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やってもうた! [釣り]

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今年も早くも5月に突入!5月と言えばバースディです。幾つになったとは言いませんが、私の誕生日に相棒が少々プレゼントをしてくれるということになりました。ありがたや。

最近は自分の中で釣りブームなのは、このブログを訪れていただいている方々にはおわかりと思いますが、私が渓流釣りを始めてから早40年近い。その間、下手くそなのに道具は良いものを欲しがって、いろいろなものに手を出しては入れ替えて来た。

その中で変わらないものもいくつかあり、その代表と言えるのが渓流用ルアーロッド。まあ釣竿です。これがまた高ければ良いともいえず、好みのものが見つかると手放せなくなり、不思議とそんなお気に入りの道具を使うと魚も釣れやすい気がする。

当初は外国製、それからシマノやダイワのメーカー製、あるいは手作り品レベルの個人商店モデル(オリジナル)などにも手を出したが、結局気に入ったのは2012年に解散してしまった「㈱UFMウエダ」の渓流ロッド、ストリームシリーズ。

当時の会社の規模は知らないけど、電話すると疑問にも直接ロッドデザイナーの安達さんが答えてくれたり、アドバイスをもらえたりした。そのufmウエダのロッドは今でも6本持っていて(5.6ftのパックロッド、5.6ft、6.0ft、6.2ft×2、6.4ft)、行く川や季節に応じて長さや硬さで使い分けている。

でも自分が使っているのは解散当時の、使用方法が限定されたとんがった最終モデルではなく、軽く30〜20年ほども昔のモノなので、新たに未使用品を手に入れようとしても99%は不可能。

これまでも気が向くとヤフオクをチェックしても、このパックロッドの良い状態のもは目にしなかったのに、なぜか今日に限って新品というか、未使用品が出品されていた。それも出品直後の即決価格の品。こんな縁もあるんだ。

実はこのロッド、同じモデルの少し短いもの(5.6ft)を使っている。持ち出しやすいので、北海道では12ポンドラインを巻いてサツキマス(サクラマスかも)の遡上した60センチのマスを釣ったり、沖縄ではロウニンアジを釣りまくったり、千葉の野池ではバスを釣ったりと、けっこうな無茶にも応えてくれた。

そんななんで一番魚を釣っているのはこのロッドだと思うけど、当時は5.6ft、6.0ft、6.0ftのハードモデルと3モデルあったうちの一番短いものを買った。でも釣りに慣れてくるともっと長いものが欲しくなったが、その頃すでに廃盤モデルになっていて悔やむことしきり。

その6.0ftモデルが手の届くところに。う〜ん、手が出ない値段じゃないし、むしろ良心的だけど、なければないですむ道具だし。でもずっと「あれがあればなぁ」と欲しかったものだし、未使用品で安心できるし、あれば最高に嬉しい。どうしよう〜。

落札ボタンに手を掛けては離し、離しては手を掛け。それを数回繰り返して迷いに迷ったけど、ついに落札してしまった。「あ〜っ、やってもうた」。でもこの決定までの数十分、やたらと疲れたけど、嬉しくてつい笑いがこみ上げてくる。これで春先からメゲメゲだった気分も一気に吹き飛んだかも。

まだ手元にあるわけでもないのに、「次はこのロッドを持ってあの川に行ってみよう」なんて想像して喜んでいる。相棒には感謝、感謝だ。

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ウエダ スーパーパルサー PCS-60 ルアーの重さとラインの太さに応じて2本のtipが用意されている。tipはグラスソリッドで大物にも安心。グリップにはフィルムが付いた、奇跡の未使用品。

「㈱UFMウエダ」が元気だった頃、ティップ破損の予備が欲しいと電話したら、安達さんが「トップはソリッドなんで折れるとしたら2番かな。でも継ぎの部分を合わせないといけないので難しい。たぶん必要ないですよ。」と教えてくれたのが懐かしい。

ちなみにこのロッドの古いタイプのガイドをチタンに替えると、びっくりするくらいシャープな振り抜けになると、これも安達さんに教えていただいたが、ついに交換しないまま使っている。いっときは「シャープな振り抜き感」という言葉に迷いもあったけど、今はこのままでも悪いところはないと思えるので、これはこれで良いと思っている。

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