久々の五月晴れとなることがわかっていたので、今朝は早めにうちを出て上越に向かった。特に目的はなかったけど、途中いつも素通りしていた大好きなお酒「雪中梅」の酒蔵に寄ってみた。あまり量を作らないところで、地元だけで飲んでもらえれば良いというスタンスなので、もっとこじんまりとしていると想像していたけど、意外と立派だった。

予想通りだったのは周りの雰囲気で、一部は道路に面しているとはいえ、おそらく敷地の大部分を鬱蒼とした林に包まれた、暗く静かな落ち着いた雰囲気。そうだよなぁ、こんなところだよね。というイメージそのままで嬉しくなった。上の写真はその酒蔵の周りの田んぼで、たぶん酒米もここで作られているんじゃないだろうか。

次に向かったのは1890年に葡萄園を開設した、岩の原葡萄園へ。なんと勝海舟にぶどう酒を振る舞われて、地元に葡萄園をと品種改良と努力を重ね、ついに豪雪の地でワイン作りを成功させたらしい。ここも意外とこじんまりとしていてびっくりしたけど、実はここのワインはあまり好みじゃない。(^^;

そのあとはひたすら登り返して帰ってきたけど、最後の山を上り切るほんの500m手前で工事中通行止めの立て札。がび〜ん!でも冬場のエスケープルートがあるはずと、地元の婆ちゃんをつかまえて聞いたらやっぱりあった。とはいえ、なかなかのゲキサカで激しく消耗。参った。

まあ、それ以前にもすでにヘロヘロだったんですけどね。今日の走行距離は88.7キロ、獲得標高は1,238m。