四万(しま)温泉の名前は、四万の湯が「四万(よんまん)の病を癒す霊泉」であるという伝説に由来しているらしく、その伝説のようなものは700年代後半からのものが残っているが、現実的には永禄6年(1563年)に四万温泉・山口地区で田村甚五郎氏が湯宿を開いたのが最初とされているようだ。

昨日の積善館の写真にある廊下橋の反対側はこの建物に繋がっている。

今回の宿はほんとに小さな宿で、立地も商売には不利な場所だったけど、川沿いにある小さな露天はとても気に入った。下は部屋から見下ろしたこの宿の手作り露天。湯に入るとほとんど川原にいるよう。冷たい風が吹くけど、熱くなった体には気持ちがいい。

夜は露天に日本酒を(雪中梅)持ち込み、空を見上げて流れ星を探してみました。そうそう、この宿は「持ち込みは黙認します」という宿で、心置きなくお酒を持ち込みましたが、「食事のときだけは止めてください」とのことでした。でもこういうのは嬉しいです。もちろん食事のときは宿のお酒をお願いしました。

ヌード写真は中傷があり、削除しました。