SSブログ

次のライカ [カメラ]

DSCF2168-down.jpg


実は手持ちのライカM8.2は、軍幹部がパカパカ浮き上がってしまうとか、モニターの中央に楕円のくすみがあるとか、ボディの塗装がハゲハゲで真鍮が出まくっているとかあるけど、機能的には全く壊れていない。だけどもし、このM8.2が壊れたら次には何を手に入れようかと思い悩むのが最近の楽しみになっている。

気になっているのは前にも書いたM9-Pだけど、この機種もM8よりは多少新しいというだけで、電気カメラとしては生産中止から長い時間が過ぎている点が気がかりで、多分実際に手にすることはないと思う。

代わりに興味を持っていたのがM10-P。ボディが薄くなってフィルムカメラ同様になったことに最初は惹かれたけど、今やそれはどうでも良い。何よりいいのはシャッター音が静かなこと。フィルム時代を含めて、歴代最小のシャッター音でしっかりシャッターを切った感触がある。

新しいカメラを選ぶ時に最初に気になるのが自分の場合はシャッター音(と感触)で、これが酷いと買う気も失せるのはソニーα7で実感済み。自分なりになぜシャッター音なのかと考えたことがあるけど、一つには1mという超接近戦でシャッターを切るので、目の前の人に写真を撮られたことがわかってしまうのが怖い。

実は若かりし頃、一眼レフを使って六本木でスナップしていた時に、かっこいい外人さんにクレームをつけられ、フィルムを取られたことがあって、それがトラウマになっている部分があると思う。海外ではあまり気にならないけど、特に国内では気になってしまう。

かといって電子シャッターのように音がしない、ショックもないでは写っているのかミスしたのかもわからないので問題外。やっぱり静かでも自分には聞こえるくらいの音がないとね。

それとこの半年くらいFujifilmのX-E3を使い始めて、JPG専用機としてはまあいいかと思っているけど、やっぱり自分の好きな写真を撮るにはいろいろ物足りない。豊富な機能は自分にはいらないみたい。というか、邪魔でしかない。

なのでやっぱり次のカメラは不釣り合いに高いけど、ライカが欲しい。魅力的なのはQ2とM10-P、そしてもしもM8.2が壊れないなら、Q2-モノクロームかM10-モノクロームが欲しいと思う。

でもボケ写真が好みの自分には、あまりの高解像度が少し興醒めしている部分があり、Q2-MONOとM10-MONO は除外される可能性あり。M8.2が壊れたら、もう選択肢はレンズ交換ができるM10-Pしかないと思っている。

その場合、フルサイズになるのでいまスナップでは不動の地位に着いているキャノン19ミリ/f3.5は24ミリくらいのレンズに代わる可能性もあり、それも悩みの一つ。ライカのELMARIT-M f2.8/24mm ASPH.なんてとても魅力的だけど、現実的には買えないな。

まっ、新しいライカさえ買える日が来るかどうかは今のところは全くわからないし、買えるとしても2022年の末くらいか?その頃にはまた新しいライカが出ているだろうけど、自分にはあまり魅力的には思えない気もする。

戯言に長々とお付き合い頂いてありがとうございました。
nice!(0)  コメント(4) 
共通テーマ:旅行

暗闇でカメラ [カメラ]

DSCF2149-down.jpg


昨日の夕方、新年のブログに使おうと4キロほど離れた峠に、夕陽に照らされる集落を写しに行こうと意を決して出かけてきた。夕日が赤くならないのでうだうだしているうちに出そびれてしまい、「間に合わないかも」という思いが現実になってしまった。

でも月明かりが綺麗なのでカショカショと写しながら歩いてきた。途中ニホンカモシカが鳴いていたり、何やら動物の動く気配もあってちょっとスリリング。

ところで暗闇でカメラを扱うと、それまで気がつかなかったことにぶつかったりする。思いがけないボタンに触れてしまい、設定が変化してしまったり、些細なことだけどいちいちカンに触ったりする。

まっ、使いこなしていないだけとも言えるけど、いろいろよけいな(便利な)機能がついているカメラは、シンプルな操作性のカメラには叶わない(もちろん使う人によるけど)と実感した。
nice!(0)  コメント(2) 
共通テーマ:旅行

ノコギリ各サイズとナタを入手 [道具]

DSCF2133.jpg


先日自分の先代がやっていた金物屋の、錆びてしまい売れなくなったものだけど、それでよければとナタとノコギリを送っていただいた。数本かと思っていたらノコギリだけで歯の数や形違いの15枚とナタを2つで、結構な量になった。

