SSブログ

苗場山赤湯温泉山口館へ [国内旅行]

赤湯温泉・山口館.jpeg


日曜日のバイトを早めに終えて、相棒と苗場山の5合目にある露天温泉に1泊旅行に行って来た。車では行くことができず、車を止めてから約10キロの道のりで、およそ4時間の行程。相棒と山歩きするのは初めてかもしれないので、山小屋泊まりの1泊の割にちょっと荷物が多くなってしまった。

_DSF6883-down.jpg


最初の1時間は車も走れるような林道で苦労もないが、樺沢を渡るといきなりの直登の登山道になり一汗かかされる。素人にはけっこうな山道だけど、すれ違う帰路の人たちは年配や女性が多くてびっくり。

_DSF6951-down.jpg


登山道からの見晴らしはよくないけど、鬱蒼とした森の中を歩くのは気持ちがいい。自然の力に耐えて来た大木も多くて辺りを見ながら登るが、やがて口数も少なくなり始める。

_DSF6890-down.jpg


鷹ノ巣峠を越えればあとは下りになって残りの工程もわずか(45分だったかな?)。でも最後の最後にものすごい下り。どうやら今年の雪で登山道が流されてしまったらしい。ロープが設置されていたのでそれほど怖い思いはしなくて済むけど、これが雨だったらちょっと慎重にならざるを得ない。でも帰りは上りになるので、思いのほか気にならなかったのは幸いだった。

_DSF6892-down.jpg


コース表の予定よりも30分ほど早く山小屋に着いたけど、お互いに最後の1時間は結構キツかった。相棒も到着の喜びはあるものの情けない表情で、ここはボカして自主規制。(^^;

_DSF6894-down.jpg


工程はずっと清津川の上流部に沿って歩いて来たけど、山小屋はまさに清津川の源流部で、クリアな水が激しい勢いで流れている。過去にも清津川の上流部で釣りをしたことがあるけど、残念ながらこの川にイワナはいない。温泉の成分がいけないのかな?

IMG_00046s-down.jpg


山小屋に内湯はなくて、3つの源泉から出る露天風呂が川沿いに3つある。それぞれ泉質が違うらしく色も違っているが、私たちは一番ぬるめの玉子湯が気に入った。夜の8時以降は3つの温泉は混浴になるけど、昼間はそれぞれ男湯と女湯が指定されている。

でも私たちがついた時間にはテントが2張りで男性一人とカップル1組、山小屋には70代の男性3人組がいるだけで、昼間から一緒に浸かることができてラッキーだった。宿の人も気さくなおかみさんで、気持ちのいい時間をのんびり過ごして来た。

山小屋の明かりは基本的にランプで、ガソリン式の発電機が動いている時間は食事が終わる午後7時くらいまでだったか?宿泊の場合は充電式ランタンなどがあるといいかもしれない。外にある温泉にも明かりはないので、夜に入る場合は小屋にある行灯を使う。私たちは行灯以外に小型のライトを二人で持って歩いて温泉に向かった。お湯に浸かっている時は行灯でも十分だけど、歩くにはちょっと頼りないと思う。

この温泉は行くのはちょっと大変だけど、ここにはまたぜひ行ってみたい感じ。帰りは道を覚えたこともあって30分ほど早く戻ることができた。それでも3時間は歩いていたけど、次回は様子もわかったので荷物もぐっと減らせるし、車止めまで入ることができれば1時間は短縮できるので、今回ほどきつくなる前に小屋に到着できるし、歩いて行くにはちょうどいい距離の山歩きかもしれない。
nice!(0)  コメント(8) 
共通テーマ:旅行