昨日で「隣組」への挨拶が終わり、一応なんとか地元民としてのスタートです。あとはこれまでお世話になった人にも挨拶に行くのと、畑を借りるのでその挨拶に行くばかり。こちらも一応の挨拶はしてあるので気楽です。

今回10件あまりの家に挨拶に行きましたが、良く聞かれるのが「ずっと住むの?」「NPOでこちらに?」という声。地元の人にしてみれば、仕事もない、雪で苦労ばかりの土地に憧れて来る感覚はなかなか通じないのかもしれないし、良い時期だけ仕事や遊びに来る人もけっこういるのだろう。

でもここで通年生活をすることがわかると、「いつでも遊びに来い」と言ってくれたり、実際いろいろ声をかけてもらえる。野菜を畑から採ってくれたり、煮物を頂いたり、茸が好きだとわかれば塩漬けした茸を頂いたり、事前に「貰い物が多い」とは聞いていたけど、これはけっこうびっくり。もちろん大歓迎。

それにしても以前とは生活パターンが全く違い、寝るのは10時過ぎ、起きるのは7時前。とにかく時間がたりない日々を何十年と続けて来たけど、この数日で時間がゆっくり流れる感覚を思い出した気がする。

まだ片付けが全て終わったわけじゃないけど、「あ〜、こういう時間の流れの中に身を置きたかったのかな」と感じているところです。まっ、雪に閉ざされたらまた違う気持ちになるかもしれないですけど。