あちぃ〜 [田舎暮らし]
もう9月になろうってのに、毎日35度越えって一体どうなってんの?今日は37度だし、これじゃあ死人が出るのもうなづける。おまけに明日は昼過ぎから道普請(田舎特有の共同作業で、集落の決められた道路の草刈りをしたり、側溝をさらったり)だし。これでも都会に比べればずっとマシなのはわかっているし、愚痴ってもしょうがないけど。
ところでカビが生えて捨てておいた里芋がしっかり成長して、先日は地主のばあちゃんに「育てるのがうまいねぇ」なんて褒められた。ただ生ゴミ捨て場にしている穴にカビの生えた芋を捨てただけなんだけど、じゃがいもにしてもそうだし、芋類は生命力があるんだろう。
飾る花もなくなるかも [花・植物]
バイト先の喫茶店に、休み明けと週末に時々花を飾っている。建物自体は古民家風だけど、花があるとやっぱり華やぐ気がする。
店の若者は男女に関わらず、あまりそういうことに気が回らないようで、休み明けに枯れていても気にしないし、どんな花をどんなふうに活けていても気にならないようだ。
もっとも自分の若かりし頃を振り返っても、花などあまり気にしなかったような気もするので、今の若者を責めるのはお門違いかもしれない。
それにしても連日35度前後の暑さが続くと、いくら田舎でもそろそろ花が見つからなくなってくる。もう少し涼しくなってくれるといいのだけど。
裁ち鋏の研ぎ [研ぎと目立て]
月初めに裁ち鋏の研ぎを2本頼まれていた。実を言えば裁ち鋏は研いだことがないのでお断りしたけど、今より切れるようになればということで預かってきた。例によって作業前の写真を忘れたけど、かなり錆が浮いていて全体がほぼ茶色。1本の方は数カ所刃こぼれがある。たぶん子供が硬いものを切ろうとしたのだろう。丸く欠けているので針金でも切ろうとしたのだろうか。
作業は全体のサビをできる限り落として、刃先を切れるように研ぐだけ。片刃の刃物を研ぐのとさほど変わりはない。でも問題は、裁ち鋏の場合は2枚の刃物を交差させて(刃と刃を接触させて)、生地を切るところ。2枚の交差する刃物はお互いに内側に湾曲している。
これが研ぎすぎることで隙間が開くようになってしまうと、いくら刃先が鋭利でも生地は切れない。経験がないし知識もないので、この湾曲の修正方法がわからない。なので今回は細かい刃こぼれは修正できたけど、1ミリくらいある大きな欠けが修正できなかった。
刃先を1ミリ減らしたら間違いなく刃先が当たらなくなるはず。多分湾曲を調整して当たるようにすればいいんだけど、鋼の曲がり修正は素人では難しい気がする。小刀や片刃の包丁でも古いものは軟鉄が鋼に引っ張られて曲がっていることがあるが、うまく修正できたことがない。プロの人は叩いたり、曲げたりして修正しているけど、見るほどやさしくはないので、今回はこのままでごめんなさいとなった。少し勉強しなければ。
今年初のキャンプ [アウトドア]
今年はコロナの影響でキャンプにも行けなかったけど、日曜日から月曜日にかけて地元から近いキャンプ場に行ってきた。このキャンプ場は30年以上も前からあることは知っていたけど、具体的な場所は知らなかった。でも先月自転車で走ったときに見つけたところで、こじんまりとしているけど綺麗に手が入っているように見えたので行ってみることにした。
管理人さんは6年前に他所から来た人らしいけど、ほとんどなにも干渉されることなく、ほぼ放任主義?日曜に宿泊ということで、今回も他のキャンプは1組もなく貸し切り状態。それでなくても山の中腹にある辺鄙な場所で人の出す音は全くしない。
なにもすることがなくて、ただ暇つぶしで時を過ごすのもキャンプの楽しみなのかなと、今回のキャンプで感じた。もっとも相棒は夕食の準備や朝食の準備で忙しいわけで、たまに本を読んでいる時に話しかけると「私は本を読みに来たんだけど、読んでいても良い?」と怒られてしまう。(^^;
