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造林鎌 [道具]

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西洋の魔女というか死神が持つような大きな鎌のような形をした造林鎌。昨年2枚手に入れて、1枚はきこり仲間に分けて自分ではこの1枚を使っている。500gほどあって厚みもナタと同じくらいあるので、細めの枝くらいなら簡単に切り落とせる。

もちろん雑草でもススキのような硬いものでも、長い柄を振り回すことで遠心力を使い、いとも簡単に刈ることができる。エンジン付きの草刈機よりも仕事は早いくらいだけど、そこは人間動力。長時間の仕事には体がついてこない。

でも使う範囲が決まっていれば、仕事も早いし燃費もかからない。我が家では極力ガソリンを使わないので、こうした道具はほんとに助かる。

この鎌を使っていると昔を懐かしがって、周りの年寄りが話しかけてくる。時間に追われているわけじゃないので昔話を聞かせてもらうけど、考えてみればこれが使われていたのは、ここではそれほど昔のことでもないんだよなぁ。
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山に入る時の非常用装備 [道具]

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昨日、よくコメントを頂くmintonさんのブログ「あなろぐちっく」で山歩きの装備の話が出ていた。季節によって持つものは違うけど、半日のよく知る山歩きでもしっかり準備をしているのはさすがって思った。

自分の場合は家の周りの知っているところばかりなので、ほとんど非常用装備は持たないけど、それでもあまり知らないところに行く時や、冬場には万が一のことを考えて簡単な装備を持つようにしている。

右上からタイラップ10本余り。場合によってももう少し長いものも。これは冬場にカンジキを使って山に入る場合、万が一カンジキが折れたりばらけたりすると歩けなくなり、移動することができなくなるため。普通に3〜4m積もるので、動こうとしても埋まってしまい、すぐに低体温症で終わる。

逆にカンジキを履いていたために埋まった時に足が抜けなくなり、そのまま埋まってしまうこともある。以前は冬から春にかけて山で亡くなる人が多かったと聞く。カンジキは無理矢理外そうと思えば外れる程度に縛っておくのがいいらしい。話が逸れました。

左にあるラジオペンチとステンレスワイヤーも同様の使い方だけど、ペンチがあると短時間の止血にも役立つかとは思っているし、刺さってしまった手では抜けないもの抜ける可能性がある。

その下は小さなステンのコップ、メタ(固形燃料)が使える折りたたみ式の五徳。あると無いとではまさに雲泥の差になる折りたたみ式風防。これは息抜きのためというよりは、低体温症になりかけた時に、最も手軽に体を温めるのは温かい飲み物というのを数回経験しているため。サーモボトルならなお手軽だけど、重くなるかな。もちろん持つときもある。

その下は伸縮性の包帯、折りたたみ式の鏡、バッテリーライト。鏡は目にゴミが入った時用で、地面に立てられたり、木に下げられると使いやすい。

その左の細々としたものは蜜蝋のロウソク、ワセリン、テープ、ケースに入れた岩塩。このケースはライトにつけることでランタンになる。岩塩は手足がつる時に少量を舐めることですぐに治せる。冬場は周りを囲うと風の影響がなくなり、小さなローソクが意外に暖かいのは過去に経験済み。

その下は完全防水のタープ代わりのシルナイロン製シートと細引き。体に巻くことで防寒にもなるし、突然の冷たい雨対策にもなる。黄色いのは115カロリーの自転車用補給食。

これらを左上の黒いバッグに入れてベルトに付けている。そのバッグの下にあるのは小さなケースに入れているもので、裁縫用針と糸、その下がボタン類、左の小さなプラケースに入っている青いものは、外科手術用のメスの先と針と糸、その下がピンセット、爪切り、精密ドライバーのマイナス、注射針の太いもの。注射針は刃物なので、とげぬき時のカッター兼搔き出し用。

裁縫セットは文字通り恥ずかしくない程度に繕って人里を歩くため。実は以前転んでズボンを派手に裂いててしまい、股間があらわになったことがある。その時も裁縫セットがあってなんとかなったので、それ以来持ち歩いている。

