縮小しているとはいえ、1/3秒でこれだけ止まれば満足

GRDとの関わりは、2006〜7年頃に相棒がカメラが欲しいといい「良いカメラがあるよ」とこのカメラを薦めたのが始まり。もちろんときどき借り出していた。

でも自分で使うために手にしてみると、今更ながらよくできたカメラだと思う。やはり4代目になるとあらゆる部分が洗練されて来るのか、微妙に使いやすいし、画像も満足できることが多い。

センサーは同じサイズなのに、画像も良くなってJPGでなんの問題もなさそう。これは露出の取り方にも変化があるような。とにかく「オート」でほぼ満足できるし、効かないと噂の手振れ補正も、自分的にはかなり効果がある気がする。

画素数やレンズ交換以外の面では今年買ったニコンD7000よりもずっと気に入ってしまった。写真を撮ることに関しては、私の場合はこれ以上はあまり(あくまでも、「あまり」なんだけど)必要としないくらい。

もちろん「趣味のカメラ」はいろいろなジャンルがあるので、それで終わらないのはもちろんだけど、きっと他のコンパクトカメラの性能も凄いことになっているんだろうな。GRDが4で終わってしまい、別の機種であるGRに移行するのは時代の流れとはいえ残念に思う。