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レチナを持ち出すか? [カメラ]

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蛇腹式のカメラは写りがいい。これはライツのヴィゾフレックスとエルマー60ミリを使い始めた頃に気がついた。入射光が悪さをし難いのだろう。

ライカのデジカメは手に入らないし、他に適当なRFカメラもないならいっそフィルムカメラに戻るのもいいかと思い始め、手持ちのフレクサットの二眼レフやマキナ6の中判も良いなぁと思いを巡らしていたら、35ミリにもいいカメラがあると思い出した。

それが上の写真のレチナ。手前は距離計なしのIb、後ろが距離計付きのIIc。レンズはどちらもシュナイダーのXener2.8/50とXenon2.8/50ミリ付き。シャープさはどちらもカメラファンのお墨付き。というか、ピンの合ったところの線の細い描写はたまに痺れる写りをする。ボケも綺麗な印象がある。

この時代のカメラの中でもコダックレチナは作りがいい。小型軽量・・・軽量ではないか。サイズの割にずっしり手応えがある。でも小さいことは確か。前蓋を開けるとレンズが一緒に繰り出されてくる。この蓋は右からの光だけだけど、遮光してくれる。

シャッターも絞りも上から見て操作でき、光量が同じ条件なら絞りやシャッタースピードどちらを変えても連動して動いて光量(露出)は変化しない。シャッター音はIbの方が静かだけど若干チープ、個体差かもしれないし微妙なサイズの違いかもしれない。音は巻き上げの音の方が大きいくらいだ。

ボディの下についている巻き上げレバーも薬指や中指で軽く扱える。分割巻き上げができないのはちょっと残念。ヘリコイドの動きは今の高級カメラでも足元にも及ばない。何もかもが大袈裟な動きなしに掌に包んだまま指先で行えるのが素晴らしい。

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前蓋を閉めるときのお作法、露出合わせのお作法、フィルム装填時のお作法などなどはオールドカメラゆえだけど、実際これは不便という感じはなくてむしろ使うのが楽しいカメラ。機能的に問題がなければ、フィルムカメラとしては案外最高のスナップシューターかもしれない。

ただし、これまでの被写体との距離が1m内外でのスナップだったのが、最短でも3mになるのでシャッターチャンスのタイミングは結構違ってくるはず。目線の位置が変わるだろうし、狙うものにも違いが出てきそう。

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あるいはローライフレックスやコードもスナップにはすごく良いカメラだったけど、もう手放してしまったのが残念。今持っている二眼レフはフレクサットとヤシカ44だけど、フレクサットは写りはとても良いけど、目が悪くてちょっとピンが合わせられない。ヤシカもレンズが好きで手に入れたカメラだけど、44のフィルムはまだ手持ちもあるはずなんだけど、いろいろ敷居が高いのが難ありかな。
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コンタックス RTS2も良いんじゃ? [カメラ]

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最近メインカメラのライカM8.2が壊れたらどうしようかと思いつつ、マップカメラの中古価格を見てびっくり!それに物がほとんどないし、中古とは言えとてもじゃないけど手が出るようなものじゃなかった。

それならランニングコスト1本あたり5,000円とは思いつつも、残り最大10年と思えばフィルムカメラに戻るのも有りかと思い、M6やM7を見たらやっぱり結構な値段だった。今更M3やM2、M4じゃちょっと古すぎて買い換える意味がないし、耐用年数が切れそうな機材にこんな予算は出せないって感じ。

ということで手持ちのフィルムカメラを見てみれば、大好きだったコンタックス RTS2があることを思い出した。このボディにはミラーズレの欠陥があるけど、私のボディは一度ずれてしまい、修理して対策されている。

一眼レフはでかい、重い、シャッター音がでかいってことで敬遠していたけど、ライカと比べても大きさも重さもボディだけなら大差ない。私の場合はスナップではファインダーを見ないので、RFでも一眼でも違いがない気がしてきたけど、こういった感覚も歳のせいで変化があるのか?

ということでこのボディ用にバッテリーを買って、ちょっと使ってみようかと思っている。ただ問題はコンタックス用の広角レンズを持っていないこと。一眼レフは使っても望遠だけと割り切って、広角はRF用(ライカ用)だけ手元に残して売ってしまったのが今となっては悔やまれる。

でも50ミリなら富岡のヤシノン(1.4/50)やオートリケノン(1.4/55)があるし、メンテナンスを終えているコムラー80/1.8もあるので、まあ何とかなる。でも50ミリで使うならもっと軽くて小さい、上海狂人さんに譲っていただいた蛇腹カメラのコダックレチナも2つある。

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古いカメラで1つは距離計もないカメラだけど、機械としての作りは現代物とは全く違う。何よりレンズシャッターで音は限りなく小さいし、掌の中でクセノンやクセナーを目測で使いこなすのもかっこいいかもしれない。
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ペンタックスのモノクロ専用カメラに思う [カメラ]

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先月の19日に、ペンタックスの出したモノクロ専用機について記事にしたけど、あれがきっかけとなってまたカメラが欲しい気持ちが湧き上がって来た。で、マップカメラをのぞいたらライカのM11モノクロームが出ていた。同時にM10モノクロームが廃番になったようでがっかり。

といっても、買えるわけもないので指を咥えて見ているだけだけど、ペンタックスに話を戻すと、このカメラはライカのフルサイズとは違ってセンサーサイズがAPS-Cなので、同じ会社のリコーGRにこのセンサーを組み込んで発売してくれないだろうか。

というか、リコーはなぜわざわざ一眼レフのペンタックスにモノクローム専用センサーを搭載したのだろう?これはライカに対する遠慮があったんだろうかなんて考えてしまう。

普通に想像すればモノクロ専用機なら、スナップカメラとして絶大な人気があるGRシリーズに乗せることは最初に思いつくような気がする。これだったらAPS-Cで問題ないし、モノクロ専用も違和感がない。そんなカメラが出たら、私もつい欲しくなってしまいそうだ。
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PENTAX K-3 Mark III Monochromeだって。(^^) [カメラ]