DSCF2134.jpg


見ての通り錆がひどく、これだと売るわけにもいかないだろう。1枚だけ酷い錆のものを選んでワイヤブラシで錆を少し落としたけど、鋼には問題はなさそう。ただ薄い板なので錆を落としたらやはり板の狂いが出た。この狂取りが難しいが、慎重にやってみよう。

何よりこのまま朽ちさせるにはもったいなさすぎる。ノコギリには片義、片良と銘が打ってあり、同じ「よし」という言葉を使っているのは、兄弟弟子なのか何かの縁がありそうだ。尾立(おりゆう)と銘が切ってあるものもあり、ノコギリの歯の付け方も尾立の特徴なので、代々受け継がれているものだろう。

土佐に鋸鍛冶を伝えたのは尾立(おりゆう)団次と伝えられ(銘は「片団」)、当時(180年ほど前)の土佐の鍛冶は地域によって作るものが違っていて、鋸は山田島の片地に集まっていたことから、作り手の銘に「片」を付けたことが多かったと本で読んだ。

DSCF2135.JPG


ナタの銘は「三つ星」で、こちらも何か引っかかるが思い出せない。土佐では集落ごとに違う道具鍛冶が集まってしのぎを削っていたそうで、なかでもこの三つ星は問屋の銘だったか。この辺は曖昧です。

ともあれ、短い方は秋のキノコ狩りに連れて行った女性に頼まれたもので、小さめのものが欲しいというリクエストで手に入れたもの。土佐の手打ちのナタで、普通に買えば1万円はするだろう。春までには柄とケースを付けてあげようと思う。
nice!(0)  コメント(2) 
共通テーマ:旅行

灯油ストーブ [田舎暮らし]

あれっ?設定が戻ったみたい。なんだったんだろう?
DSCF2112-down.jpg


雪に埋もれた家の中で、薪ストーブの炎を見ながら時の流れるままに身を任せているのも好きだけど、早朝の時間のない時にはやっぱり灯油ストーブがありがたい。我が家にも毎朝1時間活躍しているレインボーストーブがある。名前のようにガラス部分が虹のように見えるはずなんだけど、手入れが悪いのか我が家のには虹が出てくれない。まっ、虹は空に出るのが一番だけどね。
nice!(0)  コメント(4) 
共通テーマ:旅行

重い雪 [田舎暮らし]

ムーさん、ごめんなさい。今日は画面がちゃんとしているので、先日の記事を作り直せばいいかとやってみたんですが、コメントを移すのを忘れてしまいました。

DSCF2099-down.jpg


昔、アメリカのテレビドラマで「タイムトンネル」というのがあった。主人公がチューブ状のタイムマシンに走り込むと、違う時代にタイムスリップするというもので、いつかそんな時代が来るのかとワクワクしながら観ていた。

あれから半世紀、まだタイムマシンの噂さえないけど、タイムトンネル状のものは我が家にもある。とはいえ、春になったら見ることができない貴重な季節限定品。

ところで昨夜は初雪と同レベルの大雪の予報だった。午後遅くから激しさを増した雪は、1時間に10センチくらいの勢いで積もっていく。「この調子だと朝には50センチは軽く超えそうだな」と、眠りについた。

明け方に除雪車の音。「やっぱり積もっているか」と思うものの、まだ決断がつかずに外は見ない。やっとバイトに行く時間になり外を見たら、案外積もっていなくて精々30センチ。「なんだ、意外と降らなかったな」と一安心。

ところがこの雪、気温が上がったせいなのか朝方の雨のせいなのか、とにかく重くて参った。いつもの1.5倍はある。いや、それ以上かも。初めて雪の重さに嫌気がさして、三軒の雪かきを終えて我が家の分と思ったところで、途中で切り上げてしまった。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

ゆうちょからの手紙 [田舎暮らし]

DSCF2096-down.jpg


クリスマスの日、薪割りをしていると郵便が届いた。誰かがクリスマスカードでも出してくれたかと思ったが、封筒はもっと簡素な事務的なもので「ゆうちょ銀行」と読める。

先日にも同じ封筒が届いていた。内容は「特定記録」とあり、送金の取り消しができないという知らせだった。

実はその数週間ほど前、急いでいた相棒が郵便局から友人に送金をした。子供が生まれたお祝いと毎年買っているお米の代金だった。ところが教えてもらった口座番号が違い、全くの他人への送金となってしまった。

