「文部科学省は東日本大震災の経験を未来に生かす「復興教育」に取り組む方針を固めた」というニュースを見つけた(http://www.asahi.com/national/update/1120/TKY201111190585.html)。しかし復興教育を受けなければならないのは、放射線量の安全基準値を上げた文科省だ。

雨の日の課外活動を自粛することもなく、「国が安全だと言っている」と、プールの危険を指摘されても子どもたちにプール掃除をさせる小中学校や、危険を指摘すればモンスターペアレンツ扱いの学校教員。「原子力発電はクリーンで安全です」と表記した教科書を小学生に頒布する文科省のどこに、「復興教育」語る資格があるのだろうか。