来た道がちょっと見えます

今日は休みなので夏の間に行ってみたかった峠に行ってきた。長野県と新潟県の県境に位置する関田(せきだ)山脈。その長野側の斑尾山から新潟の天水山までの尾根上に延びる全長約80㎞のロングトレイルが信越トレイルで、かつては信濃と越後を結ぶルートとして16もの峠道が存在した。

これまでにも信越トレイル上にある伏野(ぶすの)峠、野々海(ののみ)峠、天水山(あまみずやま)近くの三方(さんぽう)峠などを走ってきたけど、今回はこの中でも一番標高の高い関田峠1,100m。この峠は上杉謙信の軍用路や塩の道として重要視され、その後も信越交流の大きな役目を果たしてきたらしい。しかし、信越線、飯山線の開通に伴い、物資輸送の役割は消滅したのは多くの主要峠道と同じだろうか。

でもこのコース距離は70キロ余りだけど、心配なのは獲得標高が1,760mもあること。地図を見て貰えばわかるけど、いきなり15キロの登りで始まり、その後もアップダウンばかり。でも新しいマウンテンはギアも軽いので、それだけを頼りに行ってきました。

DSC_9169s-checker.jpg

駅を出たらすぐに登りで、最初の5キロに50分。つまり1キロに10分かかっているわけで、この計算でいくと峠までは150分。2時間半もギコギコ漕がなければ到着しない。8キロ地点の池ですでに疲労困憊。腿もピクピク怪しい動きで、しばし冷たい風に当たって休息。

峠では天気が悪そうだし、風があったら凍えそうなので、時間を逆算して峠まではあと3キロ未満のところでお昼。ところが食べたあとに走り出したら、一つ先のカーブを抜けたら峠でした。(^^; 

峠からは日本海なども見下ろせるはずだけど、ここ数日は雨ばかりで峠も雲に包まれて残念。でも下りは登りの鬱憤を晴らす快適さ。元気な人にはいいコースだと思います。

DSC_9154s-checker.jpg

しかし新潟にもスキー場はたくさんあるけど、長野の景色は全違う。なんとなく長野の景色はダイナミックでかっこいい。でも峠に登っている時は雲に入って全然景色は見えず。それに時間はやっぱり計算通り。幸い雨に降られることなく、5時過ぎにはなんとか家に到着。70キロを7時間で、平均時速はトホホの10キロ。(^^; 来月は夏の終わりとして、また長野に行ってみたいなぁ。あっ、でも秋の長野もいいんだよなぁ。

今回のコースはこちら

nice!(1)  コメント(2) 
共通テーマ:旅行