たまたま間違った番号の人がいたわけで、送金はそのまま知らない人に振り込まれた。なんとかこの間違いを直せないかと問い合わせるも、返金に応じるかどうかは相手次第で、相手のことも個人情報保護法のため教えてはもらえない。結局のところ、銀行から相手に連絡はしてくれたが、「返答なし」という回答だった。そんなんありかよぉ。

ネットで調べると意外と同じようなミスをする人がいるらしく、すぐにいくつもの記事が見つかった。もどかしいのはミスを説明して相手を説得することができないこと。一通の「ダメでした」の手紙だけで諦めるしかないのだ。

なんともやりきれない気持ちでいたところにこの郵便が来た。「もしや相手の人が応じてくれたのかも?」と、淡い期待をしてみるが全く別の連絡かもしれない。恐る恐る開封し、中を一文字づつ確認する。

すると一度は諦めた送金の取り消しができた連絡だった。理不尽にも感じた「返答なし」の回答から一転して安堵の胸を撫で下ろした。世の中やっぱり悪い人ばかりじゃないんだ。ああ良かったぁ。
nice!(0)  コメント(2) 
共通テーマ:旅行

メリー・クリスマス!

DSCF2074-down.jpg


気がつけば今日はもうクリスマス。

「いつからだろうね、サンタクロースがこの世にいないことを知ったのは。誰にも聞かずに僕らは知ったじゃない。」なんてフレーズもありましたが、いまや「もういくつ寝るとお正月」なんて気分にもなれず、サンタクロース自体を忘れた世代になってしまいました。

とは言え、ここは日本人。お祝い事は宗教や信念に惑わされることなく楽しんでしまいたい。

L9990934 -down.jpg


「メリー・クリスマス!」

みなさんも家族、恋人、友人たちと、楽しいクリスマスをお過ごしください。

いまの我が家にはサンタが通れる煙突がないから、多分プレゼントは届かないけど、子供の頃は煙突自体がないのにプレゼントが届くのが不思議だった。

我が家では蝋燭の代わりにストーブの炎を眺めつつ、相棒とのんびり気分でお酒をいただきたいと思います。

DSCF2071-down.jpg

nice!(0)  コメント(2) 
共通テーマ:旅行

明日も晴れ? [田舎暮らし]

L9991176-down.jpg


今朝は外を見ると目の前も怪しくなるほど深い霧に包まれていた。「今日は快晴かな?」と相棒と話して外に出ると、なんと霧雨が降っている。雪よりは良いかと思ったけど、雨じゃ積もった雪は溶けてくれない。

L9991183-down.jpg


と、思っていたが1時間もしたらみるみるうちに霧が流れていき、太陽が顔を出した。日が出てくれれば雪も溶ける。夕方までには路面の雪は無くなり、屋根の雪もだいぶ量が減った。短い夕焼けも見られたし、明日も晴れるのかもしれない。この調子で雪が溶けてくれれば屋根に上がらなくても済むんだけど、そこまで甘くはないかな?
nice!(0)  コメント(6) 
共通テーマ:旅行

年末はどうやって過ごそうか [道具]

DSCF2028-down.jpg


昨年の冬は小刀を研いでは木を削ってスプーンや小さいコップを作っていた。女性には概ね好評で、欲しがってくれたり使ってくれている。素人の手作りでも喜んでくれるのは嬉しいし、できるだけ丁寧に作ってきれいにしたいと思う。

技術もセンスもないからそれなりだけど、今年も時間を見てまたコップとスプーンをいくつか作ってみようかと思う。材質としては山桜やくるみが好みだけど、どちらもけっこう硬い。その点イチョウは柔らかくて作業が楽だし、軽くて木肌もきれいになる。同じ木を使っても色艶など仕上がりが違ってくるのもお面白い。

「蚤の市で売れば?売れるよ!」といってくれる人もいるけど、素人仕事に高い値段はつけられないし、作業時間や思い入れを考えると安値で売る気にもなれないのはしょうがない。やっぱり自分で使うか、喜んでくれる人にもらってもらうのが一番だ。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

かんじきの紐が切れた [道具]

L9991162-down.jpg


雪国では必需品で、冬になれば毎日雪かきに使うかんじきの紐が切れてしまった。かんじきはいくつもあるのでとりあえず困ることはないけど、どれももらったものを使っているので消耗している。

