今年を振り返るにはまだ早いけど、そろそろ走れなくなるので今年のサイクリングを振り返ってみた。自分的には今年はびっくりする一年(半年だけど)だった。



4月24日のアマンダクロカン完成記念、足慣らしサイクリングに始まり、10月25日の野々海峠サイクリングで終わった今シーズンのサイクリング。相棒と行った3回の短いサイクリングを入れて、ちょうど半年の六ヶ月間で計19回も走っている。

これって東京時代とは比べようもないけど、月3回ペース。こんなに走ったのはレースのためのトレーニングから離れて初めてで、それだけこの古くて重い自転車がワクワクさせてくれたってこと。単純に新たな喜びというか、好奇心が生まれたといってもいいかもしれない。



ブログを振り返れば、その第1回目からこの40年前の古い自転車が、「なんというか軽くカルチャーショック。きついはずのところがなぜかよく走るように感じてしまう。」と、思いがけず軽く走れることに気がついている。



それから試行錯誤。変なアタッチメントがついたり、タイヤが変わりギアが変わり、その他諸々のパーツが変化し、ポジションも変わった。おかげで昨年までは通年アベレージが10㎞/hを超えるかどうかだったのが徐々に速くなり、最後は反則ホイールとは言え19㎞/hオーバーに跳ね上がった。まさに「ありえねぇ〜」って感じ。



このスピードアップの原因は概ねタイヤ(ホイール)と駆動系パーツ、ポジションにあるとはわかってきたけど、たぶん体調も何かしらの変化があったと思う。その変化が何によるのか不明だけど、精神的な面での安定が一因かもしれないと感じる部分もある。

もちろん不安やストレスが全くないわけじゃないけど、移住して丸7年、やっとこの生活にも慣れてきたのかもしれないし、なによりいろいろ気を使ってくれる相棒の影響も大きいのだろう。それと砂糖の取りすぎを少し抑えたら、体重が4キロ近く減ったのが今シーズン後半の登りでは影響が大きかったかも。

今年はもう何回も走れないのが残念だけど、来年以降の楽しみが増えたのは嬉しい限りだし、この好調がずっと維持してくれればと願うばかり。というか、来年もこんなふうに良い感じで走れるのか、実を言えば原因がわからないだけに疑心暗鬼の不安たっぷり。

でも余計な心配をしてもしょうがない。雪が消えたらどこを走るか、これから始まる冬の間にのんびりプランを練って楽しもう。