昨日は特別寒い一日だったけど、山梨の身延方面に行って来た。甲府から身延線に乗り替えて芦川駅で降りると、そこは殺風景なホームがあるだけの無人駅。辺りには何もなく単線が延びていたけど、でも人もなくてそれだけに気分はツーリストになれた。

紅葉に囲まれた山々の合間を進み、もういつ廃道になっておかしくないような山道を走って来たけど、車は1台も通らず思いのほか静かないい道だった。舗装は国道から入る最初の部分だけ。勾配もきつくなりすぐに石ころごろごろの未舗装になったけど、天気に恵まれて紅葉の降り注ぐ中をのんびりと風景を眺めながら走るのは、気分的にもリラックスでき、短い冬の日中ではあったけどのんびりと過ごすことができた。聞こえるのは鳥のさえずりと枯れ葉の踊る音だけというのも、暖かい日差しの中ではいいものだ。天気が悪かったら最悪だったかもしれないけどね。


温泉で暖まり、帰る頃にはすっかり日が落ちていた。


帰りは甲府盆地を眼下に眺める「みたまの湯」で露天温泉に浸かり、B級グルメで日本一となった甲府のモツ煮を食べて来た。静圏の富士宮の焼きそばもB級グルメで有名になったらしいけど、こちらはちょっと私の好みではなくて、もう1度食べに来たいとは思えなかったのは残念。もちろんまずくはないけど、ちょっと甘さがきつくて。(^^;

興味があればこの地図を参考にしてみてください。