リコーのレンズにオートリケノン55ミリ、f1.4というレンズがあり、私はすごく気に入って使っているのですが、ネットでちょっと調べると「バキバキのかっちりシャープなレンズ」という評価が多いようだ。「和製ズミクロン」という評価もあるようだが、それを否定するコメントも多い。

古いレンズでもあり当時の性能でないものも多いのだろうし、評価の基準も人それぞれだとは思うけど、あまりに自分の印象とは違う評価が多いのはちょっと驚いた。少なくとも私の持っているリケノンレンズは、f4.0辺りまで絞ればシャープになるのはもちろんだけど「カッチリバキバキのシャープ」とは言い難く、むしろまるで反対のレンズだ。人の評価とは面白いものだと思う。



コンタックスで使っていたM42レンズのひとつ、オートリケノン55ミリ。普通のレンズだけど、ちょっとだけ長いので自分の中では室内用ポートレートレンズ。それに、このレンズしっとり写るところが気に入っている。コッテリ系かもしれないので、基本的にフレクトゴンや凹ウルトロンと同じ傾向だと思って使っている。モデルが今ひとつだけど、カメラマンも今ひとつで、こんな写真しかだせませんが、過去にもリケノンの写真がでているので、興味があればタグで戻ってみてください。


以前はよく相棒のヌードを撮らせてもらった。最近はシャワー上がりをいいかげんに写す以外は全然撮らなくなってしまったけど、また写してみたいなぁ。芸術写真なんてカッコいいのは撮れないけど、なんとなく普段の部屋の中でのヌードって、ちょっと気に入っている。このレンズ、ボケもなかなか良いと思う(一応本人の了解済み)。

ヌード写真は中傷があり、残念ですが削除しました。