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全然知らなかったけど、「PENTAX K-3 Mark III Monochrome」なんていうモノクロ専用カメラが出ていた。アイデアはまんまライカモノクロームだけど、APS-Cの一眼レフなので全然別物なのかもしれない。

ボディの文字の色もディスプレーもメニューの文字もグレーにするなど、それなりに凝ったモデルだけど、その辺のアイデアは二番煎じだから目新しさは感じない。詳しいことはマップカメラのYOUTUBEにあるので、興味のある方はどうぞ。
https://news.mapcamera.com/KASYAPA/pentax_k3iii_monochrome/

でも、ライカモノクロームで感じたような凄さは全然自分には感じられず、手を出したくなるような写真もなかったのは残念。ライカがモノクロームを出した時には、サンプル写真を含めて買いたくなるくらいだった(もちろん今でも欲しい)のに、ネームバリューだけじゃない違いがある気がする。1/4の価格は魅力だけど、それでも欲しい気持ちにはさせてくれないのが残念。
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バッテリーがない [カメラ]

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私のライカM8.2は手に入れてからすでに13年が経過している。買ってすぐにバッテリーがダメになり、新品を購入後一度も替えていない。ここ数年、バッテリーの持ちが悪くなって使いにくくなっているけど、なかなか新しいバッテリーを買う算段ができずウダウダしているうちに値段が5割アップ!

いい加減に買わなくちゃなぁと思いネットを見たら、どこも入荷待ちで商品がない。高いのはしょうがないとしても、物がないのでは話にならない。たぶん20カットくらいは写せると思うけど、これじゃあ旅行に持ち出すわけにもいかない。困ったなぁ。
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カメラが欲しい今日この頃 [カメラ]

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昨日、上海狂人さんが何度もコメントを書いてくれたので、カメラのことが気になっている。ほんとかどうか知らないけど、今年はライカQ3が出るらしい。今出ているQ2も素晴らしいカメラだけど、機能的にはソニーやニコン、キャノンに比べるとけっこう見劣りする部分があると感じる。

もっとも、写真を撮ることだけを考えると、現状のQ2でも全く問題がないどころか、ライカMシリーズのシンプルさが一番使いやすいので、国産カメラはどれも自分には買う気になれない。

Q3はどんなカメラになるのやら?解像度はQ2ですでに47メガで必要以上のハイスペックだし、防塵防滴でシンプルな操作系。これにどんな新たな機能がQ3に加わるのか、想像ができない。

Q2にあえて不満をいえば、AFが使えない、タッチスクリーンで設定が無意識に変更される、不要なムービー機能が中途半端についているなどあるけど、どれも今のカメラには言えることで、Q2は28ミリレンズだし、マニュアルフォーカスやタッチスクリーンをオフにして使えば、快適なカメラになると想像している。

いまのカメラのAFについては、過去にGRDを2世代、現状のFujifilmX-E3、ニコンの一眼などを使ったけど、思うような性能を持っているものはなかった。

結局スナップではマニュアルフォーカスが一番確実だと今のところは思っているけど、ソニーは相当良いらしいのでボタン類が目眩がするほど多いのを別にすれば、興味津々。

でも新しいカメラを買いたいという気持ちがまだないので(欲しい気持ちはある)、今のカメラをもう少し使いこなせるようにしたい。なんて言っているうちにどんどん新しいカメラが出てくるんだろうなぁ。完全に時代の流れに乗り遅れてます。
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新宿 [カメラ]

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上から3枚はM8.2、下2枚はGRD II
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オートフォーカスもありかも? [カメラ]

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スナップをしていてAFが不便だとは思っても、便利で最高と思うことはなかった。どちらかといえばシャッターを切りたい時に切れないストレスの方が多くて、GRDを2台使ったあとでもそれは変わらなかった。

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でもFujifilm X-E3はけっこう任せても良いかなって気がしている。手持ちのAFレンズはアメリカのSeptemberさんが送ってくれた、古いほうの27ミリ(フルサイズ換算40ミリ)の1本だけだけど、今のところかなり任せっきりっという感じ。

上の写真はM8.2なのでマニュアルレンズだけど、ピンは合った方が良いのは確かだ。問題はレンズの描写というか個性だけど、これは写真の出来には関係ないと思わないといけないのかもしれない。それが一番難しい部分かもしれないけど、そこに拘っちゃうのが素人の悲しいところ。

使用レンズはエルマリート28ミリ f2.8 1st
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ライカMM [カメラ]

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似たようなカットを前にカラーで出しているけど、モノクロでも問題ない?


この1年くらい、「手持ちのガタが出始めたライカが壊れたら、次はどうしよう」と考える。

今回の広島旅行でも20カットくらい写したら動かなくなり、パニックになったけど、バッテリーが冷えて終わっただけで胸を撫で下ろした。振り返れば、10年間1つのバッテリーで日々使っているから、まだ使えるだけいいのかもしれない。

100万円オーバーのライカはもう買うのは諦めているけど、「中古で分割ならどうにかなるかな?」とか、しょうもないことを考える。そんなときに思うのが「ライカ・モノクローム(Q2モノクロームを含む)は良いかもしれない」ってこと。フィルム時代、写真すると思えばモノクロフィルムだった。

「カラーで写して現像でモノクロにすれば良いじゃん」って気持ちもあるけど、旅行などの記録写真はカラーもいいけど、それはFujifilm X-E3で十分。モノクロはやっぱり気持ち的にちょっと違う位置にある気がする。

X-E3はJPGで写していると、「これって昔のリバーサルフィルムだな」って思う。

つまりシャッターを切った時には露出を含めて全てが終わっているのは、プリントでいろいろ手を加えるモノクロやネガとは違って、リバーサル的ってこと。そう考えると、フィルムシュミレーションやハイライト、シャドウの調整、コントラストの調整などが写す前に細かく設定できるのは理にかなっている。

それでもバカ高いライカに惹かれるのは、今や貴重な(デジタルでは唯一かな?)シンプルな操作感。それにライカ独特の色というかトーンかもしれない。

国産カメラのボディの指が届く範囲に、上から下までくまなく配置された小さなボタンがあるだけでイライラしてくるのは、たぶん自分の頭が歳を取ったからだけど、写すときに不意に設定が変わっているのは相当癇癪を起こすし、ピーキングしていると絞るとファインダーでピンが合わせられないのも困る。多分使い方がいまだにわかってないかも。

まっ、経済的にも新たにライカを買うのは無理だし、今のライカが死ぬまで壊れないことを祈るばかり。
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その後のX-E3シャッター問題 [カメラ]

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これまでに数回触れたX-E3のシャッタータイムラグ問題。ネットでもこの話題に触れているのは見つけることができないけど、普通は気にならないのだろうか?

