我が家にあるフランス原産のイチジク、ロングデュート(別名バナーネ)は、昨年の夏前に購入したけどすぐに枯れてしまい、枝を2本挿木したもの。幸いどちらも成長してくれて、丸1年で1本は2つの実を付け、もう一方は1つだけ実をつけた。

最初のひとつはあまり甘味がなくて、たぶんちゃんと熟す前に食べてしまったんだと思う。でもふたつついた方はやっと熟して来たようで、今夜は相棒と食べてみようと思う。

まだ挿木してから1年しか経っていないので、本来のサイズでも味でもないはずなので期待はできないけど、やっぱり初めての果実は嬉しい。美味しいと良いんだけど、どうかなぁ?



イチジクの実をよく見れば、先端の目(穴)の部分から蜜が滴り始めているので、熟しているのは間違いなさそう。




相棒が帰宅後にこのイチジクを収穫。どちらも1つ30gで本来のサイズの半分程度。半分に割ったら蜜がたっぷり回っている。果肉の色はちょっと黒っぽい赤で、鮮やかな赤とは違う。

食べてみると、喉が痛くなるような甘さではなくすっきりした甘さで、食感はねっとりとかなり美味しい。相棒も「このイチジク、美味しい!」と絶賛。

食感は確かに熟したバナナに通じるところがあり、バナーネの名前にも納得。来年はもう少しサイズアップして、数も多くなってくれるだろう。このイチジクを増やしてみるのも良いかもしれない。