ときどきコメントを頂くExtar12 さんの19日のブログで気付け薬のことが書かれていて(http://retro-focus.blog.so-net.ne.jp/2011-07-19)、紳士たるものヴィネグレットという気付け薬(を入れるケース)を携帯することが、コルセットを締め付けた女性と同伴する時の必需品だったらしい。センスと知性、財力などをアピールするためにも必要だったとか。そういう歴史的な背景は全く知識もないけど、実は相棒にコルセットを作ったことがある。

うちの相棒はカラダ全体が細目ということもあって、ちょっと寸胴気味(怒られるな)なんだけど、それでコルセットを着けていると細くなるという話しをしたら、欲しがってくれた。私は私で女性の細いウエストには無意識に憧れてしまう部分もあって、当時六本木にあったコルセットのオーダーを受けてくれるショップを見つけて作ってもらった。

コルセットの知識なんて全くなかったのだけれど、目的に応じていろいろな形があることを教えて頂き、生地を選び、形を選び、初心者向けのものを1つ作って頂いた。ショップの主は女性で自らも使っている方だったので、採寸も細かなことも良くわかっていたので安心してお願いすることが出来た。

一月ほどで出来上がったコルセットはとても綺麗な形で、もちろん機能的にも満足できるものだったけど、やっぱりコルセットはコルセット。締め込み方によっては全然食べられないくらいになるらしい。作ってから数年はときどき着けてくれたけど、ここ数年は全く見ていない。エアロビもいいけど、こういうのも着けてくれるとプレゼントしたほうとしては嬉しいのだが。もっとも今の時期はとてもじゃないけど暑くて着けてはいられないし、目立ってしまうと思うので、涼しくなってからかな。

このショップの女主人は、このコルセットが出来たあと体調を崩してしまい、ショップをたたんでしまったのが残念だ。

あまり下品な写真だとは思っていないのですが、不快に感じる方がいたら削除しますので、コメントを頂ければと思います。