前回まではファインダーを使わないで使えば問題ないだろうとか、連写すればまあいいかって感じで済ませていたけど、やっぱりタイムラグ はどうしても出てくるようで、これはたぶん画像処理のスピードが問題なんだろう。

シャッターはすぐに切れるけど、レンズから入った映像がCCDじゃなかったCMOSセンサーで処理されるのに時間がかかって、シャッターを切った時にはまだ過去の入射データが処理されている途中で、結果的に狙ったシーンが撮れないと言うことみたい。

ということは撮り遅れているんじゃなくて、過去を記録しているってことになるんじゃないかと思う。ってことは、「ここだ!」って思った瞬間よりも微妙に(感覚的には0.4〜0.5秒)遅れてシャッターを切れば、概ね狙った画像が残せる気がする。

いまのところ何度かテストしているけど、残ったデータがシャッターを切った時点より早いのか遅いのかの判断が難しくて、結論を出すには至っていないけど、どうも厄介なシャッターというかカメラのようだ。

これがX-Pro3みたいな高級機だったら問題はないんだろうか?もちろんそれについての評価は見つからないし、カタログデータではわからないことなんで、高級機に手を出して同じだったら悲しいと言うか、頭から湯気が出る。まっ、結論としてはそんなことを気にせずに使いましょうってことになるけど、ソニーα7なんかはどうなんだろうなぁ。
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Fujifilm X-E3のシャッターについて [カメラ]

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先日のブログで「自分的ライカM8.2とフジX-E3の違い」ということで、Fujifilm X-E3のシャッターのタイムラグについて思うところを書いた。ところが今日になってふっと、「これはもしかしたらシャッターの問題ではなくて、ファインダーかもしれない」と気がついた。

X-E3のファインダーはライカのような通しのファインダーじゃなくて、EVF(というのかな?)の小さなモニター。レンズを通してみているものをTVのように画像としてリアルタイムに近い状態で小さな画面で見ているわけだ。だけどいくら高性能とはいえ、反応がリアルタイムじゃないためにタイムラグが生じるのではないだろうか。

小さなモニターに映し出されるのに微妙な遅れがあり、その遅れて見ているモニター画像のタイミングでシャッターを押せば、いくらタイムラグのないシャッターでもタイミングのズレは当然起きてしまう。

そうじゃないと0.05秒で反応する、ほとんどロスのないシャッターでの遅れが説明できない。他にも電気的部分でロスするところがあるのかもしれないけど、素通しファインダーのライカはその点有利だろう。

X-E3もたぶんファインダーを見ないで写せば、写る範囲の確認はできないけどシャッターチャンスは逃さないと思う。そうなるとやっぱりマニュアル式広角レンズのノーファインダーが一番ということになりそうだ。でもたぶんこれって普通の人はみんな知っているんだろうな。自分はミラーレスカメラを初めて使ったので、こんなことが起こるとは思いもよらなかった。
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自分的ライカM8.2とフジX-E3の違い [カメラ]

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FujifilmのX-E3の後継機X-E4が発売されてなかなか好評らしい。自分としては全く気にならないけど、最近自分の型落ちX-E3を使っていてライカとの違いに気がついたことがある。

定価だとX-E3はライカの1/8で比較対象にはならないけど、どちらも同じような使い方ができるところがカメラという道具の困ったところ。また場合によっては生産されたのが軽く10年以上違つので、技術的な面での違いは価格差を逆転する可能性も使う人によっては出てきそう。

自分の場合はブログ用の写真がメインと言っていいと思うけど、ほんとは街中の人を写すスナップがメインと言いたいところ。その限定された使い方で比較した場合、普段のブログ写真では気がつかなかったところで、自分的には決定的な違いに感じる部分がある。

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それはシャッターのタイムラグ。ライカがどのくらいの数値なのかわからないけど(他に例を見ないほど短いという表示はあるけど、数値を見つけられない)、X-E3はかなり速くてタイムラグ0.05秒、撮影間隔0.25秒だった。

えーと、これはAFレンズのピンが合うのとは別の機械式シャッターの場合だと思うけど、自分が使うのは基本的にマニュアルレンズなので、単純にレリーズを押してシャッターを切ったと意識した時から、どのくらい遅れて画像がメモリに記録されるかって考えていいと思う。

0,05秒ですよ、相当な速さで、切ったと思ったらもう記録されていると思っていい。ところがシャッターチャンスは、使う人の感覚で微妙にそのカメラの癖に合わせているところがあると思う。慣れの問題もあるかもしれない。

でもこの0.05秒と表示されているタイムラグ、使うと意外と大きいんです。そんなことあるかなと思い、ライカでも同じように試したけど、こちらの方はほぼ自分が写した感覚に同調して記録されているのに、0.05秒のX-E3では狙ったシーンが撮れない。そんなことあるの?

もちろん同じシーンが繰り返されるなら、事前に意識的に早めにシャッターを切ることでタイムラグは解消できることも多いけど、1シーン1カットだとこのズレはけっこう癇癪を起こしたくなる。

あっ、だから秒5コマとかの連写でスナップする人が多いのか。でも秒5コマだと1カット0.2秒、これじゃコマ間に決定的瞬間が入る確率は低くない。・・・気がする。特に人の表情は意外と素早く変化する。やっぱり「今だ!」と思った瞬間に切り取るのがスナップだよなぁ。

まっ、ライカの1/8の値段のカメラに同じことを求めてもしょうがないと言えばそれまでだけど、この違いってやっぱり慣れなのかな?