あまり大怪我は想定していないし、その場合は携帯で助けが必要になると思っている。でも目にゴミが入ったり、太い棘が深く刺さった、転んだ拍子に枝が刺さった、つまずいて転んで裂傷ができたなど、なんとかしなければならないことは最低限できるような感じにしている。以前はこれにボルタレンなどの痛み止めを入れていた。

これ以外にも水、ティッシュ、マッチ、手ぬぐい、刃物、秋から春にかけては雨具は普通に持つので割愛。皆さんも何か役立つ装備があれば教えてください。
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ちょっと嬉しい [道具]

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今日はお昼前にちょっと滑る感じがしてきたノコギリを1本目立てをした。しばらくやっていなかったので半年ぶりか、それ以上やっていない気がする。ところがどうしたわけか今日はとてもいい感じで目立てすることができて、いい歯を作ることができた。

なんとなくだけど、ヤスリを当てる角度が安定してできるようになった気がする。刃物を丁寧に研ぐ気持ちが、ヤスリを持つ手にも通じたんだろうか?何にしても、いろいろなことが関連しているんだなぁと感じる出来事だった。

午後からは先日の蚤の市で売れなかった斧に柄を付けた。丁寧な作りではあるけど、精度は今ひとつ。でも重量もあって薪割り用にはちょうどいい。今使っている斧よりも微妙に軽いので、柄の長さを10センチ長くして90センチにしたら使いやすくて破壊力たっぷり。

これは今使っている薪割り斧のサブとして自分で使うつもりだけど、三又になっていてかなり手ごわいと残しておいた玉割りでも苦労せずに割れたので、こちらがメインになる可能性もある。もうひとつ大きな斧頭があるので、それにも柄を付けたいけど、柄にする木がないんだよなぁ。
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蚤の市の出品物 [道具]

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今日は豆まきの日ですね。蚤の市の支度は少しづつ進んでいて、今日はノコギリを1本仕込んで、鉈を少し手入れした。鉈はサビもひどいけど、とにかく叩かれすぎて背の金属がめくれまくってひどい状態。とりあえず形を修正して、刃をつければいい状態にまで持って行った。

ところが刃をつけるのも結構大変。まずは刃線が直線じゃなくて波打っているので、これの修正をしなければいけない。しかも柄を外してみるとえらいことが判明。どうやら万力か何かで挟んで曲げたような形跡がある。

よほど重たいものに挟まれたのか、テコにして何かを起こそうとしたのか、とにかく刃の中央あたりで曲がっているのだ。う〜ん、古いものはこれだから油断ならない。しかしよく鋼が割れなかったものだ。

でもとりあえず鋼は入っているので、時間をかければ多分何とかなるだろう。とはいえ、カンナの刃ではしょっちゅう叩いて鋼を割っているので、どうしたものか思案中。

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今の所こんな感じで出品する道具ができてきたけど、やっぱりこういう仕事は趣味の延長じゃないとやってられない。まずひどい状態の道具を買ってきて、手直しする道具(金属用のヤスリや紙やすり、金属磨きなどなどの消耗品)を用意し、道具を正常な状態にするためのパーツ(柄など)を揃え、時間をかけてそれらの道具を仕上げていく。

それを売るのが蚤の市だと、高いものでも3,000円程度で、それが売れればいいけど、大抵は安くないと売れないわけで、プラスマイナスを考えたらとてもじゃないけどやってられない。まっ、いろいろな人に会えたり、知らない人と知り合いになったり、同好の仲間ができたりするのは楽しいわけで、これはお金には変えられないところでもある。
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最後に失敗 [道具]

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先日ヤフオクでまとめて落札し、自分で使おうかと思っていたアメリカ製の斧。売るかどうかは後で決めようと思いつつも、気持ちは売る方でほぼ決まっていたんだけど、ここ数日かけて錆を落として磨き、小さいカンナと小刀で削っていた柄を仕込んだら、最後の最後で柄尻に5センチほど縦に亀裂が入ってしまった。

強く柄尻を叩いたこともあるけど、どうもカシの木が数十年ものだったせいじゃないかと想像している。パサパサだったし。これじゃあ人に売るわけにもいかないし、かといってやり直す根気はないしで、やっぱり自分で使うことにした。

