11月も中旬を迎えて、そろそろ初雪がちらついても良い頃だ。昨年は大雪で大変だったこともあって、どうしても雪のことが気になってしまう。

そんな折り、お隣のばあちゃんが面白い話しを聞かせてくれた。
いわく「椿の芽(花?)が葉っぱの上に出る時は雪が少ないって子供の頃には聞いたねぇ。本当のところは、もう60も70年もここで生きていてもわからないけどねぇ」というもの。

この写真でいえば手前の芽は葉っぱの上から出ている。奥に見えるのは葉っぱの下から出ているものもあるけど、木全体を見れば確かに葉っぱの上から出ているものが多い。

雪が多い年は芽を守るために葉の下から芽を出し、雪で潰される心配がない年は葉の上に芽を出すというのは、「そう思いたい」という気持ちから出たものだとしてもおもしろい。