ちなみにX-E3はjpgオンリーで使う分にはisoオートもHi ISOも便利だし、最近はとても気に入ってます。だからと言って上位機種を買いたいとは全然思えないけど。(^^; ということで、ライカいまだ侮りがたしって感じ。
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その後のFujifilm X-E3 [カメラ]

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昨年の4月30日に手に入れたFujifilm X-E3。小型軽量高性能の素晴らしいカメラだけど、最初の印象はとにかく使うのが難しいカメラ。何をするにも(例えばストロボが点灯しない、写した画像が見られない・・・etc.)壁にぶつかり、お手上げ状態になるくらい、これまでのカメラと操作感が違った。

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何より自分にとってがっかりしたのは、手持ちの個性的なレンズがX-E3に付けるとほとんど個性を失い、どれで写してもどのレンズで写したのか判断がつかないくらい綺麗に均一に写すこと。かろうじて焦点距離の違いで想像できるくらい。でも写らないレンズでもとても綺麗(色やボケに関しても)に写るのは間違いないし、フィルムシュミレーションで色味を好きに変えられるFujifilmのカメラに人気があるのも良くわかる。

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がっかりは今でも同じだけど、最近はjpg専用機として割り切れば結構気に入っている。それは曇ったレンズだろうが、カビの生えたレンズだろうが綺麗に仕上げてくれる便利なカメラとして納得できたから。レンズの個性を楽しむのはライカでいいし、とりあえずブログ用の写真を撮ったりするにはX-E3と割り切れば便利な機械かな。

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大好きなM42などの古い一眼レフ用のレンズもアダプター経由で普通に綺麗に使えるので、半ば死蔵していたレンズが復活。もうしばらく使い込めば徐々に多機能も一部使いこなせることができるようになるかもしれない。なによりファインダー内で仕上がりが確認できるのは、ブログ写真にはありがたいし、JPGなのでリサイズするだけでアップできるのも楽ちん。

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あっ、結論を忘れてた。けっこう便利に使っている部分もあって、やっと少し愛着が湧いてきたところです。でもE-X3がメインでいいとまでは、今のところは行かない感じ。あと一歩突き進めればって感じはあるので微妙な存在だけど、そうなるときは自分のうちで写真に対してなにかの見切りがつけられたときかという気がしてます。また半年先にはわからないので、また気がついたら書いてみます。

ちなみに1、2、6枚目の写真はライカです。

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次のライカ [カメラ]

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実は手持ちのライカM8.2は、軍幹部がパカパカ浮き上がってしまうとか、モニターの中央に楕円のくすみがあるとか、ボディの塗装がハゲハゲで真鍮が出まくっているとかあるけど、機能的には全く壊れていない。だけどもし、このM8.2が壊れたら次には何を手に入れようかと思い悩むのが最近の楽しみになっている。

気になっているのは前にも書いたM9-Pだけど、この機種もM8よりは多少新しいというだけで、電気カメラとしては生産中止から長い時間が過ぎている点が気がかりで、多分実際に手にすることはないと思う。

代わりに興味を持っていたのがM10-P。ボディが薄くなってフィルムカメラ同様になったことに最初は惹かれたけど、今やそれはどうでも良い。何よりいいのはシャッター音が静かなこと。フィルム時代を含めて、歴代最小のシャッター音でしっかりシャッターを切った感触がある。

新しいカメラを選ぶ時に最初に気になるのが自分の場合はシャッター音(と感触)で、これが酷いと買う気も失せるのはソニーα7で実感済み。自分なりになぜシャッター音なのかと考えたことがあるけど、一つには1mという超接近戦でシャッターを切るので、目の前の人に写真を撮られたことがわかってしまうのが怖い。

実は若かりし頃、一眼レフを使って六本木でスナップしていた時に、かっこいい外人さんにクレームをつけられ、フィルムを取られたことがあって、それがトラウマになっている部分があると思う。海外ではあまり気にならないけど、特に国内では気になってしまう。

かといって電子シャッターのように音がしない、ショックもないでは写っているのかミスしたのかもわからないので問題外。やっぱり静かでも自分には聞こえるくらいの音がないとね。

それとこの半年くらいFujifilmのX-E3を使い始めて、JPG専用機としてはまあいいかと思っているけど、やっぱり自分の好きな写真を撮るにはいろいろ物足りない。豊富な機能は自分にはいらないみたい。というか、邪魔でしかない。

なのでやっぱり次のカメラは不釣り合いに高いけど、ライカが欲しい。魅力的なのはQ2とM10-P、そしてもしもM8.2が壊れないなら、Q2-モノクロームかM10-モノクロームが欲しいと思う。

でもボケ写真が好みの自分には、あまりの高解像度が少し興醒めしている部分があり、Q2-MONOとM10-MONO は除外される可能性あり。M8.2が壊れたら、もう選択肢はレンズ交換ができるM10-Pしかないと思っている。

その場合、フルサイズになるのでいまスナップでは不動の地位に着いているキャノン19ミリ/f3.5は24ミリくらいのレンズに代わる可能性もあり、それも悩みの一つ。ライカのELMARIT-M f2.8/24mm ASPH.なんてとても魅力的だけど、現実的には買えないな。

まっ、新しいライカさえ買える日が来るかどうかは今のところは全くわからないし、買えるとしても2022年の末くらいか?その頃にはまた新しいライカが出ているだろうけど、自分にはあまり魅力的には思えない気もする。

戯言に長々とお付き合い頂いてありがとうございました。
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暗闇でカメラ [カメラ]

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昨日の夕方、新年のブログに使おうと4キロほど離れた峠に、夕陽に照らされる集落を写しに行こうと意を決して出かけてきた。夕日が赤くならないのでうだうだしているうちに出そびれてしまい、「間に合わないかも」という思いが現実になってしまった。

でも月明かりが綺麗なのでカショカショと写しながら歩いてきた。途中ニホンカモシカが鳴いていたり、何やら動物の動く気配もあってちょっとスリリング。

ところで暗闇でカメラを扱うと、それまで気がつかなかったことにぶつかったりする。思いがけないボタンに触れてしまい、設定が変化してしまったり、些細なことだけどいちいちカンに触ったりする。