薪割りを試してみたけど、ヒビが広がることもないようだし、自分で使う分には問題はなさそう。でも気分はちょっとトホホな感じ。
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やっと台をつけた [道具]

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小型の万力を手に入れたのはもうずいぶん前のような気がするけど、なかなか台をつけるまで手が回らず、使いにくいのを我慢しながら作業していた。でもやっと重い腰を上げてケヤキの台を取り付けることができた。これでずいぶんと使いやすくなるだろう。

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ところで先日行われた蚤の市、また今月の23日にも開催されることになったらしい。今度も同じ会場だけど、スペースが広くなり今回は2階も使えるようだ。そのために少しづつ出品する道具たちを作っている。

今のところは斧が3本。もう2本作る予定だけど、柄の材料が手持ちになくなってしまい思案中。他にも小型のノコギリや少し大きめのノコギリも柄をつけて出品しようと思っているし、ナタも2本、柄を付け直して出すつもり。間に合うかなぁ?
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出戻りの刃物 [道具]

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以前「イノシシ用皮剥包丁(https://photo-bici.blog.ss-blog.jp/2018-03-12)」として紹介したことがあるこの刃物。当時は片刃だと使いにくいからと両刃のものをシェフにプレゼントしたけど、最近は使われていないようなので別の人の元へ行くことになった。

シェフ曰く、どうやら今は両刃は使いずらくて片刃の刃物を使うらしい。好みや慣れとも言えるかもしれないけど、その人の熟練度によっても使いやすさは変化するはずなので、もちろん責めるつもりは全くない。ただ使わないのはもったいないので、使ってくれる人へという思いだ。

シェフはどうにか使いこなしたかったのか個性的な研ぎになっていて、荒砥で時間をかけて修正する必要があったけど、まあまあのところまで研げたのでこれでよしとすることにした。あまり無理をしても刃物が減るし、使いながら修正していけばいいところまで持っていけば、問題はそれほどないはず。

今度この刃物を使うのも女性で、今は罠猟をしている。どうもこのあたりのハンターは年配の男衆と、移住した若い女性という2パターンになりつつあるようで面白い。優しくなった若い男は、血を見るのも自ら食物の命を絶つことからも逃げているのかもしれない。
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斧の柄の仕込み [道具]

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先日ヤフオクで手に入れた小さな斧の一つに柄を仕込んだ。これは少し離れた集落に移住した女性に頼まれたもので、焚付けを作るための刃物が欲しかったらしい。最初は薪割り用と聞いたので別の斧を用意したけど、どうもナタの代わりにするというのでこの斧に落ち着いた。

柄の先までで31センチ、刃の部分が約10センチ、重量は計ってないけどおそらく700gくらいの小型のもの。柄の長さが短いので、斧の角度が少しきつくなった。握力のない女性の手には楕円の柄よりも峰というかキールというか、角が入っていた方が力が入れやすいと思い、断面が変形5角形になるようにしてみた。

斧自体は前後逆に柄に取り付けられ、だいぶハンマーなどで叩かれたようで、金属部分がかなり捲れていたのでヤスリで余分なところを落とし、断面は綺麗なメッキというかヘアラインにしてみた。気に入ってもらえるといいけど、使うのはまだしばらく先になりそう。
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ブッシュクラフト用斧 [道具]

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この斧は最近流行のブッシュクラフトを好きな人が、木でスプーンなどを作る時に使いやすい少し小型の斧が欲しいというリクエストに応えて探したもの。斧の頭部分だけでちょうど500gなので、使いやすい重量だと思う。

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でもそのままだと柄の部分が虫に食われた杉なのでちょっと心もとない。試しに少し太めの丸太に打ち込んだら予想通り付け根から折れてしまった。予想していたので問題はなかったけど、刃先も機械を使って少し薄く削り過ぎている。刃先の調整を兼ねて手を加えることにした。

出来上がりは後日出す予定です。
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ヤフオクで斧と鉈を落札 [道具]

