ルサール20ミリ、f8.0

昨日から今日にかけて、「信州の隠れ宿 まほろば(http://www6.ocn.ne.jp/~mahorob/)」に行って来た。この写真は下の記事で写っている桜の木だけど、今年はこの写真のときより1週間ほど遅いのだが、季節がさらに1週間以上遅れているようだ。タラの芽も、ウコギもあと数日後のほうが良かったはずで、ちょっとだけ残念だった。でも雨天の予報がうまいぐあいに外れてくれて、今日も長野駅に着いたとたんにヒョウと雷、大雨になったが、幸い濡れることもなく帰ってくることが出来た。


ルサール20ミリ、開放

わさびを採るのは信州旅行の楽しみのひとつ。相棒は沢の水でわさびの根に付いた泥を落とすことに夢中になっている。今回はすりおろすためのワサビには拘らず、茎と葉っぱを目当てに採取して来た。手前に写っているのはフキとワサビ。今回は季節が合わずにセリが採れなかったのが残念。埼玉でもセリが不作で期待していたのだけど。


ルサール20ミリ、開放

道ばたの三つ葉はいくつか持って帰って来て、庭に植えてみた。うまく根付いてくれればまた種をまいてくれるかもしれない。他にノビルも太いのを20本ばかり採って来て植えてみた。今までノビルとアサツキの違いがわからなかったけど、調べると球根の形が違うらしい。


ルサール20ミリ、開放

宿までの山道に入ると短い道程の中にいくつもの道祖神や庚申、馬頭観音がでてくる。戦国時代の名残りなのか、全く関係がないのかわからないが、ちょろっと1枚写して来た。


ルサール20ミリ、開放

1カ所だけ、カタクリが一面に咲いている斜面があった。カタクリは花も茎も葉っぱも、もちろん片栗粉となったらしい根っこも食べられる。数が少なくなっていると聞くが、新潟や長野ではそれこそ山一面に咲き誇っていることもある「どこにでもある山草」だ。今回も葉っぱを1枚づつもらってきたので、今晩はおひたしでいただくつもり。天ぷらもおいしい。


ズマール50ミリ f3.2くらい

今晩の客は私達だけだった。2階にある縁側はなんというんだろう?目の前にはただの山があるばかりで、他には何もない。外ではモリアオガエルが「キロロ、キロロ」と、不思議な声でさえずっている。声だけ聞いているとちょっとカエルとは思えないような声だ。


エルマリート28ミリ f2.8
夕食は都会では考えられない6時過ぎから。外が暗くなってお風呂から上がれば夕食だ。まほろばの夕食は自然のものばかりで、イワナの刺身や山菜はすべてご主人が採って来たものと、目の前の畑で作られたものばかり。どれもシンプルでいながら手が掛かっている。普通の人がやっと食べきれるほどの種類の多さが嬉しいけど、お腹が破裂しそうになる。もちろんお酒は長野の日本酒。


エルマリート28ミリ f2.8
刺身やイタリアン風の魚料理も出て来るけど、シンプルな塩焼きも炭で焼かれてスペシャル美味しい(^^)/ジビエもあるんだろうか?あれば食べて見たいなぁ。

長野からまほろば