まっ、使いこなしていないだけとも言えるけど、いろいろよけいな(便利な)機能がついているカメラは、シンプルな操作性のカメラには叶わない(もちろん使う人によるけど)と実感した。
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バッテリーの寿命は? [カメラ]

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私のメインカメラ、ライカM8.2は2010年の秋に手に入れてから10年が過ぎている。中古なので生産されてからはもう少し時間が過ぎているはず。このカメラを買った時、しばらくしてからバッテリーを交換しながら使おうと思い、オリジナルの新品バッテリーを手に入れた。

ところがおニューのバッテリーを充電して2個体制になり、バッテリーに判別用ナンバーを1・2と入れたらすぐに古いバッテリーが終わってしまった。中古なのでここまでどんな使い方をされたのかわからないけど、2個体制になった途端に寿命が尽きるなんて。

それ以来1つのバッテリーでやってきたけど、今度は10年経ってもまだ使えている。これは長寿命なんだろうか?昔、写真家の清家トミオさんのブログに「ライカは同じバッテリー(1つの)を使い続けた方がいい」という一文があったように記憶している。

同じ規格のバッテリーでも微妙に電圧(?)の個体差があり、ライカにはそれがよくないという感じだったと思う。日本製ではそんなことはないと思うけど、ドイツ製とはいえライカならそんなこともあるかもしれないと、それ以来1つでやっているけど、実際はどうなんだろう。

ところで兼ねてから少しだけ気になっていたのが、ライカのモニターに映る画像はPCに取り込んだ画像と結構イメージが違う。自分の場合はカメラのモニターのイメージに合わせる方向でRAW現像しているけど、なかなか思うように行かない。

しかし、このボディもいつまで使えるのやら。まだ故障らしきものもないので当分は大丈夫と思っているけど、電気のものなんである日突然ダメになるなんてことは普通にあるだろうから怖い。

でも次の機種はM9-PかM10-Pにしたいと思っている。M9-Pは人気があって全然安くならないというか、いっときよりもどんどん値上がりしているのが困る。こういう現象はライカならではなんだろうな。
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ライカデジタルカメラ雑感 [カメラ]

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この頃カメラや写真に対していろいろなことを考える。たとえば機材に関して、ライカにこだわりはないと思っていたけど、今のところはやっぱり愛着を持って道具にできるのは、デジタルではライカ以外には思い当たらないと、FujifilmのX-E3を使い始めて気がついた。これは値段ばかりの問題じゃ無い。

カメラに興味を持ち出した35年前に初めてライカM4-Pとズミルックス35を思い切って購入して(もちろん中古)以来、途中ヤシカ・コンタックスやキャノン、ニコンに替わったこともあったけど、概ねライカは手元にあって使っていて慣れているのも大きいと思う。

自分のライカMは2008年10月に発売され、もう10年も使っているデジタル中古なので、フィルムカメラのように修理しながら50年でも平気で使えるものじゃない。補修パーツもないしそろそろ次の機種を考える時期に来ていることも確かなので、つい次は何にしようかと考えて楽しんでいる。

普通はデジタル製品の場合は新機種が出たら過去の製品にはほとんど魅力がなくなってしまうけど、ライカの場合はボディを変えることでフィルムの種類やフィルムサイズを変えるような効果が選べるので、そうとも言い切れない。

M10やM10モノクロームの中判のような強烈な解像度も魅力だけど、自分にとってはM8を別にすればやっぱりM9のM8に似た色や写りが魅力だ。これはコダックのCCDの影響だろうか。M Typ240のすっきりした絵作りと解像度もM9以前とは違う魅力がある。

それにM8とM9の違いはAPS-Hとフルサイズの違いくらいで、あえてM8に不満があるとすれば高ISO耐性くらい。ちなみにM8、M9のベースISOは160で同じ。M240のベースは200、M10はオーソドックスに100で使いやすい。

でもライカの高感度ノイズって、モノクロの場合はフィルムの粒子のような表現になるので、自分ではあまり気にならない。フルサイズはレンズが焦点距離そのままで使えるのと、トリミング耐性が高いのは嬉しいけど、解像度はM9でも1800万画素しかない。「しかない・・・」とは言え、M8は1040万画素だったはずでそれでも十分、いや十二分か。

問題は2009年6月に発売されたM9にしたところで、すでに11年前の機種。耐用年数を考えると、M8.2からの買い替えとしてはあまり意味がないかとも思う。2011年7月発売のM9-Pなら中身は同じでも少しは違うかな?

M9を別にすればM Typ240か?M8.2のメリットもある。重量545gはM8と共に歴代デジタルライカM最軽量で、M9は585g、M9-Pは600g、M Typ240は680g。M10は660g、M10-Pは675g。M Typ240は今のところ一番重い。135gの差はそこそこ大きいと思う。

でもM240にはビデオ機能がついているので、ライカのレンズでビデオが撮りたい人には、マニュアルでピンを操るのは辛そうだけど、いいのかも。色味もM8、M9シリーズとは随分違って、自分的にはこってり感がなくなってもっとあっさりしたというか、鮮やか爽やかになったというか、言葉がうまく見つからないけどCCDとCMOSの違いなのか、微妙に現代的になった感じがする。

近頃思うのは、M10以降のボディにAPOシリーズのレンズをつけた時の、残酷なほどの解像度。大伸ばしのモデル撮影では有効かもしれないし、見た目のインパクトは夢にまで出てくるほどだけど、モデルさんにしてみれば「ちょっと〜、勘弁してよ!」って感じじゃないだろうか。小皺や毛穴、化粧の粉まで見える解像度はメイクさんが必死にやっても粗をすぐに見つけ出す。案外撮るものを事前にしっかり考えて持ち出す必要がありそうだ。

なので価格を別にして非常に魅力的に思えたM10モノクロームやM10シリーズにはあまり魅力を感じない。これは自分の好みのレンズ(写真)の影響もあると思う。でもAPOレンズとM10ボディで新車が買えると思えば、夢も覚めるってもんだ。

