私は美味しいシメジの類いの判別がほとんどつかないので、いつも悔しい思いをしているのですが、今日もわからないキノコを見つけました。シロシメジ、ハイイロシメジのどちらかだと思うのですが(どちらも毒なし)、どなたか判別がつけば教えてください。わかれば残して来たのを採って来ようかと思います。

カサ、茎、ヒダの色は白、カサの中心部はやや茶色をおび、若いもののカサは内に巻きます。ひだは密で色は白、湾生。茎の表面はやや繊維状に見え、下がフウセンタケのように膨らんでいますが、シメジ特有のとっくり状ではありません。中は中実でしっかりしていますが、固いというほどではありませんが、クサウラベニタケのようにもろくもありません。生え方も株状にはならず、単生。まとまってサークル状に生えていました。辺りの状況は杉とブナ、椎、楓などの混生林で、日の当たらない風通しの良い山道の斜面でしたが、乾燥するような感じではありません。カサをかじっても苦みはなし、匂いはいわゆるキノコ臭でいい匂いです。クサウラベニタケではないですし、イッポンシメジでもないように思いますが・・・。