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先日の蚤の市でイノシシ解体用の刃物と、薪割り用の小型の斧の注文を受けた。どちらも若い女性であったのは驚きでもあったけど、男性でも大きなノコギリや背負子、斧に興味を持たれている若い方が多い印象だった。大きな斧が売れたし。

そこで次回のためにという理由と、斧を探している女性のためにこの道具たちをヤフオクで落札。予想以上に高値になってしまったけど、それぞれを手直ししてまた蚤の市で出せば元は取れるだろう。

しかし一番左の斧は逆に柄がつけられているけど、この方が使いやすかったのかな?真ん中の少し大きめの斧は外国製の形だけど、これは自分で使うつもり。どれも古そうなので、柄は全部付け替えた方がいいかもしれない。

古い厚刃物の柄はもろくなっていることも多くて、使ってみたらいきなり刃物と柄の付け根から折れて飛んでしまうことも珍しくない。怪我してしまうと申し訳ないし、新しくした方がこちらも安心できるので、売り物には必須。でもその作業も刃をつけ直すのも楽しいからOK。
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蚤の市 [道具]

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今週末の日曜日の午後は地元に住み始めた移住者達がメインとなって、まつだい駅近くの生活活性化センターで蚤の市が開催されることになった。自分も「川越屋」として道具などを出すことになり、売りに出せるものを物色中。

薪割り用斧の大小、薪割り斧の頭だけ、荒砥から中砥石、仕上げ砥石たくさん、磨き用仕上げ砥石の粉末、昔の大鋸、尺8寸の大ノコ、柄の着いていない大〜小のノコギリ5枚、ノコギリの目立て用ヤスリ多数、目立て用金槌多数、金床用列車のレール1本、金槌2本、薪割り用クサビ2つ、木工用のハンドドリル2本、木工用平ヤスリ、半丸ヤスリ、小型の万力、古い背負子、それに道具や木、刃物に関わる書籍多数、ジャンパー、ベストなどアウトドアウエア数点などを用意した。

多分売れないとは思うけど、実は相棒と一緒にお酒も持ち込んで、仲間と親睦を図ろうという魂胆もある。もちろん売れればこずかいの足しになるので嬉しいけど、どうかなぁ。よそからの人が来てくれればいいんだけど。
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竹の釘 [道具]

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先日「ストーブの焚き付けに使って」と、古い和タンスをもらってきた。桐と杉か檜の板で作られたタンスは、しっかりした作りで今でも十分に使える感じだったが、地主のばあちゃんのまたばあちゃんの頃からずっと使われてきたようで、外側の漆がだいぶ痛んでいた。

大きなヤットコで板と板の接合部を叩いて割っていたが、厚い一枚板は素人目にも割ってしまうにはもったないと感じるものだった。その接合部、思い切り叩いてもなかなか離れない。うまく組まれているのだろうが、やっと離れたところを見ると細い釘と思われたものは太く短い竹の釘だった。

鉄はサビが出るとそこから痛みやすく、昔は船作りにも塩水で錆びない竹釘が使われていたらしい。以前よく話をした若い指物師はこの竹釘を袋いっぱい持っていたが、今では竹釘を作る職人は日本で一軒だけになってしまったらしい。竹釘は表の皮の部分は使わずに四角くし、煎って油を染み出して使うと固く長持ちするらしい。昔の職人は代々伝えられてきた知恵を守っていたんだなぁ。
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ナベヤ エコノミーバイス [道具]

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ここのところヤフオクでいくつもの商品をゲットしている。と言ってもどれもとても安いものばかり。この万力は1,600円だったけど、商品としては1万円を少し下回る程度のもので、既に廃盤らしい。

でもメイド・イン・ジャパンだし、口金の合わせも綺麗なので問題なし。口金の幅も115ミリあるし、開く範囲も115ミリで、パイプを咥えることもできて、台座の回転もスムースで小型とはいえ使いやすそう。ガタもヒビも傷もほとんどなしだった。

万力は以前から何かと欲しいと思うことが多かったけど、なかなか手頃な値段のものが見つからず、今になってしまった。もっとも本当に必要なら値段は問わないはずなので、そこまで本気で欲しかったわけじゃないのかも。

