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今年最後のヤフオク [道具]

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手持ちの鉋はいくつかあるけど、台がちゃんと使えるのは寸八と呼ばれる少し大きめのもの。ちょこちょこ削るにはもう少し小さい方が軽くて扱い易いので、小さい鉋が欲しいと思っていた。

けれど、ヤフオクで安いものはかなりひどい台の場合が多くて、なかなかこれといったものがなくて手に入れる機会がなかった。ところがこの2枚の鉋刃は寸六と寸三と言うちょっと小さいもの。おまけに寸六のほうは使ってみたかった一枚刃。

刃のほうは古そうで、銘はあるものの聞いたこともない。台も割れはないけど鉋歯はかなりガタガタなので他に入札はなく、2つで1,000円なりとラッキーだった。

この休みに時間が取れたらしっかり研いで、使えるようにしようと思う。でも時間がかかりそうだなぁ。
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いよいよ雪との戦いが始まった [いなかの伝承]

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今年はクリスマスが過ぎても雪が降らず、ずいぶん楽をさせてもらったけど、ついに降り始めてしまった。結構な振り方なので明日にはそれなりに積もるだろう。まぁ、これが本来の姿でもある。頑張ろう。

ところで、この木で出来た鍬(すき)は以前のこの家の住人が置いていったもので、そのまま使わせてもらっているけど、常々どうして木で出来ているのかわからずにいた。昔の人ならいざ知らず、現代では鉄製の鋤でも鍬でもシャベルでもあるので、わざわざ木で出来たすきを置いている理由がわからなかった。

この道具、こちらの方言で「こすき」とも言うらしい。漢字で書けば「木鋤」である。ねばりがあり、折れることなく、かつ軽いブナで作るという。「こすき」の形は鋤に似ていて刃が広い。必要な用具だからどの家でもあるし、今でも店先で売っている。

でも今では雪堀の道具は便利になり、金属製でもアルミやステンレスなどいくらでもある。雪を退かすにはエンジン付きのものもある。それでもどこにでもこの木の鋤が置いてあるのはなぜ?

それは万が一雪に埋まった人が出た場合に、いち早く掘り出すためには体を傷つけにくい木の鋤でなければならなかったのだ。金属の鋤やスコップでは体を傷つけてしまい、場合によっては致命傷にすらなりかねない。低体温症で死ぬまでわずに30分。傷つけないようにのんびりやるわけにはいかないから、こすきはなくてはならない道具だったのだ。

気がつかなかった。雪に埋もれるのは山で雪崩にあうときばかりじゃない。屋根から落ちたり、雪深いところに沈んだり。人力で助け出すには不可欠の道具だったのだ。今更ながらにやっと気がついたけど、遅すぎるよなぁ。
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クリスマス [田舎暮らし]

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クリスマスの今朝、朝日が昇ると裏山が照らされて木々が赤く染まった。その上に月が出てかっこよかったけど、今シーズン初めての霜が降りて霜柱が立った。結構気温が下がったようだけど、どのくらいかな?-6度くらいになったんだろうか。明日の夕方からはみぞれになり、明後日からはずっと雪の予報で、いよいよ本当に冬が始まりそうだ。それにしても今年は雪がなくて助かる。
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今年のクリスマスは雪がない [田舎暮らし]

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今年最後の連休にして、今年が最後の天皇誕生日。比較的のんびり過ごせているのは写真通り、今年は雪が降らなくて楽ができているから。

月末からは降るようだけど、そんな話はこれまでにも何度かしているけど、今年はいつも嬉しい方に予報が外れている。多分今年は雪のない正月を迎えられそうだ。でもそんなことを思っているとギャフンと言わされそうな気もするので、油断しないようにしなければ。

明日はクリスマスイブ、I wish you have wonderful Christmas! 通じるかな?外国語はいつも赤点でした。(^^;
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刃物研ぎが上達する最短の方法 [研ぎと目立て]

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なんて偉そうなタイトルだけど、自分の場合劇的に変化した方法があるので、もっと切れる刃先、刃持ちがいい研ぎをしたいと思う人には参考になるかも。

と言っても刃物を抑える力の加減とか、砥石の選び方なんていわゆるテクニック的なことじゃなくて、もっと短絡的。というのは写真にあるようなルーペを使って、いちいち研ぎ具合を確認すること。

その都度確認することによって、自分がどこを研いでいるのか、どんな刃先になっているのか、カエリは残っているか、残っているなら欠けているのか、めくれて刃先に張り付いているのか、そんなことを確認し、どうしたらバリが取れるか、狙った刃先にできるかの工夫をするだけ。

