予定していたキャンプが熊の出没で中止になり、コテージに宿泊した今回の旅行。キャンプ場は1100mの山の上で街中の暑さが嘘のように快適な数日を過ごして来た。キャンプサイトには湧き水の池が2つあり、上の池ではカヌーやらアクアスキッパーと呼ばれる、ミズスマシのようなダイエットマシンで遊んで来た。水中翌が力を加える事でたわんで推進力になるらしい。理屈はわかるけど、これがなかなか難しくてやるたびに水没。相棒はけっこう飲み込みが早くて20mくらい進んでいた。男よりも女のほうが飲み込みが早いらしい。なんとなくわかる気がする。

アクアスキッパーで桟橋の上から水上に飛び出す相棒


キャンプ場までは7キロ強の登り。平均勾配が7%強もあるのでちょっときついけど、キノコを探しながらなんとか到着。途中オオイチョウタケが100本くらい群生しているところをみつけて、早速シチューに入れた。他にウツロイイグチ、チチアワタケ、マスタケなどが採れたが、ちょっと時期を外していたのが残念。秋にはまた行ってみるつもりだ。ウツロイイグチは薄切りにして乾燥させてみる。

山の斜面に群生していたオオイチョウタケ。クセもなくしっかりとした肉質で、どんな料理にも合いそう。去年は長野で群生してるのを見付けたけど、まだ確信が持てなくて採らなかったけど、今年はばっちり!


夜はたき火をやって、外のテーブルでワインとビールを飲んでゆっくり過ごした。最近は地面でたき火ができるキャンプ場が少ないが、ここは貴重な存在。やっぱりたき火は地面でするものだと思う。ただ、いまは相当酷い事になってしまう場合もあるらしく、できないところを責める事もできない。テントではなかったので、野外で寝るような雰囲気はなかったけど、コテージはコテージなりに便利だし、シャワーも台所もあるのはやっぱり便利。

これでふたり分?というくらいの量ができたけど、毎度の事ながらけっこう食べてしまう(^^;


夜中は結局11時くらいまで外でのんびり。他の宿泊客は2日目に1組だけで、ほとんど貸し切り状態だった。朝はフライパンでホットサンドを作ったけど、ちょっとこげてしまった。でも外で食べるのはなんでも美味しい。そうそう、目の前の池ではほとんど野生化したニジマスがいるので、それを夕食にふたり分釣ってたき火でホイル焼きにした。ちょっと肉が柔らかくて水っぽいニジマスも、ゆっくり遠火で焼けば美味しくなる。

早朝の湖畔で朝食