でも万力があるおかげでノミのカツラを外したり、外れない刃物の柄を外したり、もちろん何かを挟んだりもできるので、だいぶ作業が早く安全にできるようになった。口金に挟んで鉄の板を曲げるような作業はほとんど頭にないので、このサイズでも問題はないと思う。とりあえずはこの万力に台をつけて、安定して使えるようにしないといけないけど、それはまた雨の日にでもやるつもり。
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ノコギリが届いたけど・・・ [道具]

ヤフオクで落札したノコギリが夕方に届いた。早速確認してみると・・・なんと!

多分このノコギリはノコギリ鍛治が問屋に下ろす前の在庫品。というのも一応歯は付いているけど、本来1枚1枚交互に振り分けられているはずの歯が全て板状で一直線。ノコギリの形をしたただの板切れ状態。

今までにも本歯付けがされていないノコギリを手にしたことはあったけど、あさりだしをしていないのは初めて。でも一応狂い取りはしてあるので(狂っているものもある)、楽しみながら形にしてみようと思う。

それに歯が細いノコギリの目立ては自分には荷が重くて、これまで福島の最後のノコギリ鍛治にやっていただいていたので、これを機会に自分でも細い歯の目立てができるようにもなるかもしれない。でも自分の目が耐えられるかが問題かも。とはいえ、作り方が想像できる部分もあり、案外面白そうでうきうきしてます。(^^)
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小型のノコギリを入手 [道具]

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短くて手軽に使える手持ちのノコギリは、折りたたみ式のものと初めて買った「とりあえず」のものしかないので、30センチくらいのまともなものが欲しいと思っていた。切羽詰まっているわけじゃないので、暇のあるときにいつものようにヤフオクを見ていたらこのセットが目に止まった。

今時柄も付いていないノコギリをいくつも欲しがる人もいないようで、わずか500円で落札。いつもノコギリは不当に安く売られているのがかわいそうなくらい。もちろん自分にはありがたいので、手元に来たら柄をつけて使わせてもらう。それに形になれば欲しがる人がいるのはわかっているので、そんな人には安く提供できるのも嬉しい。
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今日は斧作り [道具]

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今日は結構忙しかったような。午前中はバイトから戻ってすぐに刃物を幾つか研ぎ始め、砥石の面出しも数個やり、午後からは先日あまりの刃こぼれの酷さに投げ出していた斧に柄をつけて仕上げることにした。

この斧はおそらく土佐のもので、それほど古いものではないと思うけど、薪割り用というよりは木を切り倒すための形。木を伐採するための少し重めの斧が欲しかったので、これは好都合だった。

もっともこれで木を倒すことはなくて、倒した木の枝を切り落とすために使うつもり。薪にする木は切り口が綺麗な必要はないので、ノコギリより斧の方がずっと能率的。もちろんチェーンソーを使えば早いけど、一人で山の中で作業する時はできるだけチェーンソーは使いたくない。11月はとにかく薪作り重点月間なので、この斧にも働いてもらわなければならない。
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手持ちの道具をヤフオクに [道具]

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ここのところ手持ちの道具を断捨離してヤフオクに出しているけど、今日は鋸の目立てに使う金属用の目立てヤスリを出した。ヤスリの部分が7センチくらいの両刃で、小さめの鋸の目立てに使えるサイズで、30本入り。でも1本は使っちゃったけど。

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このサイズは山で使う鋸には少し小さすぎるので、自分ではあまり使うことがないのが主な理由だけど、手持ちのヤスリも十分にあるのも理由の一つ。目立てを始めた頃は下手くそで、すぐにヤスリを刃こぼれさせてしまったので、たくさん用意しすぎたみたい。最近はだいぶマシになったので、ヤスリの消耗も少なくなっている。

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ノコはたくさん持っているし、近所からの依頼もたまにあるので目立ては結構する方だと思うけど、それでも商売でやるわけじゃないから使える量は限られている。他にも少しづつ出した方がいいのかもしれない。
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土砂工事はしないけど [道具]

