昨日廃材をもらいに行ったところは県境に近い山奥で、4つの小さな集落がひとつになってなんとか共同体の体裁を保っているらしい。とはいえいまでは9つの家が残るばかり。4つのうちの1つは、あるときを境に全員が村を捨ててしまったらしい。その一番奥は「峠」という集落で、ここは文字通り隣の県との県境に近い。

その最終集落に近いところで廃材を頂いて来たが、そこの集落の出身というおばあちゃんの話しだと「霜が3回降ると雪が遅い」というらしい。今私が住んでいる十日町の小さな町の天候は、このおばあちゃんが住んでいる集落の方から変化するが、先週はこの集落の奥には雪が降ったと言う。

私達のところではまだ霜が降ったようには思えないけど、これは雪が早いという事になるのか。おばあちゃんの話しでは「昔からこの辺りではそう言っているけど、どうだかねぇ」といっていたが、もう家の周りはしっかりと雪の準備がしてあった。