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手作りカトラリー [木工]

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手作りなんて呼べるようなものじゃないけど、冬の間に暇があるとキャンプで拾ってきた白樺の木や、倒したイチョウや栗、ブナの木を使って、幾つかのカトラリーの類を作ってみた。もともとは切り出しの砥ぎ具合を確認するつもりで始めたけど、せっかく木を削るならと思いつきで始めたもの。

大きなフォークの溝がちぐはぐなのは、幅を決めかねていたため。かっこ悪いと不評だけど、自分用だし問題はない。ただ、もう少し1本1本の溝を広く取った方が良かった。

スプーンはカップの大小のほか、深さもあって結構使い勝手が違うのが面白いし、取っ手の持ちやすさを考えるとデザインも工夫のしがいがある。工業製品と違って刃物で削った痕が良いと、相棒の妹や移住者仲間がもらってくれたものもあり、なんとなく嬉しい。実はほかにも小さなコーヒーカップもあるけど、まだ乾燥が終わらない。

色々やっていると小刀だけじゃきついので、専用の刃物も欲しくなるけど、今のところは彫刻刀でなんとかごまかしている。でも彫刻刀の砥ぎも難しい。砥石も専用のものを作らなければ。

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やっていて気がついたのは、節があるとそこから曲がったり、あっさり折れてしまうこと。最初は節に気がつかなくても削っていると出てくるものもあるんで厄介。このスプーンは乾燥が進んだらみるみる曲がってしまった。まっ、持った時に先が自分に向かってくる曲がりなので良しとしてある。

木の種類で気に入っているのは、削りやすさでは白樺、イチョウが好み。仕上がった時の感じは山桜、イチョウが良いかな。特に山桜は少し硬めのせいか、ツヤも出てきて使い込んだらいい感じになりそう。ブナは細かなひびが入りやすい感じがするけど、割れてしまうことはないみたい。肌もツヤが出て綺麗です。白樺は無難ですね。
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