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ここ2年くらい気が向くとヤフオクで探していたのが、小さめのツルハシ。ピッケルくらいの大きさがあれば十分なんで、一時はピッケルを探したけど意外とピッケルは人気があって高値安定でなかなか手に入らず。それにやっぱりピッケルじゃあ折れるかもしれない。

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ということでやっと手に入れたのがこのツルハシ。柄を作るのに少し手間取ったけど、概ね思い通りに作ることができたつもり。斧の頭とこのツルハシの頭、鉄道レールの細いものの3点で1,000円なり。古くても問題ないので迷わずゲットし、今日は頑張って柄をつけた。サビはどれも見た目ほどひどくなくて、簡単に落とせた。

斧の方もいいものだったけど、残念ながら刃こぼれがひどいのと、柄を入れるひつ穴に金属製の楔が食い込んでいて取れない。焼けば取れるかもしれないけど、そんな道具はないので、一時放置。レールは小さいものだけど、これは鋸の目立てでも使うので作業場行きが決定。安い買い物だった。

そうそう、なぜツルハシなのかを書き忘れるところだった。実はこれ、クワの代わりです。地面が硬いと鍬だと曲がってしまうし、ウドの根元を掘るにも頑丈なものが欲しかったわけです。これで思い切り掘り起こすことができます。
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新しい武器の顛末 [道具]

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先日「新たな武器」というタイトルで新しい刃物を手に入れた話しを書いたけど、残念がら本体が少し曲がっていて研ぎができずに送り返した。それがすぐに修正されて送り返されてきたので、今では最高に気に入って使っている。

でもウォールナットのハンドルや鞘はかっこいいけど、どうも自分には合わないので少しハンドルの形を変えて持ちやすくし、鞘も合成皮革のベルトを外し、刃物が落ちないようにちょっとしたストッパーを取り付けたりしていた。

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この竹で作ったストッパーもそれなりに効果的だったけど・・・

でもやっぱり歩くとカタカタうるさいので、また自分で鞘を作ってしまった。見てくれは悪いけど、杉で軽いし、鞘の入り口を刃物よりも微妙に狭くして、元まで収めるとしっかり固定され動かないようにした。これで山を歩いていても音がしないし、不意に落とすこともないので、気が散ることもケガの心配もない。

それからヤフオクに出したランドールナイフは、1本売れたけどもう1本は買い手がつかずに手元に置くことにした。また10年くらいして気が向いたら出してみよう
タグ:中屋平治
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断捨離 [道具]

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最近下の記事に書いたように、和式ナイフを手に入れたこともあって、手持ちの刃物を幾つか手放している。身近な人に買ってもらったり、ヤフオクに出したりだけど、ついに意を決して大事にしていたランドールナイフも2本、ヤフオクに出してみた。強気の値段なので売れないとは思うけど、半分売れないで欲しいって気持ちがあるのは自覚している。

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ランドールはとても好きなナイフで、マスプロなのに頑なに1本1本手作りしているのも好きな理由の一つ。とても実用的なナイフで、外でもタッチアップできるし、切れ味もいい。それに比べると国産ナイフビルダーのナイフは硬すぎて、使いながら研ぐのはとても無理な気がする。こういう性格の違いは、きっと外に出るとすぐに帰って研ぐなんてできない、土地の広さも関係しているんじゃないだろうか。
タグ:ナイフ
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新たな武器 [道具]

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田舎暮らしで普通に山に入ったり、畑仕事したりしていると刃物は日常的に使う道具。自分の場合はナイフもナタも斧も鎌も使っているけど、使用頻度が一番低いのがナタ。木を相手にするなら斧の方がずっと効率がいいし、ナイフとしては重過ぎるのがその理由。

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でもナイフよりは大きくて、ナタよりも気軽に持ち出せる刃物が欲しくて、この6寸の片刃和式ナイフを手に入れた。作ってくれたのは昨年バースディプレゼント(https://photo-bici.blog.so-net.ne.jp/2018-05-01)のイカサキ包丁で紹介した中屋平治。イカサキ包丁の切れ味、研ぎやすさ、使いやすさが気に入って、同じ鋼を使っているこのナイフが欲しかった。

