人生そろそろ終点が視線の先に見え隠れするようになってきたオヤジだから、というわけでもありませんが、能天気ブログには全く不釣り合いな「幸せについて」です。

「幸せという字は、辛いと似ている」なんてセリフがあったような気がしますし、「光あるところに影がある」なんてのもありますね〜。

「幸せってなんだろうなぁ」と思う。欲しいものが欲しい時にすぐに手に入れることができることが「幸せを代表する行為」とは思えない。お金持ちが必ずしも幸せとは限らないらしい(想像ですが、ほんとかな?)ことからもそれは言えそう。

少し前のこと、公私ともに身の回りの根本的なことがままならず、夜中に横になっても寝ることができず、直近の不安に脂汗を流して震えていたことがあった。その後なんとか乗り越える目処が立ち、夜中に眠くなった時にはベッドに横になり、翌日の心配もなく眠りにつけると思った時、「ああ気持ちがいい、これが幸せってことなのかもしれないなぁ」と体の力が抜けた。

欲は限りないはずだけど、満足してしまえば喜びも希望も薄れる気がする。いろいろなことが必要十分には少し足りないくらいがいいのかもしれないとも思う。

「よし、明日も頑張ろう!」と思えて眠りにつくことができる状況。それが幸せというものじゃないだろうか、と、今このブログを書いていて思う。

相棒の「ふざけるな!働け!」っていう声が聞こえてきそうですから、ほどほどにしときます。(^^;

まあ、極論を言えば「健康で仕事があること」ってことになるのかもしれないし、もっと小さな「おいしいものが食べられる」とか、「好きな人と楽しみを分かち合える」とか、「欲しかったものが手に入った」ってことも幸せには違いないし、そうした小さな幸せが重なり増えていくことが幸せだっていうこともでできるんだけど。