以前、プラハのMamiさんから譲って頂いたローライフレックスには、革ケースとストラップも付けて頂いた。革ケースの革はとてもしっかりした作りでまだまだ使えそうだけど、残念ながら糸がかなり解れていて、そのままでは落とすことはないにしてもちょっと心配だった。

そこでお正月の休みを利用してこの革ケースを補修することにした。まずは麻糸と革を縫うための針を見つけて来て、麻糸を蜜蝋(ミツバチの巣を構成する蝋で、ロウソクなどにも使われる)でロウ引きした。蜜蝋は昔ナイフのさやの補修などに使うので持っていたもので、いろいろ使っているけどなかなかなくならない。ナイフのさや以外にもベルトやバッグなど、なにかと使い出がある。

糸の太さ、強さ、針の長さなどいろいろ見て決めたけど、なんとかなりそう。あとは時間をかければまた何年も使えるだろう。こうして手を加えることで、ますます愛着が湧いて来る小物達は長く使えるとてもいい道具だと思う。お酒でも飲みながら裁縫のまねごとをするのがいまから楽しみだ。

最近クリスマスや正月の内容が多いのは、もちろん忙しさから来る現実逃避です(^^; あ〜、仕事がなければいいのに・・・生きて行けないっての!(T T)