いくつもあるとはいってもそこは貰い物、どこか割れていたり不具合があるからくれたわけで修理しながら使っている。もともと単純な物なので手間さえ厭わなければ修理は難しい物じゃない。

ところでこの紐も材質によっては雪が凍り付いてしまい歩き難かったりする。麻やコットン製の紐は使いやすいけど、水を吸って凍るのでその点では不合格。意外なことにナイロン製の紐が凍り付かずにかんじきにはピッタリ。針金も氷が付いて良くないので、骨組みの竹を丸く組むには竹の皮が巻かれている。

昔の人はどうしていたんだろう、ナイロン紐がない時代のものなど見たことがないけど、きっと何かしらの工夫がされたんだろう。フジの蔦や山葡萄の蔓などが使われていたんだろうか、きっと使いやすいものが選ばれていたはずで、古い時代のかんじきも見てみたかったなぁ。
nice!(0)  コメント(6) 
共通テーマ:旅行

どうやらひと段落 [田舎暮らし]

DSCF2005-down.jpg


巷では記録破りの大豪雪。自分的には移住した最初の年に初雪が根雪になり、そのまま2mオーバーの積雪になった。7度目の冬の今年、初雪がやはり根雪になり積雪1.5mになった。この後はあまり大雪にはならない感じなので、積雪も2mには行かないだろう。それでも記録をいろいろな面から検証すると、「記録的な大雪」になるんだろう。

DSCF2008-down.jpg


今日はあまりに大雪と騒ぐので、一応屋根の雪を下ろしておこうかと屋根に登ったけど、積雪はやはり1.5mには及ばない感じ。おまけにいつもなら2mくらい積もってから屋根に上がるので、雪の重さで下の方はスコップが簡単に入らないくらいの硬さがあるけど、今日は脚が膝の上まで潜ってしまい雪下ろしがやり辛くてしょうがない。

ということで、あっさり諦めて屋根から降りてきた。しかし昨夜は積雪1mのはずなのに30センチも積もらなかったし、明日からは気温も上がりそう。とりあえずはひと段落なんだろう。これで周りの家の雪下ろしも落ち着いてできる。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

こんな状況です [田舎暮らし]

DSC_0238.JPG


昨夜も結構降って50センチくらい積もりました。これで今のところは積雪1.2m〜1.5mって感じです。今日は日が出ているので道路の雪は無くなりましたが、屋根の雪が消えることは流石にもうなさそう。

この屋根の雪も降ろさないと今晩からの大雪予報が出ているので、ストーブの煙突が埋まるかも(既に下からは見えない)。それ以前に雪の重さで家の中のドアが動かなくなるけど。とりあえず手前のガレージの屋根の雪は片付けたんで、まあいいかって感じ。
nice!(0)  コメント(8) 
共通テーマ:旅行

峠は越したかな? [田舎暮らし]

L9991160-down.jpg


初雪で60センチくらい積もった後は、翌日にも50センチくらい積もり、今日は1mを少し超えたくらい。近所では屋根の雪下ろしをする家もあったけど、どうやら青空も一部見えてきた。まだ雪は降り続いているけど、週明けにはまた気温が少し上がるようだし、今回の雪は落ち着くのかもしれない。

ところで今回の雪は記録破りの豪雪のように言われているようだけど、ここではひどい時には一晩で80センチくらい積もることもあるし、それが連日続くこともあるので、これくらいの雪は特別なことじゃない。なのでニュースを見ていると「どうして?」と思ってしまう。

でもまあ、雪が少ない方が楽ができていいのは確かなんだけど。
nice!(0)  コメント(6) 
共通テーマ:旅行

久々の雪かき [田舎暮らし]

L9991153.jpg


今朝は窓から外を見て軽くびっくり!一晩で60センチほど積もったのはいつ以来だろう?初雪なんだから少しは遠慮してくれると良いんだけど、おかげで今朝は朝から雪かきで、やっと今一息ついた。まだまだ降り続いているから、今しばらくはこんな生活。でもまあこれがここの冬なんだよなぁ。
nice!(0)  コメント(4) 
共通テーマ:旅行

初雪 [田舎暮らし]

DSC_0732-down.jpg


ついに雪になりました。例年初雪が根雪になることはあまりないけど、今年は今週ずっと大雪の予報なので、このまま根雪になりそうだ。今のところ10センチ程度だけど、次に雪が止むときには1mくらいになっているかも?
nice!(0)  コメント(10) 
共通テーマ:旅行