写真はクリックすると、短辺600ピクセルに拡大されます

エルマリート

冬のパリの夜は早く、午後5時になるともう辺りは暗くなる。暗闇とともに寒気も押し寄せる。で、暗くても写真はそれなりに写せるけれど、生理現象が問題だ。歳をとると近くなるのはしかたないとして、問題はパリのトイレ事情。昔はエスカルゴと呼ばれた有料の公衆トイレというものもあったけど、大抵は汚くて使い物にならなかった。いまではきれいなトイレがあるのだけれど、場所が限られている上に数が圧倒的に少ない。もっとシャッターを切りたいけど・・・。この光はほんの一時しかない・・・とはわかっていも、出したいものはだしたいのだ。コーヒーを飲みに入ればいいだけなんだけど、コーヒーを飲むとさらに利尿作用が・・・(^^;。


エルマリート

セーヌの両岸には古本を売る屋台(?)のような小さな本屋が並んでいる。昔は掘り出し物があったと聞くが、「掘り出し物はもうあり得ない」と聞いたのはすでに20年も前のことになる。掘り出し物がどんなものなのかさえ知らない私としては、興味深いものは何でも掘り出し物でもあるので、あまりこうした風評は気にならない。ここで6ユーロ也の写真集を1冊、相棒に買ってもらった(^^)


エルマリート


エルマリート

両側を川に挟まれたノートルダムには初めて行ってみた。目の前に大きなクリスマスツリーが飾られていたのはちょっと意外だったけど、深く複雑な鐘の音色にはちょっと感動した。次第に暗闇に包まれて行くノートルダムを何枚も写して来たけど、なかなか飾りたいと思うような写真は撮れないものだと思い知らされるばかりだ。


エルマリート