信州は長野駅から自転車で少々。1日に2組限定の、古民家を利用した「まほろば」という宿もお気に入り。行くのは山菜の季節やキノコ狩りの季節が多い。たらの芽、セリ、わさび、菜の花、コゴミなどを見つけながら宿までの道を上って行く。お昼は採った山菜を入れたラーメン。


使われなくなった田圃にセリが一面に伸びている事もある。セリのおひたしや、カンゾウのおひたしも手軽なおかずになる。


落ちている小枝を削って作った箸を握り締めて、ゆで上がる麺をじっと待つ連れ。食う事にはほんと〜に一生懸命(^^)


何が気に入ったのか、いろりには異常に思い入れがあるようだ。夕食をすませるとひとしきり炭をくべたり、火種を確認したり。楽しいいらしい。


林の中で見つけたオオイチョウタケに、「たべよう、たべよう!」と喜ぶ連れ。連れのこういう表情は、何度見てもつい顔がほころんで、嫌な事もいっとき忘れさせてくれる。このときは初めてのキノコで確信が持てずに採らなかった。出るところはわかっているので、次回は収穫だ。


信州や新潟ではわさびも楽しみな山菜の1つ。茎も美味しい。セリもわさびもかさばるので、背負って走るのが大変だが、食べるのを思えば苦にならない。