ここ数年、夏から秋に掛けてキャンプをすることがある。奥会津は川もよくて、山の恵み多いお気に入りのエリアでもある。例によって会津田島からはマウンテンバイクで走って行くが、途中の山の幸で寄り道が多く、なかなかキャンプサイトまではたどり着かない。


一昨年は美女峠という怪しげな名前の峠を目指し、思いがけずたくさんの茸が採れて、仲間で鍋を囲んだ。昨年はキノコの不作の年だったが、一応みんなが食べる程度のものは収穫できた。


川ではイワナが釣れるので、食べるものには困らない。ナイフは山梨の石和温泉で古くから手作りでナイフを作っている、斉藤実さんの「4インチドロップポイント」。オールラウンドに何でも出来るサイズで、魚をさばいたり、薪を割ったりできる。夜はたき火を囲んで日本酒を楽しむ。今年は新潟との県境まで行く予定だが、梅雨の明けるのが楽しみでもある。


これは相棒が釣り上げたヤマメ。いいサイズだ。


イワナとヤマメが混生しているけど、いいサイズのヤマメは少ないかも。イワナは身を食べた後は骨を火で炙って「イワナの骨酒」にすると、安いお酒もいきなり美味しくなる。