ところが手元に来てみたらなんと微妙に曲がっている。裏の平面が出ていなくて研げない(メンテナンスできない)ので、送り返して修正してもらうことになった。また少し時間がかかるけど、切れ味の良さはすでにわかっているので、気持ちよく使えるようになればありがたい。
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大きな鎌を作った [道具]

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先日柄の長い鎌を作った記事を書いたけど、かなり有効なことがわかったのでシッカリした鎌を見つけて手に入れた。今日はその鎌に長い柄をつけることにしたけど、今回の鎌は肉厚でナタに近い作り。そのために重さが前回の鎌とはだいぶ違うけど、使いやすそうな長さに調整したら前回の鎌とほとんど同じ長さになった。使いやすい長さというのは、使う人の身長などでけっこう決まってくるのかもしれない。
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使った感触は、前回のものが普通の鎌を棒の先に取り付けただけなので、力が入れやすくなって作業効率が上がったのは確かだけど、力が入りやすいぶん硬い草などに当たった時に刃先がよれやすかった。

でも今回の鎌は肉厚がナタ並みにあるので、多少の小枝などは問題なし。重量があるので蔦などが絡まった藪でも振り回して切ることができるので、さらに作業性が上がった。おまけに肉厚のために刃先の痛みも少ない感じで、研ぎまでの時間が延びている。少し重いことを別にすればこれはいい買い物だった。
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クワの柄を仕込んだ [道具]

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田舎暮らしを始めて小さな畑に手を入れるようになった。そこでクワやスキが欲しくなったけど、こんな農具も結構いい値段。必需品なので安いのを手に入れた。すぐに曲がってしまうのは使い方の問題もあるだろうけど、安かろう悪かろうはまあしょうがない。

そこで鍛冶屋の手打ちのクワを手に入れて、昨日早速柄を仕込んだ。少し小ぶりのクワだけど、使い勝ってはなかなか良さそう。今日はこのクワを使って畑に落花生を植えようと思っている。

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秘密兵器 [道具]

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うちの周りにはハゼの木がたくさんあり、毎年結構な数の新芽が出てくる。おまけに成長が早いので油断するとすぐに背が高くなる。実は数年前にひどくハゼにかぶれたことがあり、まる2ヶ月ひどい目にあった。それ以来樹液に触れなくともかぶれるような過敏体質になってしまい、今は目の敵のように見つけると排除している。

でものこぎりで切ろうが、カマで切ろうがどうもかぶれてしまうので、カマの柄を長くしてみた。柄を長くしたメリットは以外とあって、まずヤブ蚊に喰われなくなった。力が入れやすくて草が気持ちよく切れる。切れやすいことに関係しているけど、作業の能率が非常によくなった。もちろん手の届かない下の写真のような崖の上に生えているハゼの木も切りとれる。

ということで、もう少し厚刄のカマを手に入れてみようかと思う。
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熊手? [道具]

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ここに引っ越してきた時に、庭先に熊手のような金具が土に埋まっていた。そのままにしておいたのですっかりサビにまみれてしまったし、いつの間にか柄も朽ち果ててしまった。ゴミで出そうと思ったけど、なんとなくサビを落としたら綺麗に落ちたし、ついでに柄をつけてみようとやってみた。

ブナの枝を持ってきて適当に切断。熊手が入るように先端を切って釘穴を開けた。どうやらうまく取り付けられたけど、さてこれを何に使おうか?とりあえず畑で土をならすには使いやすいことが判明したので、多分相棒が使ってくれるだろう。

相棒は左利きなので、左手で持ちやすいように少しグリップ部分を整形してみた。使うのは今週末かな?
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鋸の目立て依頼 [道具]

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今日は先日の薪割りイベントの時にちょっと話が出た人が、古い鋸を持ってきた。銘はないけどサビもひどくないし、下刃(白く光っている部分)だけどんなものかと目立てした感じだと、かなりいい鋼が使われているようで、とてもヤスリが効いて作業がしやすい。

