イスタンブールは初めての街で、事前に少しは調べたけどそれは行きたいところなどの情報で、街そのものの情報はほとんどなしに等しいままの現地入りでした。どこの街でもそうですが、まずはライカは手にすることなく、街がどんな感じなのかを体感するためにあまり目立たないカメラを持ち出します。まあこれはカメラを持っていても奪われないかなとか、カメラを持って路地に入っても嫌な目つきの人達がいないかななんてことの確認です。


その役目は今まではバルナックだったり、ヘキサーだったわけですが、今回はGRD4が担ってくれました。ところがISO200でもどうもM8.2のISO160より使い難い感じがしました。なぜか手振れが多くてまともなカットが撮れません。馴れの問題かなぁ。それにやっぱりM8に比べると派手さが際立ってしまいます。

それにしてもイスタンブールがこれほど急坂の多い街だとは思いませんでした。路面電車がありますが、それ以外のところは歩きになるわけですが、とにかくきつかったです。ただ写真を撮るには魅力的な街で、いつも以上にたくさん写すことができました。夜はちょっとミスをして、ゾンネタールのコマ調整を失敗し、ピンがなくなってしまったのが残念です。