一部のお金持ちと、ほとんどのあまり裕福ではない人の国のように感じるタイは不思議な国だなぁと、最近になって思うようになった。仏教徒が多いとは思うけど、ヒンズー教の人も多く、その影響か象の像や人形がとても多いし、象を形取った神様もいる。

それにみんな信心深くて、ビルの上や谷間、街角などいたるところにある神様には、車の中からでも歩きながらでも手を合わせてお祈りする人の姿が当たり前のように見られるし、そこらじゅうにお供え用の花屋さんが出ていて、花飾りを作っている。

それはまあ不思議というわけじゃないけど、おかまが市民権を得ていて普通にそこらを歩いて、屋台で隣り合った女性がそうだったりするし、それが特別なことだという雰囲気も感じられない。

貧富の差が大きいのだろうけど、街中を走る車はほとんが日本のホンダ、トヨタに代表され、少しだけベンツやアウディが走っている。でも日本のように軽が多いわけじゃなく、むしろ軽はほとんど見ることがないのも不思議。外国人の男性と若いタイ女性カップルも多いけど、これはやっぱりそうなんだろうなぁ。でもほとんどの人は顔を合わせれば笑顔を向けてくれる。