キャノンミュージアムのデータを拝借しました。東京オリンピックの年に発売されたようですが、けっこうな値段ですね。この時代だと大卒新入社員の給料は2万行かなくても不思議ない時代でしょう。

発売年月 1964年(昭和39年)8月
発売時価格 40,100円
レンズ構成(群) 7
レンズ構成(枚) 9
絞り羽根枚数 6
最小絞り 16
最短撮影距離(m) 0.5
フィルター径(mm) 55
最大径x長さ(mm)x(mm) 58.6 x 30.5
質 量(g) 200

今日のブログは特定の人向けの写真です、すみません。これは私の手持ちのキヤノン19ミリ、f3.5です。当時は「キャノン」じゃなくて「カンノン」って言っていたんですよね。えっ、違う?

綺麗なレンズに見えますが、ふちにヒビが入っていたので安く買えました。手に入れて以来、すっかりヒビのことは忘れてましたが、それくらい影響はないと思ってます。

一眼レフと同じレンズ構成だそうですが、一眼レフではミラーアップしないと使えなかったようです。コーティングがキレイですよね〜。今のレンズのコーティングはカラフルで性能もすごいですが、この時代のシングルコーティング(たぶん)は引込まれそうな印象です。

ファインダーが付いていましたが、一度も使ったことがありません。(^^;
21ミリだとファインダーを覗いて写してもいいなと思うんですが、なぜか20ミリになるとノーファインダーになってしまい、19ミリのスナップではほぼ100%ファインダーは覗かないです。というか、ファインダー見てるとシャッター押せなくなりそうな気がします。