指先はかなり繊細でミクロのバリも感じるけど、さすがにそのバリが板状なのか捲れて丸まっているのかまでは判断できない。それに刃先を研いでいるつもりでも微妙に刃先に当たっていないこともあるし、刃線が一直線に研げていないことも確認できる。

これを確認できるか、自分の思い込みだけで研いでいるかで、仕上がりが大げさでなく全く違ってくる。より良い砥石を買うのも確かに必要だけど、手持ちのものがあるならそれを十分に使いこなせば、今までとは違った刃がつけられる。

お薦めなのは100倍、慣れてきて1μ以下の繊細さを求めるようになったら300倍。最初は50倍くらいが使いやすいかもしれないけど、使った感じは中途半端かも。

やみくもに自分なりに研ぐことも、いろいろ考える意味では無駄とは言えないけど、最初からルーペを使っていたら、今の研ぎになるまでの時間は半減どころか1/3になっていたと感じる。
タグ:研ぎ
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新しい中古砥石 [道具]

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先日ヤフオクで良さそうな中古砥石のセットを見つけたので入札していたら、思いがけず落札してしまった。思いがけずというのは3本で1,600円という安さなので、まさかこの値段で落札できるとは思わなかったため。

上の写真を見てもらえばわかるように、まともな形なのは左の1本だけ。真ん中のものは古いレンガが壊れたのかって代物だし、右のはかなり擦り減って変形している。

右は青砥と呼ばれる中砥で、かつてはあちこちで採掘できたらしいが、現代でも通用する砥石は少ないようで良いものに出会うのは難しい。

真ん中の崩れたレンガは愛媛の伊豫砥か、熊本の備水砥と思って入札したが、左は長崎か和歌山の大村砥というすでに採掘を止めた荒砥で、現代のステンレスメインの刃物を研ぐと石だけが減るような代物。どれもこんななので、あまり興味のない人は手を出しづらかったのだろう。

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どれも古いものらしいので、洗って少しだけ平面を出してみた。するとレンガの壊れたような砥石は、綺麗な細かい縞模様がでてきた。とても柔らかいけど、目の細かい粘りのある砥泥が出るが、いくつか刃物を当てていると伊豫砥の古い荒砥のような気もしてきた。贔屓目たっぷりだけど、これは伊豫砥の中でもなかなか見つからない部類の石じゃないだろうか。

大村砥も大きなものは少なくほとんど目にしないけど、荒砥の割に目が細かいし、炭素鋼はそれなりに研ぐことができる。でもこの砥石は他の砥石の面を均すのにととても具合がいいので、その用途で大きなものが欲しかった。

当たり外れの大きな青砥も目が細かく、硬めで、包丁などはこの砥石だけで仕上げても問題がないくらい。こうしてみるとどの砥石もとてもいいもののように感じて、古い貴重な砥石を安く出してくれた出品者に感謝しなければいけない。

思えば昔・・・と言ってもほんの半世紀前までは、どの家庭にも野菜を切る菜切り包丁と魚をさばく出刃包丁は普通にあって、切れなくなれば砥石で研がれて使われていた。砥石は誰もが使うものだけに悪いものは自然と淘汰され、今よりはずっと良い石が当たり前に流通していたのだろう。
タグ:天然砥石
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カンナの刃ってこんなに曲がるの? [道具]

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昨日手持ちのカンナの刃先が鈍くなってきたので、久しぶりに研いでみた。ところが概ね研ぎ上がったところ、寒さと指先の疲れでついポロっと鉋刃を落としたら、運悪く砥石の角に当たって刃先が1ミリほど欠けてしまった。

その鉋刃を今日研ぎ直したんだけど、なんと刃先から10円玉くらいの半円形に刃先が凹んでいるのが見つかった。目で見てもわからないけど、砥石に当てると当たらない部分があるのですぐにわかる。

写真ではほとんど凹んだ所はなくなっているけど、まだ刃先の2ミリくらい凹んでいる部分が残っている(砥石に当たらないので錆びて黄色く見える)。2時間くらい荒砥で研いだけど、指先の皮が無くなる方が早そうなので今日はここまで。しかし本当に軽く触れただけだと思ったのに、刃物ってかなり繊細だとしみじみ。でもヒビが入らなかったのはラッキーなのかも。
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今年2度目の雪は根雪になりそう [田舎暮らし]

