これはある選手のブログから拝借

昨日のレース、私の結果はともかく、常勝の選手が5位に沈みました。ついに表彰台の真ん中から引きずり下ろしたのは、いつも集団の先頭で頑張っていた別の選手。彼は毎日仕事が終わると山梨の峠を走っていると聞いていました。

前回3位になった別の選手は、今回は最後の坂で遅れてしまい、先頭グループから23秒も遅れて9位でゴール。ゴール後はうなだれて、奥さんに「あんなに練習したのに・・・」と漏らした声が聞こえて来ました。

人より努力したから、他の選手より上に行けるわけじゃなく、毎日努力するから勝てるわけでもありません。でもその努力を忘れたら、間違いなく勝つことはできませんし、上位でゴールもままなりません。

「まぐれで勝つなんて事は絶対にない。勝ちを意識して、絶対に諦めず狙ってこそやっと勝てるもの」とは以前優勝した選手の言葉ですが、そのとおりだと思います。

入賞と優勝は似てるけど、いくら入賞を重ねても優勝とは違うし、その一段の差は大きな壁のように越え難いものです。でもいつかこの壁を越えて一番上に立ってみたいものです。