まっ、普段はなかなか思いついたことを話すような時間もないので、一日中同じ時を一緒に過ごすのは旅行やキャンプならではなので、たまにはこういう時間を過ごすのも良いもんだ。
日中の暑さは厳しいけど [田舎暮らし]
木、金と日が落ちても涼しくならずに熱帯夜のような暑さ(とはいえ、埼玉や東京に比べれば天国)も峠を越えたのか、季節がググッと変化して秋が迫ってきた気配がする。
今年の夏は暑かった。それにもまして雑草の勢いがものすごく、我が家のサッシの外側もすっかり蔓草に占領されてしまった。そろそろ薪の支度はもちろん、煙突掃除も済ませなければとは思うけど、その前にまずは窓の掃除をしなければ。
稲の穂が重くなってきた [田舎暮らし]
うちの周りでもだいぶ稲の穂が育ってきた。少し降った方面では早くも稲刈りが行われているけど、さすがにここではまだ一月は早い。先日田圃から上がってきた人と話をしたら、「今年は天気が良くない日が多かったから、実が入らないんじゃないか」と不安げに呟いていた。
いろいろ話していると、酒米作りも今年はずいぶん少なくなっているという話もしていた。こちらはコロナの影響で日本酒が売れないためだけど、思いもよらぬ話も聞けば納得できる。思う以上に大きな影響が出てくるのはこれからなのかもしれない。
UFO? [その他]
最近アメリカでもUFOの存在について公式に認めたニュースがあったけど、先日東京に出た帰りに車内から山の写真を撮っていたら、こんなものが写った。写真中央の上のほうになにやら写っているのが見えるかな?このサイズじゃ無理だろか。
拡大してアップにしたのが下の写真。なにやら硬い感じがするけど、鳥が映ったのかな?最初は全然気が付かず、雲の部分のコントラストを上げていたら見つけたもので、写した時には全く気が付かなかった。
UFOについては自分では否定的だけど、実はこれまでに小学生6年の時と高校一年の時の2度、訳のわからないものを目撃している。最初は校舎の屋上でたまたま空を見たら、南の空から白色に光る楕円形の物体が高速で頭の上を突っ切って、あっという間に北の空の彼方に消えたもの。
高校の時は福島の磐梯山の近くに泊まっていた時に、夜にたまたま窓の外を見たら、ほぼ直角に磐梯山の中腹に吸い込まれていく緑に光る楕円形の物体を見たこと。爆発音もなにも聞こえなかったのが不思議だった。
でもこんな経験をしていても、どうもUFOって胡散臭い気がしてしまう。実際はどうなんだろう?
トマト [野菜]
我が家のプチトマトも、今年はそろそろ終わりが見えてきたかもしれない。例年鳥や獣に食い散らかされることが当たり前だったけど、今年は畑の場所が変わったせいなのか(ほんの20m場所が変わっただけだけど)、全く被害を受けなかった。
昨年までは「明日の朝には収穫しよう」と思っていると、間違いなく夜のうちに食われてしまっていたので、熟すほんの一晩前には収穫して窓辺に置いておき、熟したら食べるようにしていた。
ほんとに野生の生き物って食べ頃を知っている。どこで覚えるのやらと思うけど、生きるためには必要な知恵なのかもしれない。でも今年は鳥や獣も食べ物が十分にあるのか、それとも動くのが嫌なほど不快な陽気なのか?ともあれ、そろそろ季節が変わるのだろう。
と思っていたら(最近は予約投稿が多いので、上の記事を書いたのも数日前)、今朝畑を見たら挿木をしたプチトマトが元気に実を熟し始めてくれて、今しばらくは楽しめそう。脇から伸びた芽を折って挿木したので期待はしていなかったけど、これは嬉しい。
トマトって放っておくとすぐに脇芽が出てくるので、来年はもっと計画的に増やしてみよう。ところでお盆を過ぎたら、日中の暑さは変わらないけど、やっぱり季節が少し変わったようだ。
古い斧の柄の挿し替え [道具]
先日の蚤の市で来てくれたお客様が、「お父さんの形見なので使えるようにしたい」と小型の斧を持参してくれた。斧自体は小型だけど肉厚で重量があり、ちいさな薪や焚きつけを割るには使いやすそう。たぶんお父さんの時代には長年この斧でお風呂を沸かしたり、囲炉裏の火を入れたり、カマドの火をつけたりしていたのだろう。