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今朝の雪は思ったほどじゃなくて、積雪10センチというところ。でも今日は一日中降りそうだから、明日の朝には30センチ近くなるかも。今年もついに根雪が始まった。とりあえず今年は怪我がないように、注意して頑張ろう。
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薪ストーブの小梅が運転開始 [薪ストーブ]

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今日から一週間はとりあえず雪が降るらしい。今晩は降雨量が一時間あたり8ミリになる時間帯もあるので、明日の朝には除雪車が出てくることになるのだろう。そういえば昨年も初雪で除雪車が出たけど、うちの前の坂が上がれずに除雪できなかったのを思い出した。今年も本格的な冬が到来だが、今年はどのくらい積もることやら。

でも先日も煙突を取り付けた記事をアップしたけど、今日は雪も降ったので「小梅」の火入れの儀を行った。「儀」というほど大げさなものじゃないけど、とりあえずはこれでこの小型のストーブ(煙突も)もちゃんと使えることがわかり、ゲストが来ても寒いことは無くなりそうだ。

それにしても今までは暖房している部屋のドア一枚向こうは寒くて外のようだったのに、この小さなストーブのおかげで一階はとても快適な環境になった。毎日火を入れたくなってしまいそうだ。
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新しい鋸 [道具]

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先日ヤフオクでたまたま目にした在庫品の鋸を手に入れた。4本で2,000円なりで、これじゃあ在庫整理としても元は取れないだろう。色を見ると会津のものかもしれないけど、それほど古いものじゃないので、鋸趣味というよりも現実的な普段用の道具として手に入れた。まあ普通に切れるし満足している。でも4本あったら死ぬまで使っても使い切れないだろうから、誰か欲しがる人がいればプレゼントという手もあるかも。

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柄の部分はまっすぐで山で使う鋸とは違うけど、これはこれで廃材などを切るには使い勝手が良くて、こんなのが欲しかった。今までは上の写真にある黒い鋸を使っていたけど、こればかり使うと減っちゃうので、惜しみなく使えるのが欲しかったというのが素直なところ。

黒い鋸は、東京小石川の鋸鍛冶「中屋市五郎」のもので、以前両刃鋸の2本とで3本まとめて1,000円で買ったものだけど、作りは全く違っていて今回の4本とは比べ物にならない。こちらは半分コレクションかな。
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煙突の取り付け終了 [薪ストーブ]

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丸一年遅れたけど、どうやら雪のシーズンには間に合うように煙突が取り付けられた。もっと簡単にできると思っていたけど、やってみると案外色々な状況が出てきて難しいものだ。やっぱり本職の人はすごいという、当たり前の事実に今更ながらに関心。

しかし玄関先の鉄パイプで作った屋根といい、正面と横の壁の色が違うといい、1本目の煙突が短いといい、やっぱり相当見すぼらしい感があるのは致し方なしかな。
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グミの切り落とした枝を貰ってきた [道具]

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今年の冬はどうしたことか、雪の予報は出てもなかなか降り始めない。さすがに今週末からは毎日雪の予報なので、いい加減降り出すとは思うけど、まだ周りの木々も紅葉の葉を落としていないものも多い。

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ところで先日、グミの木を剪定している家があったので、切り落とした枝を貰ってきた。太さは細いもので直径3センチ、太いもので5〜6センチくらいのもの。この辺りの山にはグミの木はないし、太い枝もなかなか目にしないので、これは結構嬉しい。

グミの木は粘りがあるのか、金槌やナタなど打ち込む道具の柄に使うとショツクが緩和されて具合がいいらしい。どんなもんだかわからないけど、とりあえずは2〜3年寝かせて乾かしてから使ってみよう。
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薪ストーブの設置がなかなか難しい [薪ストーブ]

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昨年買ったものの、予算不足で煙突がつけられずに実働は今年の冬に持ち越していた小さな薪ストーブの小梅。やっと煙突の目処がついて取り付けにかかったけど、作業に入ったらまたしても頓挫している。

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外まで煙突を出したはいいけど、壁との距離をもっと出したいのに、煙突を支える足の長さの関係で思うようにいかず。その影響で雨どいにぶつかりそうだし、電線も気になる。雪が積もったら張り出した屋根からの雪で煙突が押されそうだし、困ったなぁ。金曜日からはしばらく雪の予報なんで、なんとかしなければ。

今年の冬は雪が遅いのはいいけど、その分冬の準備が色々やれてしまうので忙しい。これはこれでありがたいやら困ったやら。(^^;
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