それにレンズって自分の使い方だとやっぱり3本もあれば実用十分。海外旅行などのストリートスナップにキャノン19ミリと35、ブログ写真などのスナップには50ミリ。あとは写りの違いで同じ焦点距離でも欲しいものが出るだろうけど、それはたぶん写真するにはあまり必要ないという気はしている。

写真自体ももう少し上手になりたい。人に評価されるのが写真の楽しみとは言えないけど、良い写真とは何かを自分なりに試行錯誤することが、写真をやるってことかもしれないと今は思う。

しかしマップカメラの在庫を見ると、今やライカのデジタルもいろいろな種類がありすぎて、いちいちネットで検索しないと違いがわからない。それにこれだけあると、安くなっている同じ機種をまた買うのも良いかもしれないと思い始めた。迷っているときはなんでも楽しいのかもしれない。
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Fujifilm X-E3 は難しい [カメラ]

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オートフォーカスのレンズを頂いたものの、相変わらずマニュアルと睨めっこが続いている。何度となく頭によぎるのは、過去に使いきれなかった2台のリコーGRD。世の中で誰もが最高のスナップシューターと認めるカメラが、とにかく自分には使い辛いというか使えなかった。

たぶんこれは新しい機能に着いて行けないジジイ頭が原因だと思うけど、それと同じことが起こっている気がする。まずはオートフォーカスレンズでピンが合わせられない。シャッター音や連写、RAWの設定がオートにするとキャンセルされて使えない。などなど、イライラが募る。ムービーは普通にオートフォーカスで使えるので、壊れているわけじゃないんだよなぁ。

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マニュアルレンズにしてしまえば全てが解決する(ピン合わせは手動になるので、その点では変化なし?)ので、たぶんどこかのスイッチのオンオフの問題が大きいとは思うけど、それがわからないし、マニュアルを見ても解決策が見つけられない。

それに入れているメモリカードは16Gだけど、あっという間に残りが50カットになる。ライカでは2Gや4Gのカードを使っていても、海外で一日中撮影していても困った記憶がない。不思議に思って画像のサイズを見てみたら、RAWで50M over(!)、JPGでも10Mもある。

そりゃ16Gのカードもすぐに満杯になるのも頷ける。自分のライカは古いM8.2なので僅か1,030万画素。RAWでも10Mなので、感覚的には相当違っていて当然だった。でもサイズの割に使っていて違いを感じないのは何故なんだろう。写すものの違いかな?

それにオートフォーカスのレンズをつけるとすぐにバッテリーがなくなる。これじゃあちょっと外でスナップしたらバッテリーを最低でも2つは持たないといけない。う〜ん、本当にそんなカメラなのか?と疑問に思うけど、今のところはそんな感じで壁にぶち当たっている。この壁を越えていけるのか?


話は変わるけど、昨日相棒とこのブログに掲載されている過去写真の話になり、「いい写真があるね、こんな写真を撮っているとは知らなかった」と言われた。そこでブログを戻りつつ、どれが好きかを聞いてみると結構気に入っている写真が重なることが判明。「ちゃんとプリントしてみれば」とか、「本にすれば」、「蚤の市で売れるかもよ」なんて言葉も飛び出した。

写真に興味があるなんて全く知らなかったし、『いい写真』という言葉が出てくるとは思いもよらなかったので、これにはびっくり。でも自分が好きな写真の傾向が、相棒にも高評価だったのはかなり嬉しい。これからは写真のことでも共通の話題ができるかもしれないと思うと、なんだかすごくウキウキする。かと言って好きなレンズをプレゼントなんてことにはならないだろうけど。(^^;

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レンズキャップ [カメラ]

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自分の場合スナップではファインダーを覗かずに手元で絞りやヘリコイドを動かすので、レンズ表面に指が触れてしまうことが多く、何かしらの対策が必要だった。

でもカッコつけて余計なものをレンズの前に付けたくなくて、フィルターではなくフードを付けている。フードを付けてからはすぐに指先がフードに触れるので、レンズに指が触れることはなくなった。

ところがレンズをしまうときにいちいちフードを外さなければならないのは面倒で、そのまましまうためにフードに合うキャップをあれこれ探していた。

キャノン19ミリに付けているフードは古いコムラー製で、径に合うものがなかなか見つからなかったけど、ローデンシュトックのチープなものがぴったり。これで煩わしい作業から解放された。
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手持ちでベローズ [カメラ]

アップした写真は作例にもなりませんが、このX-E3は古いレンズでもベローズでも、とにかくきれいに写してくれます。昔ならベローズを手持ち、しかも開放でなんて考えられなかったでしょうけど、今や一眼で使うよりもはるかに軽くお手軽です。

現像用レンズのロダゴンでも、ライツのL39でもMでも、ハッセルのプラナーでも使えるのがお得感あり。エクター80/2.8はどうだったかな?街中でこんなカメラで写真撮っていたら、案外若者にはうけたりしてね。

写真は最後だけロダゴンの80/f5.6。他は全てエルマー65/f3.5の開放です。しかし、ブログを振り返ってみると過去の写真の方がいい感じがするし、ブログ用の趣味写真とはいえ新しいカメラも買ったことだし、自分なりの写真を撮らないといけないのかも。

それに写したのはまだ400枚くらいだけど、カメラが変われば写真が違うのは受け入れなければいけないことなんだろうし、それを踏まえて自分好みの写真が撮れるように頑張ってみよう。
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ズマール開放でこの写り [カメラ]

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自分の手持ちのレンズは古いフィルム時代のものばかりで、それぞれかなり個性的な写りをすると思っている。だけどフジのX-E3で写すととにかくよく写る。今回は傷だらけで、薄曇りもある売れ残ったズマールの開放で。

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まるで現代のレンズみたいというのは言い過ぎだけど、多少ハイライトが滲むくらいでシャープ感は開放から十分。「それなら良いことじゃないの?」って思うかもしれないけど、そう単純でもない。

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というのも、困ったことに手持ちの個性的なレンズたちの写りがどれも一緒とは言わないまでも、同じような感じに写ってしまう気がする。たぶん後から見返しても今のところ写真でレンズが判断ができるとは思えない。