古いものらしく柄が痩せてしまい簡単に抜けてしまう。これでは危なくて使えないが、割りを入れてくさびを入れ、念のために鉄のくさびも入れた。これで当分の間は使えるはずだけど、もしかしたらこの道具を使う環境はすでにないのかもしれない。
ノミの研ぎ2本 [研ぎと目立て]
先日Fujikaさんにニンニクを頂いた時に、ノミの研ぎを2本頼まれた。リフォームもやってしまう彼女なので、多分他にもいろいろな大工道具や電動工具を持っているんじゃないだろうか。できる限りよく切れて、切れ味が続くようにと頑張ったけど、小さい方のノミは(写真手前)目視できない細かな錆があり、そのサビの穴が刃先に出てどうしても荒さが取れない。何度も研ぎ直しをするうちには錆がないところまで行くとは思うけど、現状はギブアップ。また切れなくなったら、声をかけてくれれば嬉しい。
今年の秋は早い? [田舎暮らし]
酷暑が続く今年の夏。お盆が過ぎれば少しは涼しくなるかと思っているけど、ちらほらと山の葉っぱが色づき始めたところがある。秋田でも今年はクーラーいらずで過ごしやすいなんて話があったり、やっぱり葉の色づくのが早いと耳にした。
日中の余りの暑さに夜中や朝方の気温差が例年以上にあって、木々も勘違いしているんだろうか?まだ8月も中旬だけど、例年夏になれば短い秋まではすぐ。油断しているとなにもできずに冬が来る。いろいろがんばらねば。
届いたニンニクにびっくり! [野菜]
時々このブログの話題にも登場する採集生活(https://blog.goo.ne.jp/fujika_0000?fm=rss)のFujikaさんにお願いして、今年植えるニンニクを送っていただいた。手元に届いた荷物を見てびっくり!箱から手作りの、相変わらずの丁寧なお仕事。たぶんこれは販売したものか、ワークショップのものだと思うけど、どちらにしても手作りに変わりはない。そういえば彼女はリフォームなども自分でやってしまうバイタリティもあるし、お料理やお菓子作りも得意。何でもできてしまう人がうらやましい。
丸2年とひと月 [道具]
男にとって道具と言えば刃物や工具の類を連想するけど、女にとっては道具というより、「お道具」というニュアンスなんだろうか。なんてことをいっても、「なに言ってんの?ただのクシでしょ」くらいのことを言われそうだ。
この本つげの櫛は相棒の誕生日にプレゼントして丸2年、ほぼ毎日のように使ってくれていて、箱はだいぶ痛みが出てきたけど、櫛自体はまだほとんど新品に近い状態。あと5年も使い続ければ、少しは使われ続けた時が重なり、貫禄が出てくるのかもしれない。
この櫛を買うとき、実は大事に使われてきた中古の櫛をいくつも見てみた。たぶん数十年も使い続けられた後に持ち主が手放したのか、飴色でいて決して薄汚れた感じがしないものだったけど、どこか手を出すのが憚れられるような雰囲気があるものも多く、新品を買うことにした。
男の道具と女の道具、うまく言葉にできないけど、女が長年大事にしてきたものにはどこか怨念というか情念というか、男とは違った雰囲気があるように思う。まっ、男の勝手な妄想だろうけど。
お盆 [田舎暮らし]
昨日の夕方は変な夕焼けで、今日はどんな天気になるかと思ったら朝から快晴。というか今日も酷暑だ。昨夜の空が1日早ければ、流星群の一部でも見られたかもしれないのが残念だけど仕方がない。
今日はお盆なんで大人しくしているつもりだけど、よくお邪魔している「ミレイの趣味日記・・田舎暮らし」の記事の中で「今年はご先祖様
オニヤンマの姿なのかな?(https://blog.goo.ne.jp/kuro-6385/e/fddf220a0f8fcdd73bbe009394750486)」というフレーズがあり、「ああ、そういえば子供の頃の田舎では、お盆にはご先祖様が他の生き物に姿を変えて帰ってくるから、お盆の間は殺生しちゃいかん」と言っていたのを思い出した。