使い込まれて幅が半分くらいになっているので、それなりにいい道具だったのだろう。大事に使えばまだ数年は使えるはず。きっちり仕上げてまだまだ現場で使ってもらえればと思う。
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どうしたものか? [道具]

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最近、相棒が職場の仲間に声をかけてくれたおかげで、包丁の研ぎ件数が増えている。いろいろな包丁を遂げるのはありがたいのでそれは歓迎なんだけど、やっぱり砥石が減る。

だいたい研ぎに出すくらいだから刃先の痛んでいるものが多く、基本的に荒砥を使うことが多い。だけど荒砥はよく削れるけど柔らかいものが多くてすぐに減ってしまう。

今手元にある使いやすい砥石は写真の白いものだけど、節約しながらちょうど1年使ってもう5ミリもないので、新たな砥石を近いうちに買わないといけない。1年使えれば十分とも思えるけど、もっと固いものがあるのか、それとももう一度同じものを手に入れるか。

仕上げ砥石は天然が多いのでほとんど減らないけど、荒砥や中砥は本当にすぐに減るのが困る。荒砥などは安いものも多いからいいんだけど、それでも使いやすいものは値段もそれなりになんだよなぁ。
タグ:砥石
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久々の包丁研ぎ [道具]

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今年の冬は今のところ積雪2mほどで比較的雪も少ないはずだけど、隣組の雪流しを手伝ったり、地主さんの家の雪掘りを任されていたりで、日中はとにかく外で雪掘り状態が続いている。なのでブログの更新もままならないけど、今日は久しぶりに休日に雪が降らないので午前中はのんびりと過ごせている。なのでこれも久しぶりに包丁研ぎをしっかりやってみた。

相変わらず上手には研げないし、どういう刃を付ければ使いやすのか未だにわからない。なんでも切る包丁、刺身を切る包丁、骨を叩き切る包丁など、それぞれの使い方に応じた刃が付けられればいいのはわかるけど、その中でも微妙な刃付けがあるように思う。

基本的にはあまり刃厚を薄くしないようにして、刃先は比較的鈍角(多分両刃で75〜80度、片刄で35〜40度くらい)で仕上げているけど、繊細な刃が切る物によっては必ずしも切れ味がいいわけでもないのが不思議なところ。
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あ〜、やってもうたぁ [道具]

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今日は先日ヤフオクで手に入れた一枚カンナの刃を研ごうと思ったら、裏が切れていたので裏押しをした。ところが写真のように見事に半月形に刃先を割ってしまった。鋼は硬いので強いショックを集中的に与えるとあっさり割れてしまう。

これは叩いていたハンンマーの形に割れたものだけど、集中力がちょっと途切れて別のことが頭をよぎった途端に手元が狂って刃先を打ってしまった。集中できない時はやるもんじゃないなぁ。これまでに何度もやっていた作業なので油断したってのもあるけど、これでまた刃先を何ミリも研ぎ減らさなければならない、やれやれ。
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久々の研ぎ [道具]

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刃物研ぎは面白いもので、気持ちがざわついているとまず綺麗な刃が付かない。心配事もやらなければならない事もなく、落ち着いた気持ちで静かな環境でやるのが一番。

今年は年が明けてから、それなりに雪も降っていることもあるけど、日中は雪堀りが気になって刃物を研ぐ気持ちにならなかった。地主さん夫婦が揃って娘さんのところに行ってしまい、どうやら今年は春まで戻らない気配というのもあった。

それで地主さんの家の雪掘りを任されることになり、自分の家と地主さん、おまけに周りの年寄りの家の手伝いもするので、日中はとにかくずっと外にいる感じ。日が暮れるとすっかり疲れてしまい、ブログも滞ってしまった。まっ、こちらはただの言い訳です。

でも今日は冷え込んだけど晴れ間が出て雪も降らず、さっさと雪掘りを片付けた後は久しぶりに包丁を研いでみた。毎日やらないとすぐに感覚が鈍るのはスポーツでも研ぎでも一緒で、思うような刃先には研げなかったけど、また時間を見つけてボチボチやってみよう。でもとりあえず、玉ねぎを切っても涙は出ないみたいで、まあまあかな。
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