現代のデジタルカメラは、へたくそな腕を補ってくれ、写真の出来までも決めてくれるらしい。これで「テイスト」だっけ、写真の雰囲気を付加する機能を使ったら、それこそ「この写真は誰が写したんだっけ?」と言いたくなるかも。いや、良いカメラだとは思っているんですけどね、実際よく写るし。

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で、ついでに悪ノリしてベローズを持ち出し、エルマーの先を取り付けて手持ちで遊んでみた。ライカでもベローズの手持ちはやったけど、ISOオートができるXーE3はかなり普通に使うことができる。明日は小さい花でも写してみようかな。
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X-E3にヴィゾフレックスが着いた [カメラ]

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アダプター遊びをしていたら、ふっとX-E3にもヴィゾフレックス用レンズが付くんじゃないだろうかと取っ替え引っ替えしていたら、なんのことはない、アダプターを介してそのままボディにヴィゾフレックスを取り付けることができた。

最初はファインダー部というかペンタ部を外して付けたけど、そのままでも問題なし。まっ、相当かっこ悪いことは確かだけど、ペンタ部を外すとそれはそれで結構不気味。もちろんシャッターはボディのものを使う。

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で、最初はエルマー65ミリで覗いたら、寄れる寄れる。こんなに近づけた。これならマクロレンズも要らないくらい。もちろん画質に問題有りなんだろうけど、ブログ写真程度には何も問題はない。しばらくこの組み合わせで遊んでみよう。

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しかしマックの新しいOSを入れたはいいけど、これまで使えていたソフトで使えないものがかなり出てきて困った。特に画像処理系ソフトが使えないので、バージョンアップや別のものに交換する必要がある。

いつかはやらなければいけない問題だけど、文字変換もなぜかとてもおバカになった気がする。いや、気がするんじゃなくて相当おバカだ。これも設定でどうにかなるんだろうか?メチャクチャ使い難い。

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jpgは難しい [カメラ]

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最初はJPGで何も問題がないと思っていたけど、やっぱりJPGはデータを少しいじろうとするだけで耐性がなさすぎると感じる。フジの場合JPG撮って出しで十分にいい感じに写るけど、少しトーンをいじりたいと思ってもうまくいかない。

というか、最初は問題を感じなかった露出が、なぜか今日になって写したデータとPCに取り込んだデータと露出が1段以上違う感じがする。まだ設定をいじっているところなのでそのせいなのかもしれないけど、これの修正方法が見つからない。

JPGデータも、うまく撮れなかったカットを修正するんじゃなくて、少しだけトーンを変えたいだけなんだけど。やっぱりRAWデータが欲しくなるなぁ。PCのシステムのバージョンアップをやって、RAW現像ソフトのバージョンアップを考えよう。
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AE露出がよくわからん [カメラ]

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古いレンズしかないので、とりあえず絞り優先AE、露出補正なし、解放メインで写しているんだけど、どうもこのカメラの癖が把握できない。概ねうまくやってくれているけど、「え〜、これがこうなっちゃうの?」ってことも多々あって、どうしたものかと思ってます。

多分まだ理解できていない設定や機能の問題が大きいと思うので、現時点ではってことだけど好みの色合いを出すには今しばらくって感じ。まっ、1枚1枚をゆっくり撮って、場合によってはAEロックボタンや露出補正を使えばずっとマシになるはずだから問題はない程度だけど。

でもピンに関してはアシストなしファインダーでも合わせやすいし、ピクセル等倍なんて見てないので厳密なことは言えないけど、狙ったところにほぼ問題なくいってくれるのは嬉しい。

<追記>
露出が思うようにいかないと上で書いたけど、どうやらボディ前面にあるダイアルに設定された機能がONになっていたために、ダイアルに触れるたびにISO感度が動いていたんじゃないかと思います。このカメラ、ボディの指が当たる部分にあるボタンやダイアルが使いやすいのは助かるけど、その反面意図しない設定になってしまうことがあるようです。これで露出に関する部分は解決した・・・ならいいけど。
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M42アダプター到着 [カメラ]

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今日の午前中にM42アダプターが手元に届いた。手持ちのM42レンズはコンタックスRTS II ボディで使っていたものだけど、これでまたちょくちょく使うことができる。とりあえず手持ちのレンズはどれも問題なく使えそうなのは確認したけど、どうも色味や写りが自分のイメージと違う。

フィルムとは違うし仕方ないことだとは思うけど、デジタルになってどれもじゃじゃ馬ぶりが影を潜め、フィルム時代よりも写りが良くなっている気がするのは、ピンが合いやすいからと周辺がカットされているためかもしれない。もっともいいことばかりじゃなくて、周辺が流れたりフリンジが出るのはフィルムよりも目立つような気がする。

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モノクロもまだまだこれからだけど、トーンの出方はいい感じ。これもフィルム時代よりもいい感じがするけど、どれも70年代のレンズとは思えないほど。M42レンズは標準から望遠に限定して、ボケの変化が綺麗と思えるレンズを残したけど、あながち間違っていなかったかもしれない。ハイライトが滲んでしまうのもモノクロだとあまり気にならないし、もともとカラーでもそれが良かったりするので問題ない。
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ミラーレスカメラってスッゲぇ! [カメラ]

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富士フィルムのX-E3は、かろうじて写真が写せるようになりつつある。だけど専用レンズがないのでAFが使えずビデオも撮らないので、持っている機能の1/10も使えていないはず。それでも生産終了モデルとはいえ、ミラーレス機の高性能、高機能ぶりには脅かされるばかり。

一番驚いたのはファインダーで、これまで自分ではファインダーなんてなくてもいいくらいの使い方だったのに、ミラーレス機のファインダーは撮影の仕方がまるっきり違う方向に行きそうな印象を受けた。

ほとんどの人にとっては「今頃この人何言っているの?」って感じだと思うけど、自分は「ファインダーは写る範囲が概ね見えるもの」くらいの認識。しかもライカでは19ミリレンズをつければ写る範囲も入りきらないから、「これくらいは入るかな?」程度だった自分にしてみれば、どのレンズでも100%の視野で使えるのは全く別の機械を使っている気にさせられる。

