先日のキャンプは山梨県の北杜市にある、サントリーの白州蒸留所の上にあり、ときには熊が出没したりする替わりに、自然はたっぷり残っている。夜になると明かりのそばにはクワガタ、カミキリムシ、その他の甲虫や蝶やガも集まって来る。国蝶のオオムラサキも昼間はときどき見ることができ、毎年行くたびに1度は見ることができる。

そこから北上し、増富温泉から瑞牆山の麓を抜けて信濃川上にでて千曲川沿いに上流を目指した。流れは細くなるが河原の岩も大きくなり、雰囲気は最高。この写真はまだ流れの緩い部分で魚もいない。

少しづつ流れが急になると、岩の下からサッとルアーを追う姿が見られるようになるが、1度でた魚は2度目はないのが渓流魚の難しいところ。しかし、今回は抑えに考えていた2本の小渓流のうち、1本は大水で砂が堆積して釣りにならず、1本は激しい濁流だったのか、川自体が5mも下がってしまい、それに応じて流れも激しくてとても初心者を連れて行ける川ではなくなっていた。まあそれも自然の渓流ではしかたないことだ。また釣りやすい川を探さなければならないが、それもまた釣りの楽しみでもある。