視野はともかく、ファインダーの何にびっくりしているかといえば、ファインダーで仕上がりの写真が「見える」こと。今まで撮影後にRAW現像ソフトでやっていたことが、写す前にファインダー内で見えてしまう。これはほとんどカルチャーショック。

それにピーキングは予想以上にありがたいし、しかもファインダー内でピンが合っているかどうかも拡大確認ができる。おかげでf1.1のゾンネタールの解放も普通にピンが合う。世間の人たちはとんでもないカメラを使っていたんだなぁと、今更驚いている。

仕上がりがほとんど見えてしまうことで、これまでは100%RAWデータだったのが、自分の使い方ならもうJPGオンリーでいいとさえ思う。シャッターの感触や音、タイムラグも含めてもいい感じで、書き込みも早いし、もしかしたら大きさや軽さを考えたらライカの方がサブになるんじゃないだろうか。という感じで今のところは相当気に入ってます。

唯一の問題は新しいカメラのRAWデータを現像するソフトがないこと。バージョンアップすればいいんだけど、バージョンアップ版はシステムのバージョンが古くて対応していない。高機能になるバージョンアップは嬉しい反面、めんどくさくて困る。
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富士フィルムX-E3 [カメラ]

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昨日待望の新しいカメラが手元に届いた。アダプター(K&F CONCEPT 中華製かな?でも安くてもしっかりしていて不安感はない)はとりあえずライカMマウント用だけを入手。レンズの方はキャノン19ミリのセンサー側がだいぶ突き出ているので心配だったが、とりあえず今のところは問題なしで一安心。一番好きなレンズの一つなので、これが使えなかったらこのカメラを買った意味も半減するところだった。

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ところで今まで使っていたカメラは10年前のM8.2がメインだったこともあり、新しいカメラはとにかく機能がわからないことだらけ。スイッチを入れてもシャッターがうんともすんとも言わない、シャッターを押してから1秒半くらい後から切れたり、何がどうなっているのかさっぱりわからないことがいくつもある。

それでも何とか使いたい機能だけは少しわかってくると、とにかく高機能で高性能というのが垣間見えてきた。何がどうとは説明する知識もないのでやめておくけど、これならM42のアダプターを手に入れても良さそうで、早速注文したい。
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早くカメラを使いたい [カメラ]

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まだ向こうから発送連絡も来ていないのに、早くも気分は写真趣味にどっぷりはまりかけている。ここ数年写真趣味から少し距離を置いている感じだったけど、新しいカメラというのはずいぶん気持ちに刺激を与えるもののようだ。

だいぶレンズも手放してしまい、手元にあるのはこんな感じ。M42はチノン135/2.8、コムラー80/1.8、オートリケノン55/1.4、オートヤシノン-DS 50/1.4(多分全て富岡製)、ライカにはズマール5cm/2.0、スーパーロッコール5cm/2.0、シムラー5cm/1.5、ゾンネタール50/1.1、ズミルックス35/1.4、CANON 19/3.5と、こちらもくせ球ばかり。幸いどれも埃まみれではあるけど、カビも曇りもないようだ。

それにしてもコンタックスRTS II がこんなにコンパクトだったとは。M8よりも全然小さく感じる・・・というか、実際ペンタ部が同じくらいでボディは全然コンパクトだ。またこのカメラでフィルムを使ってみたいけど、経済的にもう厳しいかなぁ。

でもレンズは今回の富士フィルムX-E3で使えるし、その気になればニコンのレンズだって使えてしまうのは、今更ながらデジタルカメラってすごいと感じる。ボディ到着までは今しばらくかかるけど、それまでも色々楽しめそうだ。


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新しいカメラ [カメラ]

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今年の初め、新しいカメラが欲しいとブログに書いたけど、そのあとすぐに候補にしていた富士フィルムのX-E3が生産終了になってしまった。生産終了じゃあ在庫の価格も上がるだろうし、そうなると10万オーバーは間違いないので(現在は11万円台になっている)、とりあえず新しいカメラは購入を諦めていた。

ところがヤフオクで新品未使用が半額以下で出ていたので、つい落札してしまった。欲しかったボディだし、安いので後悔はないけど、なんとなく衝動買いのような気もしている。でもこれでアダプターを購入すれば大好きなM42レンズもライカレンズも使えるようになるので、商品が届く前から気分的には結構盛り上がっている。でもまだアダプターやメモリカードがないかも。
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欲しいカメラ その2 [カメラ]

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昨日欲しいカメラとして富士フィルムのX-E3を候補に出したけど、コメントで上海狂人さんに教えて頂いた同シリーズの最初のモデル、X-E1でいいじゃん!という話が出た。

ネットで調べると高くても2万円。2012年に発売されたモデルでもう8年も経っているけど、手持ちのライカだってもう10年選手。フィルム時代なら90年前のライカでも使えるけど、デジタルで10年は結構厳しいと思う人も多いかもしれない。

でも自分の場合は、10年前のライカでないとセンサーの違いによる色味の違いが気になってしまう。なくなってしまえば諦めもつくけど、今はまだこの古いライカがお気に入り。

話が逸れてしまった。で、「8年前の富士フィルムのデジタルはどうよ?」って話だけど、基本マニュアルレンズ、AFはいらない、びっくりするような高ISOも不要となると、8年前のX-E1で何も問題がないことに気がついてしまった。

何か物足りないと感じるのは、デジタルなのに毎年進化する最新技術の恩恵に預かれないってことくらい。いっそ上海狂人さんが言うように安い中古を買って使い捨てって手もありだと思う。

でもそうなるとカメラに愛着はなくなるよね。プロの道具なら消耗すれば交換すればいいって考え方もありだけど、一趣味人としてはちょっと寂しくもあるのは事実。でもX-E1とライカMマウント用アダプターという選択肢はとても魅力的。

と、ここまで書いてきてX-E3が欲しかった理由を思い出した。X-E3はシャッター音の高さを選んだり、音質を選んだりできるのも魅力だし、-3EVまでというのも魅力的。もちろん値段もX-Pro3やα6600に比べればね。候補がいろいろあるのはいいけど、なかなか選ぶのは難しい。
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